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中高生クラス

デッサン経験者向け

絵でできることを
知る、
知らなかった
己を知る

表現の基礎から応用へ。
油絵の具の更なる奥深さを知り、
やりたいことを探り、磨く。
今しかできない「自分の表現」を大切に
自主的な姿勢を重んじるクラスです。
他にも細密デッサンや模写なども行います。

  • 「風景とドライフラワー」
  • サザエの細密デッサン
  • 聴想画「時刻と天候」
  • 特別工作「夜のかたち」

「いままで」を超え
「これから」を創る
「いま」の答えを
絵の具の手応えと共に

多様な解釈が可能なテーマに対し
10代の自分は何を導き出すのか。
作品と自己との対話を繰り返し失敗しつつも
成長し続ける「今の答え」を見つけます。
多忙な中高生ですが、アトリエ5では
同じ気持ちの仲間と共に成長していきます。

  • 「白」をテーマに制作、触覚的な表現を
  • モチーフとの距離感、下塗りも自由に
  • 手の有色下地デッサン、光を描く
  • 「布」を主役に、触れられない空気まで
┃ schedule ┃
時間割表は横にスクロールができます。
午前
10:00
12:00
おとな/月3回
10:00
12:00
おとな/月3回
10:00
12:00
おとな/月3回
10:00
12:00
おとな/月3回
10:00
12:00
おとな/月3回
10:00
12:00
おとな/月2回
午後
15:30
16:45
小学生/前半
15:30
16:45
小学生/前半
15:30
16:45
小学生/前半
15:00
16:00
幼児
15:00
16:00
幼児
13:00
15:00
おとな/月3回
14:00
17:00
おとな/月2回
17:00
18:30
小学生/後半
17:00
18:30
小学生/後半
17:00
18:30
小学生/後半
16:30
18:30
小学生/高学年
16:30
18:30
小学生/高学年
16:00
18:00
おとな/月3回
夜間
19:00
21:00
おとな/月3回
19:00
21:00
中高生
19:00
21:00
中高生
19:00
21:00
中高生
19:00
21:00
おとな/月3回
┃ price ┃
中高生クラス
デッサン経験者向け  120分 月3回
入会費
10,000円
月会費
8,000円/月
月設備・材料費
800円/月※上記金額に消費税、振替手数料が加算されます。
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┃ blog ┃
中高生 油絵/秋の制作「道具と色」
[中高生クラス] 2025.01.22
中高生 油絵/秋の制作「道具と色」
   大寒を迎え、一年で最も寒さの厳しい季節となりました。    中高生クラス、秋の油絵制作「道具と色」。4ヶ月の制作期間の後、年明け初回のレッスンにて合評会を行い、締めとなりました。    今回は各自が持ち寄った「道具」「自身が選択した色のもの」と、教室準備の「グラス」「アクリルケース」を組み合わせ描くというもの。  目標は、観察をもとにした描写をすること。    完成作品について、総じて皆の今持っている視点や価値観、技術が分かりやすく表現され、頑張りが感じられる一方、新たな壁、課題も充分にみえた制作でした。   合評会を終え、それぞれが感じた今後の課題は決して少なくはないと思いますが、忘れずにしっかりと心に留め、次の制作に活かしてください。    制作中に「よくみて描く」とはどういうことか、ところどころで話をしましたが、憶えていますでしょうか。  油絵制作に対して慣れてきた今だからこそ、一度本当に基本的なことを見直し、もう一回行ってみても良いのかもしれません。   自身が以前よりどう成長しているのか、振り返り自覚をしつつ、次の課題へと向かっていってください。  
中高生 油絵/春の制作「白」
[中高生クラス] 2024.08.10
中高生 油絵/春の制作「白」
中1↓ 中2↓ 中3↓ 高1↓ 大1↓ 連日続いている暑さの終わりは、まだ見えません。そんな日々の中、アトリエ5の中高生達はとても元気に部活や勉強、また夏の思い出づくりに勤しんでいるようです。   4月から始まった春の油絵制作、7月末に完成後8月初めに合評会を行い、ひと区切りとなりました。   今回のテーマは「白」。生徒各自がテーマに則したモチーフを準備し、教室準備のモチーフ(電球、蛍光灯、マシュマロ、トレーシングペーパー)と組み合わせ描くというものです。 全体での目標は幅広い色づくり、また絵の中で「関係性」を構築していくこと。これに各個人の目標を併せ制作しました。   完成した作品群は非常にバリエーション溢れるものとなり、その原因として、今年度から生徒数がさらに増加したこと、また中1から高校生、大学生と、例年より年齢幅が見られたこと、さらにそれによって各年齢差に拠る経験値の異なりに起因する表現幅が、段階的に理解しやすく、分かりやすくなったことがあるのではないかと考えました。みなさん大変よくできました。     中高生クラスでは、その時々のテーマに対して各自が「どういう絵にしようかな?」と、「答え方」を考えて描き進めます。言い換えますと、必ず作品の「ゴール(目標)」を自分自身で決めなければなりません。   小学生高学年クラスの油絵制作では、油絵の基礎基本を学び慣れるという目的がありますので、「答え方」についてはそこまで意識せず、むしろ制作の中で自然発生した自らの絵の良さ、魅力、を知ることが大切になります。   翻って中高生クラスは、その点を意識的に、または自覚的に深掘りしていくことを重要としています。そうすることで、油絵制作を介して生徒の自己形成、アイデンティティー構築の一助となると考えているからです。   「答え方」を考え実行することは、もちろんすぐにできるものではありません。身につけるには単純ですが繰り返し行うことが何より肝要です。     今回の制作で、改めてその肝要さを、また中学生の中学3年間における飛躍的な変貌とその面白さを感じることができました。       中1で、戸惑いながらもまず考えてみること。(「答え方」を考える筋肉を使ってみること。) 中2で、考えたことを少し変えたり、広げてみたりすること。(動くようになった筋肉で、いろいろな運動をしてみること。) 中3で、広げた「答え方」から取捨選択し、それを楽しむこと。(動きたいように動けるようになること。)       中学生は3年間で畏怖するほど急速に(また半強制的に)自己の世界を拡充させていきます。 そしてその人生で最も著しい成長の最中で、何においても過渡期と謳われる中で、この3年間の(絵画制作における)成長はある意味でひとつ完結した、完成の様相を呈しているように思われました。   成長することとは、積み重ねることとともに、積み重ねたものを打ち壊しもう一度積み重ねることでもあります。一度完成した砂の山をもっと高く立派にするためには、一度、ある程度崩さなければなりません。   「答え方」を考えられるようになった、特に中3のみなさんは、次にそこから離れ、新たな「答え方」について考えてみてください。それができるのもまた、中高生の特権ですので。       兎にも角にも、現在進行中である、世界の拡大、視野の広がりとともに増加した認識できること、その中で今の自分ができる最良の「答え方」をこれからも考えていってもらえれば嬉しいです。    
中高生 油絵/聴想画・抽象表現
[中高生クラス] 2024.05.01
中高生 油絵/聴想画・抽象表現
新年度が始まって1ヶ月。皆様、新たな生活にも慣れてきた頃でしょうか。ツツジが美しく街を彩っていますね。今年度もよろしくお願いいたします。   今年度の中高生クラスは昨年度よりひとクラス増設され、4クラス総勢27名。各クラス初回から活気あふれるレッスンとなり、フレッシュな中1からベテランの高校生まで、これからどのような表現を見せてくれるのか、今から楽しみです。勉強や部活、友人関係など、諸々忙しいとは思いますが、アトリエ5での時間を各自で有意義なものとしていただきたいです。   冒頭の作品画像は、昨年度行った中高生クラス秋の油絵制作「聴想画・時刻と天候」です。   小学生クラスで行った聴想画と異なるのは、中高生クラスでは各自が曲を決めること。テーマからそれに見合う曲をそれぞれが選択し、イメージを構築していきます。流行りのポップスから海外の民謡、映画やゲームのテーマソング、誰もが知るクラシックなど、実に多様な曲がモチーフとして名を連ね、それだけでも生徒一人ずつの解釈や知見の幅を感じることができました。   また、描き進め方も小学生クラスの聴想画とは大きな違いがあり、それは「曲への理解を深めた上で、直接その曲を想起させるような表現、ないし具体的な表現は行わず、自分なりの新たな解釈を得た上で抽象的に表現する」というものです。   具体的な表現を行わないとは、例えば車のCMで使用されている曲を使用した場合に、直接車を描くことはもちろん、そこで用いられているデザインされたイメージカラーやトーンなども用いらないということです。なぜならそれはもうすでに「誰かがその曲で表現したこと」だからです。「模倣」は学び方の一つとして優秀ですが、ただの安易な便乗は今回は避けて然るべきとしました。   とは言っても、もとより音楽とはたくさんのイメージが付随するものです。そこからの脱却、新たなイメージをつくり上げることは、そう易々とできるものではありません。   ですので制作ではまず、曲についての主観的、客観的双方のキーワード集めから行い、そこから簡単なスケッチを行うこと数回、ある程度の抽象的な視覚情報にまとめ、それを繰り返し取捨選択しながらスケッチブックに情報を精査、積み重ねていきました。さらに、意外性や偶然性をもたらす為に異素材でのコラージュを行い、自身の手中のみからでは得ることのできない視点を手に入れて、そこでようやくキャンバスへと移行、油絵に取り掛かりました。   制作期間のおよそ半分をアイデアスケッチに費やし、曲を通して「自分が表現してみたいこと」を模索した結果、皆、大多数の人が持つと思われる、その曲の月並みなイメージから、見事殻を破り、各自の解釈が表立って印象付ける、一枚の絵画として成立し得る抽象作品となったと思います。     今回の制作で行ったプロセスは、聴想画に限ったことではなく、あらゆる表現を行う時に利用できることであると私は考えます。静物画を描く際にも必要なことです。選択し、新たな解釈を得て、さらに選択し、突き詰めていく。この繰り返しを行うことでしか、理解できない「自分」があります。すぐにはできませんが、ちょっとずつ理解していってもらえると嬉しいです。   新たな気持ちと共に継続による充実感も併せ持ち、今年度も頑張っていきましょう。
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