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描いている人の色が出てくる

カテゴリ:色鉛筆クラス

  • 作成:辻悦子

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作者の感想/中高生クラス アシスタント:中村朝咲(武蔵野美術大学)

赤いパプリカと黄色いパプリカ、弾けるようなみずみずしさと鮮やかな赤と黄色を色鉛筆でどこまで表せるのか、挑戦するような気持ちで描いた作品です。

 今回、この作品を描いていく中で、補色の役割を理解し、その大切さを今まで以上に感じることができました。この色鉛筆講座ではモチーフの影の部分にモチーフの色の補色となる色を重ねます。例えば赤いパプリカの場合、影の部分を赤の補色で描きます。赤の補色はと言われたら緑色ですよね。でも緑色の中にも様々な緑色があります。青みがかった緑、黄色っぽい緑…それらが赤いパプリカの赤と重なることで多彩な影を作り出すのです。美しい影はモチーフを本物以上に美しく見せてくれると感じました。

 色を重ねて、画面上で新しい色をつくる。そこにはただモチーフを観察して描いた色ではなく、描いている人の色が出てくるのだと思います。そういう意味では色とは無限大だなと、色鉛筆を通して強く感じるようになりました。

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