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諏訪敦彦監督

カテゴリ:ツジエツコ

  • 作成:辻悦子
日本美術教育連合の総会があり、竹橋の東京国立近代美術館へ行きました。国際美術教育連合(略称InSEA)の日本を代表する組織で、講演会・研究発表会・展覧会等の事業を行っています。アトリエ5のスタッフも、都図研の研究発表会に参加したり、映画「風のなかで」を鑑賞する等、貴重な機会を得ています。そして、今回は、諏訪敦彦先生(映画監督・東京造形大学学長)の講演会がありました。シナリオを使わずに役者が演じる、「即興(そっきょう)」という演出方法で有名な監督です。最新作の『ユキとニナ』では、映画初主演の9歳のこどもたちから自然な演技を見事に引き出しています。また、金沢21世紀美術館で行われた子供たちの撮影現場のビデオは、制作プロセスが大切で作品はその結果であること、作品も子供も時間と共に育っていくことを改めて感じました。懇親会で、アトリエ5の夏の人形劇の取り組みをお伝えする機会を得て、帰路も楽しくお話しさせて頂きました。そして、「子供たちには負けました。」の心境に達するコトが、実は最高レベルの実践であるという認識で一致しました。私も微力ながら、美術教育の若き担い手の育成に尽力していきたいと思います。/映画:ユキとニナ
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