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渋谷/11月の絵本棚「双子の絵本作家/田島征彦と田島征三」
[親子クラス] 2015.11.11
渋谷/11月の絵本棚「双子の絵本作家/田島征彦と田島征三」
◎親子クラス講師:渋谷 葉子 最初は私のセレクトには入らない作家さんでしたが、 絵本の読み聞かせで読んでもらったのがきっかけで、すっかり魅力に取りつかれてしまいました。 一卵性双生児として生まれた二人は、ケンカをしながら常にお互いを意識し、やがては同じ絵本作家への道を歩みます。 お互い、画風が似ないようにと常に葛藤があったてたと思います。「たじまゆきひこ・たしませいぞう」と名字の読みをあえて変えているところにも、個に対するこだわりがより、二人の作風を深めているのだと思います。 おすすめベスト3 ■「じごくのそうべい」作/田島 征彦 桂米朝・上方落語を題材としています。 綱渡りの最中に落ちてしまったそうべい。綱から地獄に落ちていく場面転回がとてもよく描かれています。地獄という恐ろしい世界をえんま大王をはじめとするキャラクターがとてもユーモラスに描かれているのも魅力の一つです。また、関西弁が関東人の私にはとても心地よく入ってくるので、何度でも読み返したくなる一冊となっています。 ■「とべバッタ」作/田島 征三 表紙の絵からしてのもの凄い迫力 !! 物語が始まる所からグイグイと引き込まれていきます。太い線と筆の力強いタッチ、そして色彩を押さえところが私は好きです。見ていると自分がバッタになった気持ちになります。 ■「ふたりはふたご」田島征彦・征三 小さい時に高知で過ごした思い出のお話です。 作風の違う二人ですが、それでも絵柄が見事に溶け合っているから不思議です。 描きながらも二人は遊んだり、ケンカしているような、そんな楽しさが感じられます。
本田/小学生:サンマとハラン(観察画)
[小学生クラス] 2015.11.02
本田/小学生:サンマとハラン(観察画)
小学生クラス  2015年10月  ◎ 感想/講師:本田雄揮(月・水曜日クラス) ・5感をつかい季節を感じながら旬のものを観察して描く。 ・絵の具やクレパスの美しい表現を考え、正しい使い方で絵づくりを行う。 日が落ちるのが日に日に早くなり、色づいた葉が目に心地よい季節。 10月は今が旬のサンマを観察し描きました。 食卓でよく目にし、好物な子も多いサンマですが、生のものを観察し描くことは全員初めて。 実際に触ったり、においを嗅いだりしてサンマの新たな魅力を見つけていきます。 生魚なので、触れることが苦手な子も多いかな?と当初少し心配だったのですが、予想に反して皆グイグイ。 不安気な顔をしていた子も、両手で抱え「やわらかーい」と笑顔。 「先生、目、触っていい?」「口の中、舌みたいなのがあるよ!」「おなかのところ気持ちいいー」 サンマ人気が止まりませんでした。 存分に観察し、4B鉛筆で形を描き、クレパスで色付け。 うろこのキラキラや背の暗い色を丁寧に作っていきます。 今回はクレパスの全色を使うこと、高学年は黒色を使わないことを目標に掲げ、色づくりを工夫しました。 「先生、サンマの背の暗いところでクレパス全色使ったよ!」 「いい色だけど、ということは、他の部分はまぜ色しない予定?」 「先生、何言ってんの、それじゃつまんないっしょ!」 もう言うことありません。 脇役のユズやアサリ、落ち葉も気を抜かずに黙々と描き、最後は背景。 絵の具で同系色を作り、筆づかいや水を混ぜる量を調節して重ね塗り。 一回塗れても、絵全体のバランスを考え、必要なところに手を加えていきます。 作品の完成とは『示された工程を終えた』ではなく『手を加えるところがなくなった』なのです。 自分で悩み判断することが『絵を描く』ではなく『絵をつくる』ことへとレベルアップさせる秘訣です。 それぞれが最後まで考え、完成させた秋満載の観察画、皆大変ステキでした。 『観察』することを繰り返していくと、徐々にモチーフの目に見えない部分も感じ取り、表現できるようになってゆきます。 モチーフの色や形のみでなく、もっと深いバックグラウンドに思いを馳せ、自分の中に取り込み消化する。 『観察』が『感察』になるわけです。 一般的な観察する力よりも、もっと目に見えづらい力ですが、『表現すること』に楽しさを感じ始めたら『感察』する力が育ってきた証拠です。 今回皆が頑張った『絵をつくる』気持ちを忘れず大切にしてほしいです。
辻 /小学生:ワタリガニとハラン(観察画)
[小学生クラス] 2015.10.29
辻 /小学生:ワタリガニとハラン(観察画)
小学生 火曜日クラス 制作:2015年10月 ◎講師:辻悦子 本田から「今年の秋は魚介類でいきます!」というお題が出まして、 スーパーを何軒もはしごして、、、火曜日はワタリガニをチョイス! 枯れたハランやドングリを並べると、「きれ〜い!」と歓声があがり、 指先でそ〜っと触って匂いを嗅いだり、観察タイムは大騒ぎでした。 「クロッキーの線が良かったので、みんなの線を信じたいと思います。」 自分で見付ける方が楽しいからカニの描き方なんて教えません。(笑) 時折目が合うと「うんいいよ、その調子!」とうなずいて応援するだけ。 クレパスは2色3色4色とどんどん重ね、ハランの枯れ色も妥協せず、 描写しました。そして、絵の具の回では同系色について学び、自分の絵 にしていくプロセスに満足している様子でした。 合評会でも工夫した点や頑張ったところを堂々と発表し、成長著しい 10月になりました。力作ぞろいなので、是非額に入れて飾って下さい。 我が子の絵がある幸せは、きっと豊かさとは何かを教えてくれます。♡ *facebookに写真を追加しました。→制作の様子☆ 生徒作品☆ *額店:世界堂(新宿・横浜)ウエマツ(渋谷)伊東屋(銀座) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【小学生クラス・2016年度 生徒募集中】 現在、定員に達するクラスが多く、お待ち頂くケースがでているので、 新年度の小学生クラスは、全6クラス開講と致します。在籍生徒様の ご希望を基に1月末にクラス編成を行い、2月1日から欠員募集です。 体験や見学など直接ご来校頂いた方を優先して、調整致しますので、 お早めにお問合せ頂けると幸いです。なお、11月と12月は工作の ため、見学のみとなりますので、予めご了承下さい。 お問合せ:☎044-411-5154(10:30〜18:30 休:日曜日) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・      
渋谷/幼児:おおきな かぼちゃ(観察画)
[幼児クラス] 2015.10.28
渋谷/幼児:おおきな かぼちゃ(観察画)
幼児クラス 制作:2015年10月 ◎感想/講師:渋谷 葉子 今年の秋の観察画は、かぼちゃを描きました。 まずは抱えて重さや手触りでモチーフを感じること。 観察画のときに最も大切にしていることです。 買いに行って気づいたのですが、お店では切った状態で売られているんですね。 丸い状態のものはあまり見かけませんでした。 「よく見て描きましょう」 今回のかぼちゃはあばた模様が多く、描くのも塗るのも大変でしたが、 細かい所までよ〜く観察している時の眼差しは、子どもとは思えないくらい真剣でした。 「みんなのクレパスの中にはどんな緑色がありますか?」 みどり、きみどり、ふかみどり、おまけの色として「はいみどり」を追加しました。 「大きくて重たいかぼちゃ、しっかりと塗りましょう」 まわりは秋の赤い葉っぱとどんぐりでお飾りしました。 そして、たっぷりと作った絵の具でたっぷりと塗りました。 塗り終えた時の子ども達の顔は、自信に満ちあふれていました。 4月から半年が過ぎ、秋の観察画は子ども達が最も力をつける時期です。 今回もたくさんの名作が生まれました! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【幼児クラス・無料見学会のお知らせ】 11月は冬の工作を行う都合上、見学のみとなりますので予めご了承下さい。 来春4月入会をご希望の方もお気軽にお立ち寄り下さい。お待ちしてます。 ■水曜日クラス(年長のみ)13:30 〜 14:30 ■木・金曜日クラス    15:00 〜 16:00 ■お問合せ:☎044-411-5154(10:30〜18:30 休:日曜日) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
渋谷/10月の絵本棚「ジョン・バーニンガム」
[親子クラス] 2015.10.19
渋谷/10月の絵本棚「ジョン・バーニンガム」
◎親子クラス講師:渋谷 葉子  今月はジョン・バーニンガムを紹介しています。 1936年イギリスに生まれる。子どもの頃はトレーラーハウスで暮らすことが多かった。両親が教育に関して前衛的な考えを持っており、自由で共学この風変わりな学校を見つけては何度も転校していた。 また、母方の祖父が牧師で、子ども向けの物語を書いていたことも彼のルーツかもしれない。若い頃は兵役を拒否し、色々な仕事をしながら世界を回っていた。その後、美術学校に通い、絵本作家の道に入っていった。 ■「ガンピーさんの ふなあそび」 訳/光吉 夏弥 ガンピーさんが小舟を川下りをする途中、子どもやたくさんの動物たちが次々に「わたしも乗せて」とやってきます。 ■「ねんころりん」 訳/谷川 俊太郎 生きものたちが眠くなり、寝床を探し、眠りに入っていく。やさしい言葉の響きが心地よいおやすみなさいの絵本。 ■「おじいちゃん」 訳/谷川 俊太郎 おじいちゃんと孫娘とのふんわりとしたふれあいの中に、老いについて、死についてすがすがしく描き出しています。 ■「いつもちこくの おとこのこ」 訳/谷川 俊太郎 ジョンがお勉強しに出かけようとすると、ワニやライオンが現れてカバンに噛み付き、遅刻してしまいます。理由を告げても、先生はまるで信じてくれません。 ■「ずどんと いっぱつ」 訳/渡辺 茂男 ちっぽけで太っちょのメス犬シンプは、誰にも貰い手が見つからず、とうとう捨てられてしまいました。ところが、ある出会いがシンプの運命を大きく変えます。 ■「ねえ、どれがいい?」 訳/松川 真弓 次々と繰り出される奇想天外な選択肢に子どもたちは「どれもイヤ」と言いながら、大喜びであれやこれや悩みます。夢と遊び心たっぷりの絵本です。 ■「くものこどもたち」 訳/谷川 俊太郎 山登りの途中、アルバートは崖から落ちてしまった。ところが…。写真と絵が組合わさったコラージュの表現がこのお話をより幻想的な世界へに。 ■「はる なつ あき ふゆ」 訳/岸田 衿子 四季の移り変わりが画面いっぱいに繰り広げられていきます。自然の美しさを教えてくれる絵本です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【追伸】貴方ならどっちを買います? 斬新な形式で愛されている「つきのぼうや」先日、原書を手にして比べてみました。 日本で出版されているのは縦長で横に開いていくもの。 原書は四角い形で、下から上に開いていきます。 また、色身が全然違っていてとても鮮やかです。 同じページを見比べると、お話の世界観が変わって見えます。 初めて見た時は、シリーズの2作目かと思うほどでした。 これはどういう事なのでしょうか? 日本で出版する場合、少しでも多くの本が売れるようできるだけコストを下げます。そのためサイズを小さくしたり、印刷するためのインクの色数を減らしたりするのです。 あなたがこの本を買うとしたら、安い方を選びますか?それとも、色のいい原書を選びますか?
春日/小学生:秋刀魚とハラン(観察画)
[小学生クラス] 2015.10.14
春日/小学生:秋刀魚とハラン(観察画)
小学生クラス(月•水) 2015年10月 ◎ 感想/アシスタント:春日千尋 今月の小学生クラスは、魚介を描いています。 月水クラスは、秋刀魚が主役です。 今の時期は、食卓に良く出てくるので、秋刀魚の 登場に昨日食べたー!などと盛り上がりました。 まずは、二人で一組になり、配られた秋刀魚に 触れてみました。おなじみの秋刀魚ですが、 生の状態で見ると沢山の発見がありました。 ヌルヌルする~黒いところは少し硬いよ。 舌がある!顎が黄色い~目も触ってみていいかな~。 手が臭い〜! 観察したあとは、画用紙に向かい鉛筆で描きます。 そして、クレヨンにある色を全部使い、秋刀魚の 何ともいえない微妙な色を作り塗っていきました。 描いていると秋刀魚が、だんだんと目が濁り、 状態が悪くなります。 いつまでも同じ状態で描けないというのが なまものの、モチーフの醍醐味です。 傷んでいく秋刀魚を前に、限られている時間を 感じたのか、だんだんと静かになっていくこども達。 今しか描けないこの秋刀魚を描き切ってしまおう! という気持ちがアトリエを満たします。 その真剣さが本当にかっこいい。 完成が楽しみです! ======================== 【土曜特別講座 こどもいけ花クラス 】   一回完結のレッスンです。お気軽にご参加下さい。     ◎対象 幼稚園時年中〜小学生 定員8名      ◎日時10月31日(土)11月28日(土)     ◎受講料+お花代(前納制)      アトリエ5生徒さん 3,120円(税込)          非会員の方 3,440円(税込)             ☆お申し込みは開催日の一週間前までにお願い致します。  お問い合わせ:アトリエ5☎ 044-411-5154 ========================
渋谷/お月見と野菜スタンプ
[親子クラス] 2015.10.12
渋谷/お月見と野菜スタンプ
親子クラス 制作/2015年9・10月 ◎感想/講師:渋谷 葉子 葉が色づき、過ごしやすい季節となりました。 先月は「お月さまを愛でて欲しい」と毎年恒例のお月見制作をして、お団子を食べました。 しかし、子ども達はお月さまよりも、やはりお団子の方が印象に残ったようで…(笑) そして、先週は「野菜のスタンプ」をして遊びました。 4月からスタートしてちょうど半年。 2クラス共定員に達し、親子共どもいいクラス作りができてきました。 水曜日クラスは全員来年幼稚園に入園予定のお子さんばかり。 夏休みが終わり、いよいよ幼稚園を決める段階になりました。 幼稚園のお兄ちゃんを持つ先輩ママがいるので、色々とナマの情報を聞けるのが嬉しいですね。 また、このクラスに韓国人のお母さんが2人いらっしゃるので、夏休み明けはちょっとした文化交流の場にもなりました。 子ども達もママ達のパワーをもらい、恥ずかしがりやさんだった子もずいぶんと弾けて、大きな声でお話をしてくれるようになりました。 毎回「今日は何をするの?」と意欲満々!お月見制作では、ハサミがとっても上手になっていたのにビックリしました。 金曜日クラスは2〜3才と年令に幅があります。この時期の1才差はかなり大きいものです。 定員に達したばかりということもあり、走る子もいれば、お友達と物の取り合いをしたりとトラブルが絶えません。 ですが、ほとんどの子が一人っ子なので、こういう経験は大切です。 「いけない」と教えることも必要ですが、経験の少ないこの時期はある程度吐き出させてあげることが必要だと思います。 そのためには、お母さんも「見守る」我慢がいることでしょう。 このクラスにはお婆ちゃまがいらっしゃるので、そのワンクッションがクラスのいい関係を作っています。 2クラスの成長がこれからも楽しみです。 次回は秋のお散歩会です。 秋の色を探しながらお散歩をして、更に交流を深めたいと思います! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【新年度入会説明会のご案内】 秋のキャンペーンにお問合せを頂き、誠にありがとうございました。 現在2クラス共に定員のため、説明会のご予約をお薦め致します。 日時:2016年2月26日(金)14:00〜14:30 参加費:無料 各回8名様 親子同伴
辻 /小学生:空想画「旅絵本・いってきます」
[小学生クラス] 2015.10.06
辻 /小学生:空想画「旅絵本・いってきます」
小学生 火曜日クラス 制作:2015年9月 ◎感想/講師:辻悦子 今回の絵本作りもお家のデザインからテンポよく始まり、旅行プランの ラフスケッチもイメージがどんどん溢れ会話も弾みました。じゃばら式と いう形も新鮮で良かった様です。   往路は、起(出発)承(乗り物)転(寄り道)結(目的地)で折り返し、 復路もドラマチックな展開で、ようやく7場面目で「ただいま!」です。 途中、「誰かに読んでもらえるといいね。」と言うと、色鉛筆の筆圧を 調整して発色に工夫がみられ、世界に1冊の素敵な宝物になりました。   「みんなが大人になって、子供が生まれたら、この絵本を読んであげま しょう。それまでずっと大切にして下さいね。」と言うと、初めは「?」 と少し驚いた表情でしたが、しばらくすると絵本を大切そうに抱えて頷い てくれました。   子どもたちは発表会でも堂々としていて、アドリブも冴えて驚きました。 観客も身を乗り出してユニークな展開に引き込まれていました。互いに 讃え合う和やかな雰囲気の中で、丁寧なもの作りの良さが共有できて、 収穫の多い9月でした。   秋の空想画は、肩の力を抜いて自由に空想に遊び、充電満タンにしてから 10月の観察画に備える様にしています。今年のモチーフは、魚介類で少し 難しいかも?いえいえ大丈夫。自信をつけた子ども達にご期待下さい!  
本田/空想画『旅絵本』
[小学生クラス] 2015.10.05
本田/空想画『旅絵本』
小学生クラス  2015年9月  ◎ 感想/講師:本田雄揮(月・水曜日クラス) ・夏のことを思い出しながら『行きたかったところ、行きたいところ』を自由に空想する。 ・絵本の形式であるじゃばらを活かし、色鉛筆での表現を工夫する。 朝晩のひんやりとした空気に、キンモクセイの香り。 夏から秋への移ろいを楽しめるこの季節。 9月は秋の空想画、今回は『旅絵本』です。 じゃばら形式にした画用紙に、順を追って自分が行きたい場所、行きたかった場所を描いていきます。 まずは、スケッチブックにアイデアを言葉で書き出し『旅行プラン』を計画。 すぐさまページが埋まっていく子もいる一方、なかなか筆が進まない子も。 今回は一枚の絵画ではなく、絵本としての『流れ』を考えなくてはいけないので、いつもとはちょっと違う視点が必要です。 しかし、悩んで顔を曇らせていた子も、友達との会話がきっかけで表情は晴れやかに。 ワイワイと盛り上がりながら、目的地や移動する乗り物、道中での出来事を膨らませていきます。 『人と話す』ことで、アイデアは広がり、まとまるものです。 そのアイデアを、いざ絵本にしていこうとなった途端、皆グッと集中モードに。 外の暑さによる気だるい空気がここだけ薄れ、もう自分の『旅』に夢中です。 描いているうちに、出来事が更なる出来事を呼び、波乱の旅になる子も。 転がったり広がったり修正されたりしながら、空想は形を成していきます。 最後に絵本らしく表紙を飾り完成。 当初不安気だった子も、自信と喜びに満ちた顔で絵本の内容を語ってくれました。 今回のテーマは『旅』。未知の土地へ赴くことは、どんな時も心躍るものです。 それは、どんなに綿密に計画しても、行ってみないと分からない『可能性』が必ず存在するからです。 実際に行ってみて初めて感じること。 思いもよらなかったハプニング。 人生を変える出会い。 その『日常から一歩外へ出る』ことこそが、旅の醍醐味です。 それは実に、ものをつくることと同様です。 自らの世界の中へ深く潜っていき、ストーリーを紡ぐことは非日常性をはらみ、数多の可能性が秘められています。 うまくいかないこと、予想外の展開、それらを乗り越え、形にする。 光より速く、宇宙より遠く空想を巡らせたひとつの『旅』。 それらの経験を大切に積み上げ、一歩一歩進んでもらいたいです。
辻 /小学生:10分クロッキー
[小学生クラス] 2015.10.01
辻 /小学生:10分クロッキー
小学生 火曜日クラス 制作:2015年9月 ◎感想/講師:辻悦子 こども美術コースでは、季節毎に担当講師をモデルにクロッキーをします。 上手に描く事ばかりに捕われていると、自分の本当の気持ちがわからなく なるので、クロッキーで「良く見て感じとる力」を養成しているわけです。   でも、良く観るって実は良く分からないものです。だからまず描いてみる! タイマーで10分間という制限を設けて、4Bの鉛筆1本だけが頼りなのです。   細かな説明無しに「宜しくお願いしま〜す。」でスタートです。子ども達は、 「こんな感じかな?」「この線はこうきてここでおわり!」「へえ〜!」 「え?間違ったよ〜。もうだめだあ〜」「消しゴム使いたい。ダメなの?」 子どもたちのドキドキが真剣な表情と共にこちらにも届き、感動します。   ピピピ〜!と鳴ると「え〜っ?」「ああ〜!」「できた〜」と大騒ぎの中、 全員の作品をずらりと並べてみると、急に静かになりお友達の作品から何か を吸収していきます。指導者の言葉よりもこちらの方が断然効果的なのです。 人体のバランスなどほんの少し説明して、「はい、本番いきま〜す。ピッ!」 ・・・・・ 静かな空間に鉛筆を走らせる音だけが響き、目には迷いの無い力がみなぎり、 鉛筆の持ち方も挑む感じになっていきます。 「自分の目を信じて描いて下さい。そう、とてもいい線です。その調子!」 ・・・・・ピピピ〜! 下唇を噛みながらも頷いていたり、じっと画面を見る姿が印象的です。きっと 何かを吸収した満足感に浸っているのではないかと思い、そっと見守ります。。 また、集中する時の気持ち良さもほんの少し分かったのではないでしょうか? 10分間は以外に長く感じたりもして、いつも新鮮です。  
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