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小さくても「習作」ではなくて「作品」を目指す

カテゴリ:色鉛筆クラス

  • 作成:辻悦子

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作者の感想:櫻井浩一郎 (60代)

 この作品は、H21㎝×W18㎝という小さなサイズ。最近は、より挑戦的に作品作りをするために小サイズを選択することが多い。小さくても、「習作」ではなくて「作品」を目指す。その方が集中力と粘りを発揮しやすい。

 

 この『洋菊』では、2つのことを考えた。1つは、モチーフの第一印象を大切にすること。この花の黄色とえんじ色のインパクトの強さを表現したかった。シャープな花の表現に対して、茎や葉は不自然なくらいに暈(ぼか)している。成功しているだろうか。

 

 2つ目は、色鉛筆による混色の表現。葉と背景の緑に対して、補色の赤を下地にしている。また、花の黄とえんじ、そして、青みをそれに加えることによって、彩度を落として複雑な色調の揺らぎを生み出そうとしている。色鉛筆画は、細かい線の集積で描くため、とても手間がかかる。しかし、それによって生み出すことができる細やかで微妙な色調の変化は、色鉛筆ならではの魅力だと思う。

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