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小学生 絵画/春の絵画制作
[小学生クラス] 2022.06.13
小学生 絵画/春の絵画制作
春の陽気から束の間の熱気、そして湿り気の梅雨へと絶えず移ろう季節の中、新たなメンバーでスタートした小学生クラスでの制作も早3カ月。各クラスで親睦が深まり、活動にも弾みがついてきました。遅くなりましたが本年度もよろしくお願いいたします。   4月から6月は五感をつかった春の絵画制作を行いました。 4月の空想画ではあったら嬉しい公園や、いつか住みたい未来の街をとにかくのびのびと描きました。空想画でのポイントは、『空想すること』にしっかりと向き合い、恐れず、解放的な気持ちで臨むことです。自分の『好き』を爆発させ、禁忌を超え、夢中で筆を動かしてほしい。終わった時『やりすぎたかな』と思うくらいでちょうどよく——私の立場的に大きい声で言い辛いですが——作品としてどうかは空想画ではあまり重要ではなく、それよりも『出し切る』経験をすることがとても大切です。自分のこういう風にも描くことができるという枠を広げられた発見や自信が礎となり、1年間の制作を支えていくのです。今回も多くの良い『解放』があったこと嬉しく思います。   5月は旬のものであるイカやサザエの貝がら、新緑のもみじをよく観察して描きました。『みる』だけでは分からない触感やにおいも感じとってこそ、写真では分からないイカのぬめりや光沢、吸盤の触り心地まで楽しんでこその観察画です。観察された絵というものはしばしば『リアリティ』を求められますが、所謂写真みたいに描かれたもののみがリアルな絵ではありません。私は単に『リアルに描かれた絵』よりも『リアルを感じて描いた絵』を大切にしたい。『自分は観察してこう感じたよ』は誰一人全く同じではなく、自然と違いが生まれるものです。今回のまさに十人十色となったイカやサザエの貝がら、皆が良く集中して観察し感じて描けた証です。それができたこと、誇りに思ってくださいね。   6月はただいま制作中の、音または音楽を聴いてそこからイメージを広げ描く聴想画です。抽象的な表現を意図的に行う少し難しそうな制作ですが、やってみるとそんな心配もいらず、皆絵の具での表現を工夫し、腰を据えて取り組んでいます。今回は『水』をテーマに前半クラスと後半クラスで異なる音楽を聴いて描いています。曲名はまだ秘密にしてあります。知っている子もいましたが。完成が楽しみですね。   春の絵画制作、どれも思い出深く、それぞれ意義あるものとなりました。7月からはいよいよ夏の工作が始まります。皆でより楽しく行えるとよいですね。   ☆Instagram作品ギャラリー☆    
親子/まどさんと絵本とわたし
[親子クラス] 2022.03.27
親子/まどさんと絵本とわたし
講師 / 渋谷葉子 2010年5月にアトリエ5にて親子クラスを開講し、2018年3月に新城NAYA「みどりなくらし」に場所を移しての足かけ12年。この2月でクラスを閉講致しました。長くもあり、過ぎてしまうと短くもあり、思い返すと様々な事が蘇ってきます。 クラスを開講するにあたり、どのようなコンセプトを持って進めていくか模索する中で、私の背中を大きく押してくれた出会いがありました。まどみちおさん100歳の展覧会でした。 詩人として知られるまどさんが、50代の頃に絵を描き始めたということに驚きでした。クレヨンやボールペン等、身近な画材から成る作品は宇宙を思わせるような広さを感じられ、いつまでも作品の前から離れられなかった感動を今でも覚えています。 50代といえば今の私と同じ。ここで出会ったのも何かの縁と改めて詩集を読み直しました。そして、まどさんの子どもに対する愛情の深さを感じ取りました。これをカリキュラムに落としたいと出来たのが「ぞうさんの帽子」です。「ぞうのひめちゃん」の絵本、帽子作り、「ぞうさん」の歌を歌う。このコンセプトを伝えるのは簡単なようでなかなか難しいですが、「ぞうさん」の歌の母と子のテーマは永遠です。ずっと歌い継がれていって欲しいですね。 これを機に、絵本を導入に造形遊びに展開するスタイルが確立しました。私は子育ての頃、子どもにあまり絵本を読んだあげられませんでした。それが、ひょんな事から小学校の図書ボランティアを始め、その後どっぷりと絵本にハマり、今は大人の絵本の会に顔を出しています。そこで得たことは、読む側から読んでもらう側になった時の心地良さ。立場が変わるとこんなにも感じ方が違うという事を知りました。絵本は子どものためだけでなく、大人のためでもあるという事を。お母様方にもこの心地良さを伝えたかったのですが、感じて頂けたでしょうか? 私はまだ保育の現場におりますが、学校を卒業して入った頃と比べると、子ども達の生活や社会の環境は大きく様変わりしています。「子どもらしく伸び伸びと」とは? そして日々疑問に感じる中でのこのコロナ禍、更に厳しさを増し困惑しています。 でも、どんなに世の中が変わっても、本来持っている子どもの本質や子を思う母親の気持ちは変わらないということ。そして本当にいいものは、世代が変わっても必ず伝わるということ。それを確認できた充実した12年間でした。 最後に、私にこのような場を与えて下さったアトリエ5の辻先生、みどりなくらしの堀様、本江様、そして出会った沢山の子ども達とお母様方。一生の宝物となる素敵な時間を過ごさせて頂きました。この場をお借りして感謝とお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。 渋谷葉子 ***** ↓ 親子クラスの過去の活動記録をご覧頂けます https://atelier-5.com/blog/kodomo/oyako
幼児 絵画/たいせつなこと
[幼児クラス] 2022.02.07
幼児 絵画/たいせつなこと
  今年度のクラスもいよいよゴールが見えてきました。新しい学年への進学を控える子どもたちは、身体も顔つきも、心も、すっかり逞しくなったように思えます。 「もうお兄さんなんだから」「もうすぐ小学生だもんね」良い意味でもそうでなくても、そんなことをつい言ってしまいそうになる、おとな。過去と比べて、未来に備えて、成長を喜ぶこと期待することは当然です。 でも、今のあなたそのままを精いっぱい生きている、そのこと自体を一番喜んでいい。凸凹のある今のバランス、それをそのまま。   1月の制作のテーマは、みんなの大切なもの。 生まれて最初にもらった宝物。ずーっと持っていて、死んだあとも持ってるもの。 漢字で書くのは初めて!ひらがななら余裕!辿々しく、そして誇らしげに真剣に画面に向き合う子どもたち。 側で見ていて、素敵なその文字やその音の響きにどんな想いが込められたのだろうと思いを馳せると、胸の奥がじんと温かくなりました。   さてそれらの周りを彩る段階では– ちょっと緊張、の筆遣いから だんだんと想い動き溢れて 線はからまり、色ははみ出て 水で薄まり溶け出す淡色の面白さ 手についた色もスタンプしちゃえ、とか いまこの瞬間感じていること、 これまでとこれからのど真ん中にいる自分 自分が今、今の自分であるっていう 大切なことをそこに表す –そんな制作のひとときになったのではないかと思います。   あなたが  あなたで  あること。   もうすぐ作品展。子どもたちの色々な時間が詰まった作品群が、会場に並ぶのがとても楽しみです。   ☆Instagram作品ギャラリー☆   ============== 【幼児クラス新年度生徒募集】 ☆春の体験レッスン受付スタート☆ 空席には限りがあり、希望クラスへのご入会は先着順となります。 【日時】木・金曜日 15:00~16:00  4月  7.   8日 鉛筆でクロッキー  4月14. 15日 春の空想画 *いずれかの日程をお選びください *参加費¥550 ☆ご紹介の方は無料 詳細はこちらから↓
幼児/ミニクラス報告そして御礼
[幼児クラス] 2022.02.04
幼児/ミニクラス報告そして御礼
アトリエ5での造形の楽しさを、たくさんの小さな人たちにお届けしたい!との想いから前年秋に始まった、月1回のワークショップ型レッスン『幼児ミニクラス』今年度分が、先日修了いたしました。 絵の具が好き、工作が好き、自由な表現が好き、生きものを描くのが好き、絵は実は少し苦手、、アトリエに集まる子どもたち、それぞれの個性を持って来てくれます。 さまざまなテーマで画材や素材に触れて、新しい感覚・新しい表現に出会える体験となっていれば嬉しいです。ダイナミックに筆を動かしたり、両手がぐちゃぐちゃだらけになったり、それで笑い合える和やかな空間。その中でも「美しい」「面白い」に出会えると、子どもたちの目は輝きます。五感をいっぱいに使い、自分を解放し表してみること、幼児期にはまずそれが大切と考えています。 初めての場所にドキドキな参加者さんたちも、帰る頃には晴れ晴れな表情。作品と共に、おうちの方へも届きましたでしょうか。 お席に限りのある中でしたが、毎回たくさんの方にご応募・ご参加いただき、改めまして誠にありがとうございました。   幼児ミニクラスとしての次期開催は未定ですが、新しい春からの<幼児クラス>の生徒さんの募集を開始いたします。連続した講座で仲間と一緒に制作するのも、きっと素敵な刺激に満ちていることと思います。是非、この機会に体験レッスンにいらして下さい。 詳細、お申し込みはこちらから↓   また、まもなく開催予定の『アトリエ5 作品展 2022 』にて、実際の生徒さんの作品群を是非ご覧ください。こちらは近日、HPに詳細を掲載いたします。
小学生/人物クロッキー
[小学生クラス] 2022.01.27
小学生/人物クロッキー
  アトリエ5ではすっかりお馴染みのクロッキーで今年最初のレッスンが始まりました。年に数回、講師とアシスタントがモデルになって10分間で1枚仕上げます。ここでのクロッキーは線1本引く事に十分集中できるよう、消しゴムを使ってはいけない決まりなのです。   長くアトリエに通う子は当たり前のように鉛筆を削り、良い姿勢でスタンバイ。初めての子は「消しゴムは使っちゃいけないの…!?」と、ちょっとびっくりしながらも、いざスタート。描き始めるとシンと静まり、夢中になってそれぞれのペースで観察をして手を動かしての繰り返し。   ・・・10分後、タイマーの音で終了の合図。描いたページを広げてスケッチブックをズラリと並べて見てみると、みんな10分間という短い時間を上手く使ってよく描けている印象です。しかし、中には少し悔しい表情を浮かべる子も。こちらがあえて言わなくても、「次はもう少し大きく描こう!」「マスクが難しかった」など、自分の描き上げた絵をみながら次の作戦を立てているのです。 そんな生徒さんの姿を見て頼もしく感じました。不安な世の中が続きますが、今年も教室でのびやかに楽しく制作をしましょうね。   ===こども美術コース・インスタグラム=== https://www.instagram.com/atelier5_kids   ===小学生クラス・入会待機中の方へ=== お待たせしており申し訳ございません。すでに待機リストにお名前がある方は2月から順次、改めて担当の奥原からご連絡をさせていただきます。恐れ入りますが引き続きお待ちください。
幼児/工作「ゆめ色たまごのリース」
[幼児クラス] 2021.12.17
幼児/工作「ゆめ色たまごのリース」
ホワホワの玉は、それぞれの夢を込めた「たまご」。柔らかなフェルトの原毛を、羊さんの匂いもリアルに感じながら、優しくコロコロと泡立て丸めて作りました。この夢のたまごを迎える、巣づくりの冬の工作。身近なところから様々な「秋」素材をみんなに集めてきてもらいました。街の中の公園や通い慣れた道沿いでも、自然の豊かさを感じられる季節です。   さてアトリエに集まった豊富な素材たち。色づいた葉っぱは乾いて、手にするとカサカサパキパキ。小枝もいろんな形や手触りや色み。大量のどんぐりをかき混ぜジャラジャラ。丸くてトゲのある実は振るとパラパラ小さな種がこぼれます。五感に呼びかけるそれらに惹きつけられる子どもたち、自然と見せ合いっこ・交換こが始まり微笑ましい姿でした。   円く絡めた少しの蔓を土台に、素材を選んでくっつけていきます。たまごの居心地を思いやり、温かく丈夫に。針金やリボン結び、毛糸の巻き付けなど、色々な手仕事に回を重ねるごとに手慣れてきて、植物を触る手にも優しさが添えられます。黙々と手を動かし、ゆったりと穏やかなレッスン時間。素材の選び方や配置のバランスに、これまでの絵画制作などでも見られてきたその人らしい表し方が自然と出てくるのが面白いです。骨太で素朴な感じ、チャーミングなアイデア、アクセントを効かせるために引き算を心得ている感じなど。   仕上げの日。夢のたまごたちを取り付けると、生き生きと、とても素敵な作品となりました。想いが吹き込まれ、枝で囲まれた余白にも温かな空気を抱くよう。 どんな夢かは子どもたちの心の中ですが、それらもまだふんわりと柔らかで、きっとたくさんの可能性に満ちているのでしょう。優しく守られ温められて、いつか孵りますように。 もう気づけば木枯らしの冬です。この季節が巡るごとにぜひご家庭に飾っていただければと思います。   ⭐︎作品ギャラリー⭐︎     === 生徒募集情報 === 【幼児クラス】 月3回/木・金曜日/年中〜年長さん対象 現在両クラスとも満席の為、新規募集を停止しております。内部進級者のクラス編成が整う来年2月頃に、次年度の募集情報詳細をUPする予定ですので、どうぞ今しばらくお待ちください。   =お問い合わせ= https://coubic.com/atelier5/contact
小学生 工作/チクチクワーク
[小学生クラス] 2021.12.13
小学生 工作/チクチクワーク
  12月に入って気温が下がり、街の装飾や聴こえて来る音楽もだいぶ冬らしくなって来たな、と思うこの頃です。アトリエに通う子どもたちも厚手の上着やマフラーを身にまとい、すっかり冬の装いになってきました。   さて今年の冬の工作は糸と針でチクチクワークに挑戦しました。でもそれだけではありません。実はチクチクの支持体となるフェルトも手作りしています。「本当にこの細長い羊さんの毛が布になるのかな?」と最初は疑問に思いながらも、優しく丁寧に泡立てていくとあら不思議。レッスンが終わる頃には1人1枚、色とりどりの布が完成しました。   初回に作ったフェルトを丸く切り、回を重ねるごとに刺繍やビーズで装飾を施していきます。それぞれのペースで拘りを持って取り組んでいました。9月にコラージュを経験していたので、それが活かされており工夫が凝らされた見事な作品が続々と完成しています。壁に掛けられるような仕上がりになっているので、おうちでぜひ飾ってみてくださいね。きっと、あたたかな気持ちになる事でしょう。   3月の作品展で冬の工作「早春の野原」はみんなの作品がズラリと並ぶ予定です!その様子も今からとても楽しみです。   ===インスタグラム=== こども美術コースの作品はこちらからご覧いただけます。 https://www.instagram.com/atelier5_kids   ===小学生クラス・募集終了=== 今年度の募集は終了いたしました。来年度は在籍の生徒さんが優先となりますので予めご了承ください。またすでに待機リストにお名前がある方はお席が空き次第、順次ご連絡をいたします。恐れ入りますが引き続きお待ちください。
小学生 絵画/秋の光・家・ドライフラワー
[小学生クラス] 2021.11.16
小学生 絵画/秋の光・家・ドライフラワー
浅い角度で差した陽が自らの影を秋色に染め長く伸ばす季節。小学生クラス秋の観察画『秋の光』も季節の移り変わりと共に完成となりました。今回は通常の観察画と異なる手順で進め、皆が春から培ってきた実力を遺憾なく発揮し、新鮮さとどこか漂う懐かしさを伴った作品となりました。 スタートは絵の具で『秋の光』を筆の代わりにスポンジや歯ブラシ、ヘラなどを用いて表現。光と言えども白や黄色のみではなく様々な色が混在していることを知り、「暑さ」から「寒さ」へと移行する10月を肌で感じたまま、画面いっぱいダイレクトに描きました。 そしてその上から黒のコンテでたくさんのドライフラワーと、家でスケッチしてきたものを観察し描写。鉛筆やクレパスにはないカラッとしたぼかし表現や線の強弱、さらに9月のコラージュ制作で身につけた構成に工夫を凝らしグイグイと手を動かしていきます。 最後にカラーコンテで『秋の光』を追加。始まりに光を描いた時とは約ひと月経ったことで季節がさらに押し進められ感じ方にも違いが生まれます。折り重なる色と色が複雑に関係し合い、観察画でありながらそれぞれのイマジネーションが良く感じられるものとなりました。 ドライフラワーの不思議な手触りとにおい、想像を裏切る重さ また慣れ親しんだ故に普段気にも留めずに目にする自宅の時計やいす、カレンダー そして身体の内と外で感じとる変容し続ける光、季節。 『時間』という不変非ざる事象を、様々な『観察』を駆使し、『不変』として絵画に落とし込んだ名作です。 是非お家のお気に入りの場所に飾って下さい。
幼児 絵画/浴衣を着た先生
[幼児クラス] 2021.11.05
幼児 絵画/浴衣を着た先生
  <幼児クラスアシスタント おりはらみなこ:記> 10月の観察画は、「浴衣を着た先生」でした。 いつもなら、人物画は、クロッキー(消しゴムを使わないで、鉛筆で描く)だけでしたが、今回は、時間をたっぷりかけ、着彩までしました。 人物を描くのは、幼児さんには、少しハードルが高く、子ども達にとっても、講師にとっても挑戦です。 それでも。これまで、お花や果物の、匂いを嗅いだり、感触を確かめたり、時には味わったり!アトリエ5 が大切にしている「5」感をフルに使って、よーく観てきたから、一人一人キチンと観る力はついてきている筈! 人物画は、観察画の中でも特に観る力が、わかりやすいのです。 着物の色や柄、小さな指輪やイヤリング、座っている姿勢…。 今一度、持ち帰った絵を丁寧に眺め、子ども達の挑戦と頑張りを、今の成長を観て、褒めてあげて欲しいです…。 レッスンも無事半分を超えて、来年3月の作品展が、今からとても楽しみです。   ⭐︎作品ギャラリー⭐︎   === 幼児クラス生徒募集情報 === 【幼児クラス】 月3回/木・金曜日/年中〜年長さん対象 現在両クラスとも満席の為、新規募集を停止しております。内部進級者のクラス編成が整う来年2月頃に、2022年度の募集情報詳細をUPする予定ですので、今しばらくお待ちください。   【幼児ミニクラス】 月1回/金曜日/年少〜年中さん対象 学びや楽しさはアトリエ5幼児クラスの濃縮版。ゆったりのペースでレッスンに慣れつつ、幼児期ならではの表現活動をお友達と思い切り楽しみましょう。また、こちらで受講体験をされた方は2022年度には月3回の通常幼児クラスへスムーズに進級していただけます。 11月〜1月 各日程・残席わずか!*詳細   =お問い合わせ= https://coubic.com/atelier5/contact
小学生 絵画/移ろう季節
[小学生クラス] 2021.10.25
小学生 絵画/移ろう季節
  ここの所、寒い日が続きますね。今月は季節の移ろいを感じながら、秋の観察画の真最中です。まだ汗ばむ日もあった10月の初め、モチーフのドライフラワーを描く前に「秋の光」をイメージして先に絵の具で背景に色を付けました。「光って何色かな?実は黄色や白だけではないのです。」初回のレッスンではそんな切り口から始まり、「では今の季節の光はどんな色だろうか。」と自分が感じるピッタリの色を作り、画用紙いっぱいに広げました。制作の途中、ある低学年の女の子が「寒いと暖かいの間はピンク色なんだ。」と教えてくれました。また全体的に先月のコラージュ効果もあって画面構成に力が付き、背景だけでも見応えがあります。ご家庭でも作品について尋ねると、思いもよらぬ工夫や意図を話してくれるかもしれません。   そんな思い思いの光が差した画用紙に、次はいよいよドライフラワーを描いていきます。ふわふわで可愛い物もあれば、ちょっと不思議な生き物のようなモチーフもあります。沢山ある中から自分で選び、そっと運んで黙々と描く。秋は集中力がぐんと上がり、どのクラスもテンポよく進んでいます。   今週は宿題だったおうちで描いてきたものが作品の中に登場する予定です。外の光と、家の中にある物と、アトリエのドライフラワー、絵の中で大集合。さて、どんな作品に仕上がるのか今から楽しみです。   【小学生クラス2021年度 募集終了】 コロナ禍で定員を減らしている為、今年度ご入会の募集は終了とさせて頂きます。
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