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夢の乗り物-1

カテゴリ:小学生クラス

  • 作成:辻悦子
小学生クラス(低学年) 制作:2011年9月
◎制作のねらい
・楽しい旅を想像しながら乗り物のデザイン考え、外装や内装を工夫て描く。
・サインペンの発色の美しさを感じ、線描や点描など特性を活かした塗り方を工夫する。
・お友達や先生の様子を絵の中に描き入れることでクラスの仲間意識を持つ。
◎感想/講師:中家総子
今月は空想画で、クラスのみんなで「夢の乗り物」に乗って好きな所へ旅に出かけました。
低学年の多いクラスは、画材にマッキーとサインペンを選びました。春の空想画ではクレパスを用いましたが、夏のクロッキーで、みんなの画力に成長を見ることができたので、今回はペン画に挑戦してもらいました。
夏休みにお出かけした時に、乗り物に乗った思い出をきっかけに、どんな乗り物でどこに行ってみたいか考えてもらいました。「お絵かきだから普通じゃ行けない場所にだって行けるんだよ、そこでどんなことしようかな?」クラスのみんなで話し合って段々と想像が膨らんできました。
「月の上」「アマゾン!」「海の中〜」など盛り上がったところでさっそく乗り物のデザインを考えてもらいました。外装のお洒落をこだわった子、中の様子や機能に重点を置いて考えた子など様々でしたが、特に男の子は行き先に応じたパーツをどんどん描き足していてかっこいい!そして、乗り物の中や外の景色にはお友達や先生を描き入れてました。「どこに描いて欲しい?」「何しているところがいい?」工作の共同制作でクラスの絆も深まってきました。お友達と関わりながら絵が広がって豊かになっていく感じは空想画ならではです。
サインペンの先からどんどん夢が広がっていく感じに子供達も先生もワクワクしました。空想画にはその子の夢や考えやメッセージが沢山つまっています。楽しいことだけでなく時には、ちょっといけない事や、毒々しい事、へんてこなこと事なども描く子もいますが、心を開いて安心して自分を見せてくれているのだなと思います。アトリエがみんなにとってそういう場所であったら嬉しいです。楽しい旅のお絵かきは来週返却です。お楽しみに!
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