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アトリエ5こども油絵展2025を開催します
[作品展] 2025.02.22
アトリエ5こども油絵展2025を開催します
梅のつぼみがふくらみ、さわやかな香りが漂うこの頃、いかがお過ごしでしょうか。今年度もあと少しとなり、子ども達の成長を実感する充実した取り組みが続いています。 今回は小学5年生と6年生が描いた油絵を14点展示致します。数ヶ月をかけて丁寧に描かれた作品群を是非ご覧ください。ご来場をお待ちしております。 – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – 以下のブログでは講師による解説や生徒の作品をご覧いただけます。 ◉春の油絵制作:「春の休日」 https://atelier-5.com/blog/kodomo/kodomo_oil/?p=13492 各自が休日に使用するものや、よく口にするお菓子や飲み物、バナナやキウイなどのフルーツを組み合わせ、新たな始まりに自分らしさを表現することを目標に制作しました。 ◉秋の油絵制作:「私の歩み」 https://atelier-5.com/blog/kodomo/kodomo_oil/?p=13643 自分の靴と、幼少期に使っていた思い出の品を構成し描きました。もうすぐ小学校を卒業し、子どもから大人へとステップアップしていく小学6年生を中心に、今までの自分の「歩み」を振り返り、人生の節目のひとつとして一枚に残せたらというねらいで行いました。 – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – ◉Instagram:アトリエ5キッズhttps://www.instagram.com/atelier5_kids/ 幼児クラス、小学生クラス、そして高学年クラスの作品群をご覧いただけます。表現活動と共に成長する様子をお楽しみください。 ◉春の生徒募集のご案内 欠員募集は先着順となりますので、新年度からご入会を検討されている方は以下のページをご確認ください。 https://atelier-5.com/info/info_kyouyu/?p=12222 – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – [絵画教室アトリエ5] 川崎市中原区、東急東横線、東急目黒線「元住吉駅」徒歩5分 モトスミブレーメン通り商店街にある絵画教室です 子供から大人まで生徒数160名 クラス時間表→曜日時間 – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – 
小学生高学年 絵画 油絵/秋の制作「私の歩み」
[小学生高学年] 2024.12.07
小学生高学年 絵画 油絵/秋の制作「私の歩み」
   斜めに差す日暮の陽光がつくる長い影が落ち葉の上で踊る季節。あっという間の12月、年末となりましたね。今年はまだあまり寒くありませんが、今後どうなっていくのでしょうか。皆様体調にお気をつけください。    高学年クラス秋の油絵制作、今回は「私の歩み」と題し、自分の靴と、幼少期に使っていた思い出の品を構成し描きました。  もうすぐ小学校を卒業し、子どもから大人へとステップアップしていく小学6年生を中心に、今までの自分の「歩み」を振り返り、人生の節目のひとつとして一枚に残せたらというねらいで行いました。    各自のモチーフ選びから始まり、構成→デッサン→木炭で下書き→油絵で下塗り→重ね塗り→描き込み、とたくさんの工程をこなしつつ、皆よく集中し、懸命に描いていました。集まったモチーフはどれも思い入れを感じさせるもので、見ているだけでほっこりとした気持ちになりました。      制作では、春の制作時よりも油絵の具に慣れてきたからなのか、背景のグラデーション、ぬいぐるみの質感、安易に黒の絵の具を使用せず黒を表現すること、影の色や描き方など、多くを学び多少困惑しながらも、しっかり自分の頭でどのように行なっていくか考え、解決し、また新たな問題に悩む姿、そのことにどこか余裕が出てきたように感じました。    吸収と放出を繰り返し繰り返し、徐々に自分のオリジナリティーが形成されていく過程こそ、絵画制作における「成長」。それが一時だって目が離せないほど、急激に、著しいスピードでなされるのがまさに高学年なのだと、改めて今回、深く感じた次第でした。       心身ともに最も大きく成長・変化していく小学校高学年。その成長が何よりも自らの喜びであるように、またこの先、このテーマで油絵を描いたことが自信に繋がるように、皆の歩みがより良きものであることを願っています。     ☆Instagram作品ギャラリー☆        
小学生高学年 絵画 油絵/春の制作「春の休日」
[小学生高学年] 2024.07.20
小学生高学年 絵画 油絵/春の制作「春の休日」
梅雨前線が運ぶ鉛色の空から一転、熱を帯びた陽光溢れる、明るい青の季節がやってきました。今年もとても暑くなりそうですね。皆様、どうぞ熱中症にはお気をつけください。   高学年クラスで4〜6月に行った春の制作「春の休日」、皆最後まで粘り強く取り組み、無事完成となりました。   各自が休日に使用するものや、よく口にするお菓子や飲み物、バナナやキウイなどのフルーツを組み合わせ、新たな始まりに自分らしさを表現することを目標に制作しました。   今回から初めて油絵を行う生徒も多く、始まりは道具の名前から、その後準備や片付け、オイルの混ぜ方、絵の具の量や重ね方、筆遣い、陰影表現と、多くのことをひとつひとつ覚えていきました。 密度の濃いレッスンを繰り返すことでグングンと吸収し、徐々に余裕が生まれていく様子は、皆の油絵に対する、こちらが想像する以上のキラキラした憧れ、つんのめるほどの興味があったからだと、改めて感じました。   また、同時に昨年から油絵を続けている小学6年生においては、モチーフ選びの段から熟慮し、その後も「よりよい表現にするにはどうしたらよいか」という問いかけが多くありました。自分で考え、実践し、そこに疑問を呈し、また試みる。そういったややしんどい繰り返しを、心より楽しんでできたことは、共に描く仲間がいるからなのかもしれませんね。   完成後の合評会では、皆の鑑賞する力が結集し、発表者と聞き手の鋭いやり取りについて、講師の私も感銘を受け、大変充実したものとなりました。 今回で学んだこと、そして次にやってみたいことを忘れずにいてくれたら嬉しいです。   7月からは夏の工作、既に制作が始まっています。期間は短いですが、のびのびと、油絵同様心より楽しんで行っていきましょう。   ☆Instagram作品ギャラリー☆
小学生高学年 絵画 油絵/秋の制作『手の喜怒哀楽』
[小学生高学年] 2023.12.16
小学生高学年 絵画 油絵/秋の制作『手の喜怒哀楽』
  年の瀬迫り、そこかしこに慌ただしい雰囲気が漂ってきましたね。2023年がもうすぐ終わりを迎えようとしている中、高学年クラス秋の油絵制作『手の喜怒哀楽』も無事完成しました。 先日行われた合評会では、木曜クラス、金曜クラスともに活気に溢れ、皆の絵を見る力・鑑賞する力の成長を特に感じた会となりました。その後のお楽しみ会も盛り上がりましたね。   今回の『手の喜怒哀楽』はいつもの静物画とは異なり、自らの手でそれぞれの感情を表すポーズや構成、加えて背景や手の模様、色彩の計画を考えていかなければなりません。 また、手の描写はそれ自体難易度が高く、丁寧な観察と筆遣いが必要となります。   それらを踏まえ3ヶ月間の試行錯誤を重ね、結果生まれたそれぞれの作品は、『感情』がテーマだったからなのでしょうか、作者の性格や思考などの内面を著しく表出されたものとなっておりました。   普段のレッスンでは見られることのない、作者の多様な『感情』がひとつの画面上で交錯し合い、もしや本人も自覚していないかもしれない複雑な『心』として、また決して疎かにはできない『個』として、しっかりと確立されている作品でした。     今回の制作が、小学生高学年という年齢を鑑みこれから先自己形成の一助となれば大変嬉しいです。   ☆Instagram作品ギャラリー☆    
小学生高学年 絵画 模写/『冨嶽三十六景神奈川沖浪裏の模写』
[小学生高学年] 2023.03.27
小学生高学年 絵画 模写/『冨嶽三十六景神奈川沖浪裏の模写』
大地を温める雨が季節の背中を押し、見上げればいつの間にやら、桜が白く大きく青空へと広がっております。高学年クラス、1月より冬の特別制作として行っていた『冨嶽三十六景神奈川沖浪裏の模写』が完成を迎え始めました。 日本の美術作品として世界的に最も有名といえる江戸時代の絵描き、葛飾北斎による『神奈川沖浪裏』を、模写することによって知ろうという試み。一体何が凄いのか、どのような技法が用いられているのか、北斎は何をみていたのか‥。描いてみないとわからない、描いてみたからこそわかることを求め、皆懸命に荒々しい大波と向き合いました。 鉛筆での下書きから始まり、面相筆による墨線の練習、江戸時代当時も実際に使用された絵の具『ベロ藍(現在のプルシャンブルー)』による波の重ね塗り、空のグラデーションなど、様々な制作工程を丁寧に重ね、重ねる程に皆多くを学びました。実際は木版画作品ですので異なる部分も多々あるのですが、それはそれ、むしろチャンスとばかり自分なりに面白くできそうな点はアレンジを加え、ただなぞるだけの模写ではない、北斎と並んで進むような制作を繰り広げました。 細かい作業の連続、集中力も切れそうになることもあったでしょうが、そんな時はクラスの仲間とちょっとした雑談をし、意図せずとも支え合いながら制作できたこと、盛り上がりすぎた時などは先生として注意することもありましたが、実はとても素敵だと思っていました。自分の道をひたすら進んでいた北斎も、同じように誰かに支えられていたのかもしれません。 この冬、皆で行った模写。描いた大波、知り得た北斎の凄さ、共にこの教室で行った思い出があなたたちにとってよりよいものになることを願っています。
小学生高学年 絵画 油絵/秋の制作・かぼちゃといちじく 
[小学生高学年] 2022.12.20
小学生高学年 絵画 油絵/秋の制作・かぼちゃといちじく 
いつの間にか12月も中旬が過ぎ、あっという間に一年が終わろうとしています。高学年クラス秋の制作「かぼちゃといちじく」も、先日合評会を終え、熱気のこもった制作にも区切りがつきました。 今回はかぼちゃといちじく、柚子や枯れ枝を各自で構成し、色づくり、光とかげ、場面設定などを考え、全員で油絵での制作となりました。 絵の具の緑色を使わないでかぼちゃを描き、かげの濃淡を筆致の移り変わりで表し、絵全体の客観的な見え方に気を配り、それらを積み重ね、その過程で今までとは異なる絵画制作の難しさと面白さを学びました。 均質的ではない絵画制作の魅力、タッチの重なりにより生じる物質としての強さ、その触覚的な色の内から発せられる「奥」、そこに広がる形而上的な空間。平面上で完結しない、三次元的な描写を実感として解釈し、全員が「油絵制作」に臨んでいたこと、大変嬉しく思います。今までの人生経験を収斂させた一本の線で描く絵画も他の追随を許さない美しさを有しますが、一方で画面上で模索し、良し悪し関係なく全ての痕跡が作品を構成する要素となり、「過程」が一枚に混在する絵画もまた良いものです。そういった意味で著しく成長される高学年のあなた達に、「今」を映し出すことができる油絵制作はきっと向いている画材なのではないでしょうか。 制作で感じた難しさや楽しさが、これからの糧になることを願っています。 ☆Instagram作品ギャラリー☆
小学生高学年 工作/水のかたち
[小学生高学年] 2022.09.26
小学生高学年 工作/水のかたち
秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる   高学年クラス夏の工作『水のかたち』。制作期間延長の末、ようやく皆無事に完成させることができました。限られた時間で各自『水』というワードからイメージを広げ、抽象的な立体作品に挑戦、石粉粘土と多様なガラス石を用い、輝かしいフォルムのオブジェへと仕上げました。最後まで自主的な姿勢で取り組めたこと、大変嬉しいです。   今回の制作で、高学年クラス生徒の『いつのまにか今まで培われてきた力』に改めて驚かされました。 テーマやモチーフに反応し、どこまでも深め柔軟にイメージを持つ力。 『こうしたい』という思いを強く胸に、オリジナリティーにこだわる力。 手を動かしながら完成までの道程を選択し、喜びにしていく力。 休憩中に止まらない無邪気な雑談からは計り知れない、力強い作品制作。 まさに場面によって多様な表情を見せる水の如く、様々な『ちからのかたち』を発揮し、さらに成長せんとすること、大変頼もしく感じます。 ぜひお家でいい感じに飾ってくれると嬉しいです。   また既に始まっていますが、秋の油絵制作『かぼちゃといちじく』もがんばっていきましょう。   ☆Instagram作品ギャラリー☆  
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