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夏 触れて感じて
[幼児クラス] 2025.08.28
夏 触れて感じて
日照時間などにほんの少し秋の気配はあれど、残暑はまだ続きそうですね。 夏の間の幼児クラスの様子をお届けいたします。 7月は工作に取り組みました。開催中の大阪万博2025のユニークな建造物の数々を写真で見てみて、ワクワクするようなそれぞれの「パビリオン」をつくりました。もちもちで伸びの良い粘土をこねて伸ばして混ぜて丸めているうちに...面白い形ができた!こうしてみようかな?ワイヤーはどうしたらくっつく?と、創意工夫も自由にフル回転、気持ちよく手を動かしながらワクワクが増殖していく様子でした。その心のままに、生き生きと動き出しそうな生命感あふれる造形力!2025年の夏を題材に、今しかできない造形の跡。 8月は単発の制作で、氷を使って描いたり、手に直接絵の具を塗ってスタンプしたり。ひんやり&ペタペタの感触に、ちょっとくすぐったそうな表情。振り返れば感触を楽しむことにたくさん取り組めた夏でした。 多様な表現を試してみることで、意図を超えた効果に驚きがあったり、そこからまた想像が膨らんだり。   秋はどんなレッスンが展開できるか、また楽しみです。   Instagramギャラリー *作品群や活動の様子をぜひご覧ください*     ==幼児クラス生徒募集中!== 金曜クラス欠員あり(若干名) 体験レッスン受付を再開しております。 9月よりキャンペーンにて受講料割引! 通常¥1,650 → ☆期間限定 ¥650 ご予約お待ちしております。
パイナップルとアイビー・油絵と水彩
[小学生高学年] 2025.07.19
パイナップルとアイビー・油絵と水彩
   紫陽花が五月雨に潤う季節から、雲の峰そびえ蝉の声響く季節へ。  蒸し暑い日々が続き、体調管理に十分気をつけたいところですね。    今年度新たなメンバーでスタートした高学年クラス。その最初の制作、テーマは「パイナップルとアイビー」。2種類のモチーフを組み合わせ、油絵または水彩で描きました。紆余曲折、約3ヶ月の制作期間を経て、先日無事に完成し、皆で合評会を行いました。    今回初めての油絵制作だった生徒も多い中、皆非常に真剣に作品と向き合い、知らなかった表現技法を楽しみ、同時に難しさを感じながら、新たな絵画的視点を得て、作品が完成する頃には技術的にも精神的にも大きく成長していたように感じます。    パイナップルとアイビーという、シンプルながらも描きごたえのあるモチーフに各自の観察は鋭く光り、実の複雑な色彩やゴツゴツとした質感、アイビーを含めた幅広く豊かな緑色を前に、皆レッスンを重ねるごとにどんどん作品にのめり込んでいきました。  高学年クラスでの重要な制作目標である「画面内で光とかげを設定し、モチーフに立体感を与えて描く」という、小学生クラスの観察画と異なる課題を前に、初めは苦戦しつつも、絵の具が重なっていくにつれ理解を深め、単にモチーフを描いて終わりではない、光とかげの色づかいや場面設定により、画面内に作者それぞれの携える「空気感」を無意識にも醸し出すまでに至り、完成したパイナップルとアイビーは、全て異なる解釈で描かれたことがはっきりと分かる作品となりました。皆とても良い制作でしたね。    自ら学ぼう。新たな技法との出会いにその思いは強くなり、より多くのことを吸収できる。高学年の制作においてその姿勢が大切だということを改めて知ることのできた3ヶ月でした。     ***Instagramギャラリー*** *作品群や活動の様子をぜひご覧ください*      
2025年 春の絵画制作|空想画、観察画、聴想画
[小学生クラス] 2025.07.07
2025年 春の絵画制作|空想画、観察画、聴想画
投稿:川津瑛美 夏が来る覚悟をしようとした途端、ええ??まさかの梅雨前線が消え去り、梅雨明けかと思ったらまた梅雨前線が戻ってきたり、急に30度超えの夏がやって来ました。暑い。   さて、4月から新学期が始まりソワソワとワクワクが入り交じる中、アトリエ5の理念である五感をフル活用し絵画制作を行いました。     4月 空想画 「〇〇の木」 私たちの周りにはどんな木があるかな? どんな木があったら素敵かな?面白いかな? クラスのお友達と「これいいね!面白いね!」など盛り上がり、その空間には想像力豊かな物語が広がり、とても豊かな楽しい時間の中、絵画が出来上がりました。 絵の具の量やお水の量に注意し、皆楽しみながら真剣に制作を行っておりました。       5月 観察画 「魚介と新緑」 この季節の旬であるイカやアジ、アカハタなどの魚介と、アイビーやツワブキなどの新緑をモチーフに。 制作の際に気をつけたことは ・絵の具、お水の量 ・お道具の使い方、置き方 ・色を混ぜて見つけた色に近づける(混ぜ色) 触ったり、見つめたり、匂いを嗅いだり…五感を使いながら、子供たちは新鮮な驚きでとても楽しそうでした。魚って1色だけじゃなく、よく見てみると何色も見える、ザラザラしてる、ツルツルしてる、奥の方に色が隠れてる…。子供たちは見つけた新しい発見を自分でどう描くか考え、絵画にしていきました。 配置や色にとても個性が見えて、素敵な観察画を仕上げることが出来ました。       6月 聴想画 聴想画とは、音楽を聴き、思い浮かんだ形や色で絵を描いていく制作です。前半クラスはドビュッシー作曲のピアノ曲「月の光」を聴き、絵の具の上にクレヨンで型抜き模様をつけ、後半クラスは「水の音」1回目に水面を叩く音「water rhythms」、2回目に金属のボウルで水を叩く音「water drum」を聴き、紙を折り曲げ水に沈めてポスターカラーのにじみで表現、その上に水のゆらめきときらめきを金と銀のポスターカラーを使用しました。 4月5月で絵の具や水の量に気をつけて来ましたが今回は好きなように!描きたいように!思い浮かんだ内側の形や線、色、想いを画用紙にぶつけて貰いました。 抽象画の入口となって欲しいとの願いを込めた今回の制作ですが、真っ白な画面に縛りや指定のないものを描いていくことは、とても勇気が必要で、同時に迷いが生じるものです。しかし、みんな感じ取った音を咀嚼し、堂々と表現をすることができ素晴らしい作品が完成しました。 これまでアトリエ5に在籍していた子、新規入会の子も、3ヶ月で3枚の絵画制作を行う中で、表現力や考える力の成長を感じることが出来ました。     7月から約2ヶ月に及ぶ夏の工作が始まります。 暑いですが、気分一新頑張りましょう!       ***Instagramギャラリー*** *作品群や活動の様子をぜひご覧ください*
アトリエ5こども油絵展2025を開催します
[作品展] 2025.02.22
アトリエ5こども油絵展2025を開催します
梅のつぼみがふくらみ、さわやかな香りが漂うこの頃、いかがお過ごしでしょうか。今年度もあと少しとなり、子ども達の成長を実感する充実した取り組みが続いています。 今回は小学5年生と6年生が描いた油絵を14点展示致します。数ヶ月をかけて丁寧に描かれた作品群を是非ご覧ください。ご来場をお待ちしております。 – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – 以下のブログでは講師による解説や生徒の作品をご覧いただけます。 ◉春の油絵制作:「春の休日」 https://atelier-5.com/blog/kodomo/kodomo_oil/?p=13492 各自が休日に使用するものや、よく口にするお菓子や飲み物、バナナやキウイなどのフルーツを組み合わせ、新たな始まりに自分らしさを表現することを目標に制作しました。 ◉秋の油絵制作:「私の歩み」 https://atelier-5.com/blog/kodomo/kodomo_oil/?p=13643 自分の靴と、幼少期に使っていた思い出の品を構成し描きました。もうすぐ小学校を卒業し、子どもから大人へとステップアップしていく小学6年生を中心に、今までの自分の「歩み」を振り返り、人生の節目のひとつとして一枚に残せたらというねらいで行いました。 – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – ◉Instagram:アトリエ5キッズhttps://www.instagram.com/atelier5_kids/ 幼児クラス、小学生クラス、そして高学年クラスの作品群をご覧いただけます。表現活動と共に成長する様子をお楽しみください。 ◉春の生徒募集のご案内 欠員募集は先着順となりますので、新年度からご入会を検討されている方は以下のページをご確認ください。 https://atelier-5.com/info/info_kyouyu/?p=12222 – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – [絵画教室アトリエ5] 川崎市中原区、東急東横線、東急目黒線「元住吉駅」徒歩5分 モトスミブレーメン通り商店街にある絵画教室です 子供から大人まで生徒数160名 クラス時間表→曜日時間 – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – 
小学生高学年 絵画 油絵/秋の制作「私の歩み」
[小学生高学年] 2024.12.07
小学生高学年 絵画 油絵/秋の制作「私の歩み」
   斜めに差す日暮の陽光がつくる長い影が落ち葉の上で踊る季節。あっという間の12月、年末となりましたね。今年はまだあまり寒くありませんが、今後どうなっていくのでしょうか。皆様体調にお気をつけください。    高学年クラス秋の油絵制作、今回は「私の歩み」と題し、自分の靴と、幼少期に使っていた思い出の品を構成し描きました。  もうすぐ小学校を卒業し、子どもから大人へとステップアップしていく小学6年生を中心に、今までの自分の「歩み」を振り返り、人生の節目のひとつとして一枚に残せたらというねらいで行いました。    各自のモチーフ選びから始まり、構成→デッサン→木炭で下書き→油絵で下塗り→重ね塗り→描き込み、とたくさんの工程をこなしつつ、皆よく集中し、懸命に描いていました。集まったモチーフはどれも思い入れを感じさせるもので、見ているだけでほっこりとした気持ちになりました。      制作では、春の制作時よりも油絵の具に慣れてきたからなのか、背景のグラデーション、ぬいぐるみの質感、安易に黒の絵の具を使用せず黒を表現すること、影の色や描き方など、多くを学び多少困惑しながらも、しっかり自分の頭でどのように行なっていくか考え、解決し、また新たな問題に悩む姿、そのことにどこか余裕が出てきたように感じました。    吸収と放出を繰り返し繰り返し、徐々に自分のオリジナリティーが形成されていく過程こそ、絵画制作における「成長」。それが一時だって目が離せないほど、急激に、著しいスピードでなされるのがまさに高学年なのだと、改めて今回、深く感じた次第でした。       心身ともに最も大きく成長・変化していく小学校高学年。その成長が何よりも自らの喜びであるように、またこの先、このテーマで油絵を描いたことが自信に繋がるように、皆の歩みがより良きものであることを願っています。     ☆Instagram作品ギャラリー☆        
幼児クラスの2024年
[幼児クラス] 2024.12.02
幼児クラスの2024年
秋が過ぎ去り、まもなく冬が訪れようとしています。 幼児クラスを振り返ると、今年は色々な試みを取り入れてきました。度々お庭や外に連れ出したり、自然物で造形あそびをしたり。じっくり作品づくりの時間は例年より少なかったかもしれません。しかしたまに真っ向から描くことつくることに取り組むときには、真剣な眼差し、そして表す喜びを全身から発揮しているような子どもたちです。 自分の中にあるものを出すこと。外の世界に触れ感じること。仲間と共にそれを味わうこと。 感覚や感情の豊かな経験を糧に、子どもは自分の世界観や自己像を自ら育て創ってゆくようなイメージを持っています。    子どもは、人は、いつの時代も変わらないもの。とはいえ、時代そのものと暮らし、またそれを取り巻く環境も大きく変わり、大人・親の世代とも少し違う新しい感覚を持っている現代の子どもたちです。これからを生きる「未来人」の 幼児期に必要なことと、また変えずに伝えていきたいことは何か。いつも考えていなければ、と感じています。   子どもたち自身がより主体となり「表すことが楽しい!」「自分で感じたことや考えを実現することができる」と感じていけるような活動を、そしてそこに「美しい」を共有できる瞬間があることを目指して、共に楽しんでこれからも豊かな時間を創ってゆきたいと思います。   ☆Instagramこどもクラスギャラリー☆ 作品・活動の様子をご覧いただけます↑   ======================= <幼児クラス募集情報> 残りわずかの2024年度、1~3月は新年度に向け定員枠を一部拡大して生徒募集を継続いたします。 新年中〜新年長さん、ぜひ通常レッスンの体験にお越しください。 *タイミングにより2025年度からのご入会待機(ご予約)とさせていただく場合がございます。
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