体験を予約する

┃ blog ┃

春を広げる、春を深める
[小学生クラス] 2016.05.09
春を広げる、春を深める
日を追うごとに増す陽光が、目に映るものをより鮮やかに彩らせる季節。新年度も早一ヶ月経ち、新メンバーとなったそれぞれのクラスも軌道に乗ってきました。4月は春の空想画。低学年は新しい鯉のぼり、高学年はシチュエーション毎にオシャレな鳥を考え描きました。まっさらな紙に臆することなく、どこまでも線や色を広げていく新1年生。参考資料を活かし、よりよい一手を探りながら、世界を深めていく新6年生。同じ空想画でも、考え方や描き方は年齢によって異なります。しかし「自分で考えたもの」を表現することが面白くないはずありません。プロセスは違えど、完成作品と共にある笑顔はどれもステキでした。実はこの「自分で考えたもの」というのは、他が思っているより遥かに純粋で脆く、そして尊いものなのです。言うなれば、自分のためだけの線、色、世界。表現というものは、経験を重ねるにつれ、否が応にも「他人」が介在してきます。それが悪いことでは全くないですし、誰かのためでしか生まれない美しさも存在します。しかし、自分が何をしたいのかを「知っている」ことは、表現することの根幹、基礎となるものです。その基礎を、表現することの限りない喜びを、まず始めに思う存分味わって欲しい。表現することのスタート、「春」を迎える今だからこそ、自分だけの線を広げ、自分だけの色を深め、自分の「良い」のみで世界をつくり、それを揺るがない根として欲しい。そんなことを、私も空想していたアトリエ5での春、皆良いスタートを切ることができました。
はるのかぜ
[幼児クラス] 2016.04.25
はるのかぜ
       幼児クラスも気持ちのいいあいさつで新年度を迎えました。新しい季節は子どもたちも意欲や期待に満ちています。でも少し緊張もしてるかな?4月のテーマ「春の風」に乗せて、心も軽くふんわりとほぐしましょう。 春の風。どんなふうに吹いていた?冬の風と違うところは?目に見えないけれど、その感じを色で線で表してみます。「かぜさん、くるくるまわって〜、行っちゃった」「青のかぜさんと黄色のかぜさんの追いかけっこみたい」滑らかな描き心地や、偶然出来たにじみなどを味わいながら、軽やかな線描にのせて絵の中で子どもたちは風になりきるかのようです。みんなの絵の中に風が吹いたら、たんぽぽの綿毛がふわふわりとやって来ました。綿毛みたいに風に乗れたら何をする?「動物園に行きたい」「妖精さんと一緒に遊びたいな」「雲とダンスしてる」「シャボン玉も飛んで来た」ふとしたきっかけからの空想の世界への飛躍に躊躇がない子どもたち。それいいね、とお友達と話しながら次々浮かぶ柔らかな発想で、画面の中には色々なものが登場していきます。出来たぁ!の声が元気に弾んで、絵の中のストーリーを聞かせてくれる子どもたちは、風の世界でたっぷり遊んでたった今舞い戻ったばかりのような、満足げで朗らかな表情をしていました。幼児クラス、今年一年も楽しい展開が待っていそうです!  ===== 幼児クラス(4・5歳児) 生徒さん募集中 !=====新学期のリズムも軌道に乗った頃でしょうか?何か楽しいおけいこをとお考えの方、現在定員に若干の空きがございます。是非この機会に体験レッスンにお越し下さい。季節感あるカリキュラムでレッスンを行います。◎お問い合わせ ☎044−411−5154(要予約)◎受講料1500円 見学随時無料◎5月の開講日:12・13日/19・20日/26・27日(木・金曜日 15時〜16時)◎内容:春の観察画(五感で感じて描いてみましょう) 
始まりの一枚!
[小学生クラス] 2016.04.18
始まりの一枚!
 4月初めのレッスンは、自己紹介そしてクロッキーから始まりました。もじもじちょっと恥ずかしそうな一年生、堂々と胸を張って発表する子(一年前を思うと凄い成長‥!)様々な自己紹介がありました。お友達の自己紹介をちゃんと聞いてあげることも大切です。しっかりと拍手。こうして自分の発表する力と人の発表を聞く力が少しずつつくのだなと、自己紹介の大切さを改めて感じます。自己紹介のあとは、皆お待ちかねの絵を描く時間です。オシャレをした講師がモデルとなり人物クロッキーを行いました。クロッキーとは短い時間で対象を捉え描くことです。今回は、10分で一ポーズを2、3回行いました。モデルをやっていると皆の真剣な視線が熱い熱い!講師にとって、とても幸せな時間です。最後は「自由に描きた〜い」や「えーもう一回描くの?」と初めてのクロッキーにちょっとばて気味の子も。それでもクロッキーは自分で自分の成長を確認できる記録のようなもの。毎年、同じ時期に年3回行います。一年後、子ども達は、このスタートの一枚を見返してどんな風に思うのかな。これから様々な生活の経験を通して成長していく子ども達。皆のやる気満々の顔を見ていると、まだ見ぬ作品に期待で胸が膨らみます。ただ今、4月の制作が始まっています。完成をお楽しみに!    
庭のスケッチ会 2016
[小学生クラス] 2016.03.29
庭のスケッチ会 2016
  開催:2016.3月28日(月) 朝からの冷たい雨のため井田公園での合同写生会は中止になりましたが、小学生クラスは庭でスケッチ会をしました。どの花もまだ満開ではないけれど、芽吹きの勢いが庭に充満していて、感度の高い子ども達は「わあ〜!」と、素直に反応していました。夏のスケッチ会でお馴染みの本田お手製の「枠」を用いて構図を決めると急に静かになり、スケッチブックには伸びやかな線が次々に生まれました。 この季節ならではの色鮮やかなシャクナゲは目を引きますが、もみじの新芽、花桃、貝母、シャガなど表情の優しいものも好んでいた様です。また、鳥の巣箱、灯籠、車?も人気で、それぞれの小さな春を見つける穏やかな表情をそっと見守りました。 思いがけなく頑張っちゃった?感のスケッチ会でしたが、お弁当の後には天気も回復し、庭でシャボン玉に興じたり、渋谷の折り紙講座で盛り上がるなど、クラスを越えて楽しいひと時を過ごす事ができました。 また、今回は現役の美大生2名をゲストにお迎えして、梅を木炭で描いて頂きました。お二人共アトリエ5の小学生クラスと油絵クラスに在籍されていた良きライバルで、子ども達は「すげえ〜!」とか言いながら少し憧れの視線を送っていた様です。 今年度も多くのご支援を頂き、誠にありがとうございました。新年度は、4月4日(月)の小学生クラスからのスタートになります。スタッフも少しの間お休みを頂きますので、宜しくお願い申し上げます。
友達と梅
[小学生クラス] 2016.03.23
友達と梅
◎ 講師:本田雄揮/制作:2016.3月ねらい・1年間過ごしてきたクラスの仲間への思いを込めて描く。・4B鉛筆の線にこだわった表現、モノクロの構成の美しさを感じる。・季節の花、梅を観察し、冬から春への移ろいを知る。 暖かい日差しが増え、確かな春の足音を感じられる3月。今年度最後の制作は、クラスの友達と梅を描きました。1年間、共に制作を支えてきた仲間。その思いを鉛筆の線に託します。 お互いモデルをし合いながらの10分クロッキーを行った後、同じように梅の枝を描きました。「先生、この小さい蕾は人間でいうと何歳くらい?」「赤ちゃんみたいだから1、2歳かな」「じゃあこの開き始めているのは私達くらいかな」「そうだね」「じゃあこっちのこれは先生だね!」「先生はもっと若いです」冗談の中に感じる確かな観察する心。優しい線で成された梅は、スケッチブックを閉じるとこぼれてしまいそうなほどでした。その後切り取ったクロッキーを、バランスを考えながら画用紙に構成。そして最後に背景を絵の具で彩色。今回はカラフルな色は使用せず、白と黒のみの「モノトーン」で行いました。理由は、思いを込めた4B鉛筆の線を大切に見せたいから。子ども達もそれに納得。さもそれが当たり前のことのようにすんなりと受け入れました。「絵のこの辺りが弱い気がする」「ここの黒が強いなあ、これだと線が目立たない」「いい色が出来たよ!きれいな丁度よいグレー!」モノトーンで絵づくりしながら出てくる言葉は、およそ小学生のものとは思えません。この1年間で培ってきた、描いて、見て、感じる心で、丁寧に紡いでいきます。完成のタイミングも自分で判断。「これでよい」ではなく「これがよい」を自ら見つけ、皆満足のいく終わりを迎えられました。今回は一見、地味に感じられる作品かもしれません。しかし、実は全くの逆。暖かく膨らむ4Bの線。悩みながらも楽しんで考え抜いた構成。細かな調節を何度も繰り返した絵の具。例えるならば、多くの人が目を奪われるような、咲き誇る色鮮やかな花の美しさではなく、道に転がっている小石の中から同様のものを感じ取る感覚。特別なことはない、日常の中から美しさを見出す力。こんなに豊かなものはありません。今回でアトリエ5での制作が最後の子も多くいます。ここで自ら育てたその力に自信を持ち、新たな世界へと一歩ずつ進んで行って下さい。
おめでとうのお花
[幼児クラス] 2016.03.21
おめでとうのお花
◎講師:渋谷 葉子/制作:2016.3月 3月に入ると進級、入学に向けて、子ども達の気分はウキウキ、ワクワクとはち切れんばかりです。そんな子ども達へ、一年間頑張ったごほうびとお祝いのお花を用意しました。チューリップ、ガーベラ、フリージア、ポピー、デルフィニュームまずは目で見て、触って、匂いをかいで「どんな感じ?」「やわらか〜い」「スベスベしてる」「あんまし匂いがしない」感じたことを言葉にしてみる、観察画の最も大切にしていることです。そして、鉛筆で形を描いていきます。4月の頃と比べると、自信を持ってグイグイとらえられるようになりました。クレパスの色塗りでは色を何色も重ね、少しでも近づけようと挑む姿が見られました。クラスによっては歌が飛び出したり、シ〜ンと集中したりとまちまちですが、いずれのクラスもすてきなお花が描けました。 仕上げの絵の具は「お花のことを考えて塗りましょう」自分の思った色作りをし、たっぷりと塗る絵の具と筆使いの心地よさを先月と今月で習得した子ども達。仕上がった時の「よしっ!」という納得のいった最高の顔!作品はお見せできますが、この顔をお伝えできないのが残念でなりません…。 今年も子ども達の成長を見守ることができ、大変嬉しく思います。ご家庭の皆様、温かいご支援ご協力ありがとうございました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 〜幼児クラス・春の体験募集〜 幼稚園が始まるこの時期にさあ、おけいこを始めてみましょう 対象:新年中・新年長木曜日クラス:4月/7・14・21日金曜日クラス:4月/8・15・22日時間:いずれも 15 : 00〜16:00 お問合せ ☎044−411−5154
新しい春!
[小学生高学年] 2016.03.20
新しい春!
油絵クラスでは珍しく、白梅を色紙仕立てにしました。ひな祭りの頃に庭の老木を愛でながら自分でひと枝を選んだのが新鮮でだった様です。今年は花付きが良すぎて、描くのはちょっと大変そうでしたが、莟や蕊の表情まで丁寧に描いてくれました。面相筆を用いて薄墨で骨描きの練習を重ね、次第に線を磨く事への関心が高まり、ピンと張りつめた静かな時間に圧倒されました。しばらくすると細い線も自在に描ける様になり、顔彩で色を添える頃にはすっかり自信に満ちた表情になっていました。 数年前に、講師の中上がこども達にも日本画の素晴しさを伝えたい!と、鳥獣戯画や紅白梅図屏風などの模写を考案し、熱意溢れる指導をしてくれた事が、今回の作品群にも生かされています。 最終回の合評会で、アトリエ5は自分らしい絵を描けるのがいい、同じテーマでも他の人が違う考えを持っているのがおもしろい、落ち着く場所、工作や季節の楽しい制作があっていいなど、逆にアトリエ5へのエールも多く、作品だけでなくすっかり成長したこども達が眩しく感じられました。 新しい春が始まります。この作品を最後に卒業する生徒さんもいますが、自分の考えを信じて、それぞれの場で力を発揮していきましょう。また、ご家庭のご支援にもここに改めて御礼申し上げます。    
友達を描く
[小学生クラス] 2016.03.09
友達を描く
◎ アシスタント:春日千尋一年間、肩を並べて描いたこのメンバーでの制作もあと少しでおしまいです。最近では、鉛筆の音だけしかしないほど静かだったりわいわいと皆で空想を膨らませるように、おしゃべりが止まらない時があったり。何も言わなくても自分たちで切り替えて制作の雰囲気を作り上げていることを頼もしく思います。同じクラスの仲間の影響は、時に講師の指導よりも大きく、子ども達を成長させていました。どの作品も一人では、生まれなかった作品です。最後の制作は、そんな仲間である友達を作品にします。まずは、友達をモデルにしてクロッキーをしました。モデルをする子は、ポーズを工夫したり絶対に動かなかったりと、とても真剣です。モデルの役目をこんなに理解してしっかりとできる子どもっているのだろうか。と感心します。自分たちが描いたことがあるからこそ、適当になんてできないのでしょう。描く側も、モデルをしてくれている友達の気持ちに答えようと一生懸命に、その子の存在を目で追い鉛筆で描きます。子ども達の鉛筆の線は、いつもに比べて丁寧で優しく、友達に対する「思い」を感じました。その線は、友達を描いているのですが、実はその子自分自身の心の成長の証のようでした。完成まで後少し。完成が楽しみなような寂しいような。という少し複雑な気持ちですが、この時間を最後まで大切にしたいと思います。
伝えたいこと
[親子クラス] 2016.03.07
伝えたいこと
◎講師:渋谷 葉子 親子クラスを立ち上げて、この4月で7年目を迎えます。絵本の読み聞かせを導入に造形活動に展開してきました。子ども達やお母さん方と一緒に少しずつカリキュラムを練り上げてきました。その中のひとつ「おおきなかぶ」はもっとも大事にしているカリキュラムです。子どもが大好きな繰り返しのお話で、「うんとこしょ どっこいしょ」「ぬけないね」とセリフのリズムがまた絶妙です。 そして、最後はみんなで力を合わせて「うんとこしょ どっこいしょ」お友達と係わりが持てるようになってきたこの時期だからこそ、テーマ活動として取り組みにも最高です。そして、お話ともう一つ大事にしている「伝えたいこと」 この絵本の挿絵を描かれた佐藤忠良さんのこと。このお話は教科書にも載ったことで誰もが知っていますが、佐藤忠良さんが画家ではなく彫刻家であることはあまり知られていません。また、小学校の美術教育の礎を築かれたことはプロフィールにも殆ど載っていないのです。アトリエ5ではこの忠良さんの教えの言葉をお部屋に飾り、大切にしています。ブログでも何回か取り上げてはいますが、なかなかご家庭まで伝わりません。親子で取り組むクラスだからこそ、是非伝えなければと考えています。ずがこうさくのじかんはじょうずにえをかいたり、じょうずにものをつくったりすることがめあてではありませんきみのめでみたことや、きみのかんがえたことをきみのてで かいたりつくったりしなさいこころをこめてつくっていくあいだに しぜんがどんなにすばらしいか、どんなひとになるのがたいせつか、ということがわかってくるでしょうこれがめあてです今の社会は「早く 早く」と成長を促す傾向にあります。 「いま、このとき」という時間を大切に、もっとゆったりと過ごしてほしいと思います。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・【親子クラス 春の生徒募集中!】4月より新たにクラスをスタートします! お席に若干空きがございます。この機会にぜひ、ご入会をお勧めいたします。 親子クラス (毎月第1・3水曜日)  2才児クラス 10 : 30 〜 11 : 30    3才児クラス 13 : 30 〜 14 : 30 お問い合わせ ☎ 044−411−5154
体験を予約する