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渋谷/10月の絵本棚「秋」

カテゴリ:親子クラス

  • 作成:辻悦子
◎親子クラス講師:渋谷 葉子
今月は「秋」をテーマに揃えました。
「かにむかし」
よくご存知のお話に「ももたろう」のエッセンスが加わり、より面白くなっています。墨の勢いのある絵と、方言まじりの語り、擬音語の響きが楽しめます。
「ごんぎつね」
新美南吉さんの名作を黒井健さんの優しい色彩が世界観を広げます。
「めぐろのさんま」
何故さんまは目黒なの?落語のオチをご存知ない方は是非お読み下さい。
「やまなしもぎ」
病気のおっかあに食べさせようと山梨もぎに出かける3兄弟のお話。昔話独特の展開と語り口が面白い。太田大八さんの絵が怖くもあり、ユーモラスでもある。
「おおきな おおきな おいも」
実際の幼稚園の遊びをヒントに作られたお話です。ラフな線と赤紫色一色のシンプルな色使いが、よりワクワク感を醸し出します。
「ピリカ、おかあさんへの旅」
サケの一生を知ると共に、自然界の厳しさや命のつながりを感じます。
「ヨッケリ なしをとっといで」
スイスのわらべ歌のリズムが楽しい。「おおかみと七ひきのこやぎ」の作者フェリクス・ホフマンの絵がとても可愛い。
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絵本のコーナーをブログで紹介してから、お母様方にも認知度が広まり、
近頃は生徒さんだけでなくお母様方からも感想を頂き、嬉しく思います。
私も次はどんなテーマで揃えようかと、絵本選びが増々楽しみになりました。
今回、私がよく利用する絵本屋をさんを幾つか紹介したいと思います。
絵本屋さんと言っても色々ありますが、大きく分けると2つ。
☆大型の絵本専門店。品揃えが豊富。欲しいもの購入することができます。
「クレヨンハウス」
絵本の他に女性向けの書籍や選び抜かれたおもちゃを扱っている。地下にはオーガニックレストランがあり、買い物のあとゆくっりとお茶をするのもいい。様々なイベントや絵本の通信システムもある。
「ナルニヤ国」
絵本の他に作家さんの展示や講習会などがあります。
☆店主が厳選した本を扱っている。迷った時は色々と相談にのって下さいます。
「ともだち書店」
駄菓子屋さんのように気さくに立ち寄れる絵本屋さん。地域で読み聞かせや催し物を開いている。日吉駅から結構歩くのがちょっと難かな。
「ちえの木の実」
渋谷から代官山(又は恵比寿)に移転し、1階店舗は狭くなりましたが、2階にはゆったりと絵本に浸れるスペースがあり、飲食持ち込みOK!登録するだけで、会費がかからないのも嬉しい!
「文教堂」
あと、近場では小杉のイトーヨーカドーの中にある「文教堂」が穴場です。品揃えは多い方ではありませんが、絵本好きな店員さんが選書しているとのこと。そして、福音館の月刊誌を扱っているのも魅力の一つです。
☆ブック・オフ
あちこちにあり、出かけ先にあると覗いています。場所によって絵本の価値が違うので、お宝探し感覚で楽しめます。自由ケ丘店は品揃えが多く、よく行きます。
☆アマゾン
新品、中古と選べます。購入すると「これを買った人はこんなのも買っています」と新しい情報を得ることができます。迷った時は「絵本ナビ」で内容を検索。
☆図書館
昨年、小杉タワービルに図書館が移籍して、広くきれいになりました。川崎市の中では小杉図書館が一番蔵書が多いとのことです。図書館は本屋さんではなかなか扱っていないものや廃版になったものに出会えます。カードを作るだけで費用はかかりません。是非、活用してみてはいかがでしょう。
*ご紹介させて頂いた他にもまだまだステキな絵本屋さんがたくさんあります。ご自分のお気に入りの絵本屋さんを探して歩くのも楽しいですよ。
絵本コーナーにガイドブックを置きましたので、関心のある方は是非ご覧下さい。また、紹介した本は展示期間が終わりましたら貸し出しも致しますので、各講師までお申し出下さい。
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