体験を予約する

┃ blog ┃

吉田/こどもいけ花:「盛夏:葉ものをつかう」
[いけばな] 2015.08.03
吉田/こどもいけ花:「盛夏:葉ものをつかう」
土曜特別講座「こどもいけ花クラス」制作:2015年8月1日(土) ◎感想/講師:吉田香倫(草月流師範) 強い日差しがまさにサンサンと照りつける季節になりました。 一歩外に出るだけでへばってしまいそうなくらい暑い日が続いてますね。 夏休み真っ只中の「こどもいけ花」、今回のテーマは“盛夏のいけ花”~葉ものをつかう~です。 いろんな形の葉と涼しげに見える夏の花を使ったいけ花を子どもたちに挑戦してもらいました。   比較的いつも花材は多いのですが、通常は大体3種前後の花材を使ってレッスンします。 でも今回は花と葉で4種を基本とし、プラスαの葉も用意しました。 基本の植物は花屋さんから仕入れたものですが、プラスαの葉はアトリエ5の辻悦子先生が心を込めて育てた植物で、先生のお庭から 直前に摘ませていただいたものです。   まずは基本の骨組みとなる位置に葉をいけ、順に花を生けていくのですが、 花にも葉にも「正面」の顔があり、綺麗に見える向きというものがあります。 その向きを見つけつつ、剣山に刺す場所も考えていきます。 この作業、スパッと決められる子もいれば、いろいろ試しながらじっくり考えて決める子もいます。 「ここにお花がくるようにしたい」「この葉っぱをどうしても使いたい」 気持ちは決まっているけれど、思い通りにするための「どうしたらいいのか」を考えて試す時間。 この時間を見守っている時が、私はとても好きです。 みんなが真剣に花と向かい合い、1番集中している時かもしれません。 そして、自分の思ったところに花や葉を収めると、嬉しさと安堵の表情に。   今回は一部ですが「自分で花材を選ぶ」という作業もいれ、盛りだくさんでした。 自分で決断する場面がいつもより多く、でもその分、より「私」のいけ花になったかと思います。 悦子先生のお庭の緑のミョウガ、ハラン、ヤツデ、ツワブキ、アイビーがみんなの作品を引き締めてくれました。 皆、夏らしい広がりのある伸び伸びとした作品で、贅沢な回になりました。   そして、渾身の作品を作りあげたのも束の間。 そのまま持ち帰れないのがアレンジとは違い、いけ花の儚いところ。 毎回心苦しい気持ちで「お片づけです~」と告げ、剣山から外して、水を抜き、まっさらにし、また自宅で一から生けなおしてもらいます。 もったいないと思いがちですが、実はそんなこともないのです。 お教室とは違い、自宅で生ける時は、その場所にあった大きさや見せ方に生けるのも、とても大事なレッスンになります。 復習にもなりますから、また気持ちを新たにして、ご家族の前でも楽しく生けてもらえたと思います。 暑い夏だからこそ、植物の緑をみて涼んで下さい! *facebookに写真を追加しました。→☆ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 次回[ 10/31(土)]のお知らせ 秋のいけばな~実ものをつかう(9月はお休みになります) ハロウィンかぼちゃ*や実ものを使って秋の演出を楽しみます!! (*実ものの種類は変更になる場合もあります。ご了承ください) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ <ご予約> お申し込みは開催日の一週間前までにアトリエ5まで直接お願い致します。 対象 幼稚園時年中〜小学生 定員8名 先着順 ☎044(411)5154 E-mail : atelier5@mac.com <お願い> 申し込み後のキャンセルは花材の準備のため開催日2日前までにご連絡ください。 前日~当日のキャンセルは花材を当日取りに来ていただきます。ご了承下さい。 <費用> 前納制 アトリエ5会員 受講料1,620円+花材費1,500円 計3,120円(税込) 非会員     受講料1,940円+花材費1,500円 計3,440円(税込) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  
山田/小学生:ぐるぐるドキドキ土器づくり
[小学生クラス] 2015.07.30
山田/小学生:ぐるぐるドキドキ土器づくり
小学生クラス / 制作:2015年7月 ◎感想/講師:山田 稔子(火曜日クラス) 「縄文土器の荒々しい、不協和な形態・文様に心構えなしに触れると、誰でもがドキッとする」とかつて言ったのは、岡本太郎氏。今月の小学生クラスは、粘土と格闘の日々です。先月末のテラコッタ粘土での造形活動も大いに盛り上がりましたが、7月はいよいよ土器作品を作ります! 縄文土器について改めて調べてみると、太古、日本人のルーツに、こんなにも力強く豊かで逞しい表現があったとは実際驚きです。ツルンと無駄のない機能美のデザインに囲まれた現代の生活感覚からすると、いい意味で違和感のあるものばかり。火曜クラスの子どもたちも、ぐるぐる激しい文様や燃えさかる炎のような様々な形をした土器の写真に興味津々。「どれくらい昔の日本?」「なんのための模様なのかなぁ」「顔がついてる!」「こんなのどうやって使ってたの!?」色々と想像を巡らせたり、ただただ不思議な表現に見入ったり。わからないけれど、なんだかスゴイ・・・!!ちょっと戸惑ったようでもありながらすっかりその魅力に捉えられた様子でした。 一万何千年前の日本人の作ったものに、今なお驚く私たち。じゃあ、今の私たちが作ったものに、一万何千年後の人は、驚くかな、ドキッとするかな?そんな目標にもワクワクしながら、制作はスタートしました。 どんな形にしようか?どんな文様や飾りをつけようかな?粘土を捏ねながら、ムクムクとアイデアが浮かびます。「思い描く」感じと「手から生まれる」形にギャップがあったりもしますが、そこを柔軟に受け止めてさらに発展させていけるのが子どもたちの立体造形の面白いところ。触るほどに感覚を磨き上げ、手つきや姿勢も職人っぽく?こなれてきます。飲み込みが早い!頭ではなく、まさに身体でつくっている感じ。縄文時代からの血が、、などというと大げさですが、土を捏ねて何かを作るという行為に、呼び覚まされるような原始的な感覚があるのではないでしょうか。そして、感じながら、考えることを繰り返す。この器の形に飾りはこれでいこう、この道具を使った文様が合うかな。身体・心の動きをも練り込め、目下制作中の子どもたち。作品完成は来月になります。 いきなり私事で恐縮ですが、もうすぐ私は出産を迎えます。経験のないことに不安からつい情報や知識にばかり頼りそうになりますが、レッスンで子どもたちの制作風景を見ていると、自分の感覚に素直に向き合いながら柔軟に考えることを大事にし、来る局面に対峙していこう、と勇気を貰えました。今回の企画を通して縄文土器の文様には安産祈願や出産をモチーフにしたものも多いということを知れたのも、偶然ですがなんだか面白い縁だな、と感じています。逞しく脈打つような、日本人の、人間の根底にある、力。きっと自分にもあるはず、生まれてくる命にもあるはず、どの子もどの人も持っているはず。今こそ、そう信じたいと思います。 産休に入るにあたり、応援して下さったご家庭の皆様に、改めて御礼申し上げます。温かいお声がけやメッセージ、心から嬉しく思いました。火曜クラスの後任には辻が、また幼児クラス後任には渋谷が当たりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。暫く現場からは離れますが、子どもたちの成長、活動の充実を、応援しております!小学生クラス夏の工作完成の報告は、また来月のブログにアップされる予定ですので、どうぞお楽しみにお待ち下さい。
山田/幼児:夏の工作『ちょうちょの王さま』
[幼児クラス] 2015.07.20
山田/幼児:夏の工作『ちょうちょの王さま』
幼児クラス / 制作:2015年7月 ◎感想/講師:山田 稔子 季節は夏!姿勢よく元気なご挨拶、準備やお片づけなど、アトリエでのレッスンの流れにも慣れてきて、頼もしくなってきた子どもたちです。「今日は何するの〜?」とウキウキ。春は絵画制作が続いたので、久しぶりの工作とわかると大喜び!自分の思うものが立体になって現れることは、子どもたちにとって特別嬉しいことのようです。 今年の夏の工作のテーマはちょうちょ。都会の片隅にもモンシロチョウや、初夏にはアゲハチョウが舞う姿が見られます。「幼稚園にいたよ」「捕まえたことある!」子どもたちにも身近な生き物です。図鑑を開いてみると、世界中の美しい蝶がたくさん載っていました。「うわぁ、ドレスみたいにきれいな羽」「黒いスジ模様がかっこいい!」自然界の美に触発もされながら、夏らしく立派なちょうちょの王さまをつくろう!ということで、俄然スイッチが入る子どもたち。 羽の模様は、絵の具を二つ折りの画用紙に挟み込むデカルコマニーの技法でつくります。さらに、素敵な模様にするためのおまじないをかけます。「ちょうちょにな〜れ、ちょうちょにな〜あ〜れ!」とみんなで唱えながら折った画用紙をこすって開くと、思いもよらない不思議なにじみや色の重なりの模様が現れ、驚きと喜びの声。ちょっとした使い方の工夫や偶然を楽しむ気持ち、遊び心で、いつもの絵の具は魔法の絵の具に!何度もおまじないを繰り返し唱え、夢中になって制作しました。 チョウチョの体部分は、ハサミやのりを駆使しての紙工作です。折り紙を小さく折って、切り紙に挑戦。刃先を細かく使うのは大変ですが、これも偶然に素敵な模様が現れ「たのしい〜」と好評。銀色のモールをくるくるさせて触覚をつけ、王さまの象徴となる王冠も切り紙でつくりました。細かい作業や手順が少し難しいかな?と心配もしましたが、「じぶんのちょうちょをつくるんだ!」という想いが熱く、難所も根気づよく乗り切る成長が見られました。仕上げにお顔を描いて、なんとも愛くるしいチョウチョが誕生しました。吊るして飾ると身体と頭はゆらゆら動きます。是非ご家庭にも飾って可愛がって下さいね。 やってみよう・楽しい嬉しい、頑張ってみよう・できた!の気持ちを大切に、みんな、大きく羽ばたくちょうちょにな〜れ。。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *facebookに写真を追加しました。→☆ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【幼児クラス・8月の体験レッスン】 ☆通常のクラスに入り、レッスンを体験していただけます☆ 8月5日(水)13:30〜14:30 8月6日(木)15:00~16:00 8月7日(金)15:00~16:00 内容:テラコッタ粘土であそぼう!(汚れてもよい服装でお越し下さい) (要予約)受講料:1500円 お問い合わせ:アトリエ5☎ 044-411-5154 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
渋谷/親子:『絵の具 だぁ〜いすき!』
[親子クラス] 2015.07.13
渋谷/親子:『絵の具 だぁ〜いすき!』
◎感想/講師:渋谷 葉子 今年の梅雨は雨の日が本当に多かったですね。また、先々週は突然の大雨注意報発令で、急遽翌週に振り替えることにしました。小さいお子さんを連れて雨の日のお出かけは本当に大変です。でも、子ども達はそれにもめげずに元気いっぱいにやってきます。お外で発散できないこの季節、せめてアトリエの中だけでも思い切り弾けさせてあげたいものです。6月は部屋の中に大きな紙を敷いて、筆だけでなく、手や足も使って思う存分に絵の具を楽しみました。最初は手や足が汚れるのを嫌がっていたお子さんも、気が付くといつのまにか画面の中央に入っていました。 昨年から継続している生徒さんはもう大の仲良し。「絵の具」と聞くと、目がキラリ~ン☆ 絵の具の日じゃないと分かった時の顔は本当に可哀想な位ペシャンコにへこみます。とても入会時に絵の具を嫌がっていたとは思えません。 また、先週はビー玉を転がしをしました。ビー玉といえば、いつもレッスンが終わるとお楽しみアイテム、カラコロツリー。ビー玉が転がる心地よい音が大好きです。「そのビー玉でお絵描き?」途端に子ども達の興味のスイッチが入ります。段ボールの箱に紙を敷き、そこに絵の具をつけたビー玉を転がします。思いも寄らぬ模様が面白いようにできていきます。「面白い!これ、お家でもできるわ!」と叫んだAちゃんのお母さん。近頃Aちゃんがお制作にハマって、毎日のように何かを作っているそうです。絵の具の入ったプリンのカップや苺のパックを見ては「こういうのも捨てずにとっておけばいいのね」すると、周りのお母さん方も「うちでもやってみようかしら」と会話が弾みます。 子どもは身体の中にたくさんのエネルギーを蓄えています。それは蓄えるだけでなく、常に放出し、また新たに充電する、その繰り返しの作業が必要です。それは身体を動かすことだけでなく、心も発散させることも大切です。そのツールのひとつとしての「絵の具遊び」をたくさん組み入れています。 絵の具というと、なかなかご家庭で使うのを躊躇してしまいますが、工夫ひとつだと思います。お家ではできないダイナミックな「絵の具」と、ご家庭でもできる「絵の具」を提供できたらと思っています。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【親子クラス・夏の特別講座「テラコッタ」】 8月は素足になって、粘土と思いきり戯れましょう。お子さまと一緒に童心に帰って、テラコッタの心地よい感触をお楽しみ下さい。親子共に汚れてもいい服装で起こし下さい。 水曜クラス    8月5日・19日 金曜クラス    8月7日・21日 時    間/10:30~11:30(60分) 持ち物/着替え・軽食(おにぎり・パンなど) 受講料/1500円(要予約) お問合せ   ☎  044-411-5154(10:30〜18:00 休:日曜日) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
山田/小学生:造形あそび「おおきなかぶ」
[小学生クラス] 2015.07.09
山田/小学生:造形あそび「おおきなかぶ」
小学生クラス / 制作:2015年6月 ◎感想/講師:山田 稔子(火曜日クラス) 火曜日クラスでは絵本『おおきなかぶ』をテーマに、テラコッタ粘土での造形あそびに取り組みました。おじいさんが育てた大きなかぶがなかなか抜けず、おばあさんや孫、犬や猫までかり出され、みんなで列になって力を合わせ引っ張りっこをするお話です。その中で繰り返される「うんとこしょ、どっこいしょ」というかけ声に合わせて、子どもたちも引っ張るポーズをとってみました。身体の、どこに力が入っているかな?その人体のポーズをテラコッタ粘土でつくってみようという活動です。 まずは粘土の準備体操。つくる前によく練ることが大事です。手先だけでなく全身の力を込め、体重をかけてグイグイ。ついに素足でも踏みふみ!冷たくてグニャグニャの感覚に、最初は抵抗を感じていた子も全身で大はしゃぎです! 丁度いい具合に柔らかく練られた粘土で「かぶを引っ張る人」をつくります。ただお人形のようなものをつくるのではなくて、ちゃんと引っ張るポーズにするために、脚を踏ん張り、腰を引く姿勢をまた確認しながら、下から粘土を積み上げるように制作。 くっつきが弱いと、ぽとり。力が強すぎて、ぐちゃり。バランスが悪いと、バタリ。なかなか苦戦です。しかしそのうちに「乾いてきたからくっつかないんだ、じゃあ湿らせよう」「ここを押さえながらなじませると、いいかんじ」と、手の感触で粘土の扱いを掴んでいきます。「頭が重いと倒れちゃう、ここでしっかり支えて、この角度ならいける!」立体の重心も自分なりの感覚で捉えていきます。 「絵本を描いた佐藤忠良さんは、元々は彫刻家なのよ。かぶを引っ張るポーズのつもりが、押しているようにしか見えないと言って、引っ張る姿に見えるようにどうすればいいのか、悩んだんだそうよ。」アシスタント渋谷のその一言に、また奮闘。ワイワイしていた教室の空気から一変、それぞれ自分の粘土に向かう目が真剣になっていきます。 一人一つずつ「引っ張る人」をつくったら、みんなの作品をつなぎ合わせました。「おおー!」と歓声。立体の作品がこう並ぶと、お話の一場面が空間となって生まれる感動がありました。作品と粘土だらけのみんなとで記念撮影をし、後は手も足もたらいの中のたっぷりの水で洗ってスッキリ。外は梅雨空でしたが、キラキラ晴れやかな表情の子どもたちでした。 = 子供の美術 (部分)= 「じょうずにかこうとするよりも、見たり考えたりしたことを、自分で感じたとおりにかいたり作ったりすることが大切です。」 「しんけんに絵を描き、ものを作り続けていると、じょうずになるだけでなく、人としての感じかたも育ちます。」 佐藤忠良さんの言葉は、アトリエ5の教室の壁に、いつも掲げてあります。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *facebookに写真を追加しました。→☆
春日/小学生:粘土で表す水の音
[小学生クラス] 2015.07.08
春日/小学生:粘土で表す水の音
小学生クラス(月•水) 2015年7月 ◎ 感想/アシスタント:春日千尋 七月最初の制作は、テラコッタ粘土で一回きりの造形遊びをしました。 教室に入ってくるなり、粘土をこねている先生のドロドロの手を見て、 ひい!驚くこども達。うわ〜粘土苦手〜という子も。 前回の制作では、聞いた音楽を絵の具やペンを使い 紙に表しましたが。今回は、水の音を粘土で立体的に表現します。 まずは、教室の明かりを消し、目を閉じて今回のテーマの音を聞きます。 「ポタポタ パシャンパシャン パチャパチャ」 講師がバケツに汲んだお水を触って出した音でした。この音をかたちにしてみよう! 制作に入る前に粘土体操で準備運動。丸める運動、ねじる運動、転がす運動。 始めは、粘土を触ることを躊躇していた子も、こねていくうちに だんだんと柔らかくなっていく粘土の魅力にハマってきました。 粘土のしっとりとした冷たさが気持ちよさそう。 制作がスタートすると皆凄い集中。講師も一緒に制作して静まりかえる教室。 そしてぽつりぽつりと独り言のような会話が始まり、ワイワイしてくるのが、 集中しながら、リラックスしている証拠。粘土を通して皆で遊んでいる感じでした。 次々と完成する作品たち。水の音からヒントを得て、 自分の世界を創造していたように思います。 今月は工作で縄文土器に挑戦して平成生まれの平成土器を作ります。 その完成もお楽しみに! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ *facebookに写真を追加しました。→☆
渋谷/7月の絵本棚:佐野洋子
[親子クラス] 2015.07.06
渋谷/7月の絵本棚:佐野洋子
◎親子クラス講師:渋谷 葉子 今月の絵本棚は、没後5年を機に神奈川近代文学館にて企画展が行われます『佐野 洋子さん』をテーマに選書しました。佐野さんは絵本の他に童話やエッセイ、翻訳と幅広い分野で活躍されました。絵本においては読み終えたあと、ジ~ンと心に染み込んでいくような余韻が残り、むしろ大人に向けてのメッセージが込められているようで、大人のファンが多いのもうなづけます。この機会に是非足をお運び下さい。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 『佐野洋子展』 場所/神奈川近代文学館 期日/7月25日(土)~9月27日(日) http://www.kanabun.or.jp/exhibition/3179/ ・・・・・・・・・・・・・・・・ 「100万回生きたねこ」 佐野さんの代表作。100万回死んでも悲しくなかったねこが、はじめて愛することを知り、愛する者を失って涙を流すのです。 ☆ 「ねえ とうさん」 くまの子どもが、久しぶりに帰ってきたお父さんと一緒に出かけ、お父さんの力強さと優しさに気づく、心温まる絵本です。 ☆ 「だって だってのおばあさん」 だってわたしはおばあさんだから。それが口癖のおばあさん。99才のお誕生日にろうそくが足りなくて5才になりました。だってわたしは5才だもの!新しい生活が始まります。 ☆ 「ちょっと まって」作/岸田今日子 女優の岸田さんが娘宛に作られたお話。ねずみのシムくんはとっても忘れん坊。お母さんのお使いで仲良しまゆさんの家へ。途中、動物たちに次々と伝言を頼まれて、忘れないように色とりどりのリボンを身体に結んでもらいますが… ☆ 「おれは ねこだぜ」 ねこは鯖が大好き!ところがある日、鯖の大群が空をとんでねこに襲いかかってきます。大人も子どもも笑えるナンセンス絵本です。 ☆ 「おぼえていろよ おおきな木」 邪魔に思っていた木を切り倒してせいせいするはずが、なんだかさびしい… なくしてみてはじめておじさんは木が自分を支えてくれていたことに気づくのです。 ☆ 「わたしのぼうし」 赤い花のついたわたしのお気に入りのぼうし。ところがある日、そのぼうしが汽車の窓からとんでいってしまってのです。 ☆ 「空とぶライオン」 毎日空をとんでは、ねこたちにえものをごちそうするライオン。でも、本当はとても疲れていて、ある日空から落ちて動かなくなってしまいます。 ☆ 「おじさんのかさ」 りっぱなかさがぬれるのがイヤで、かさをさそうとしないおじさん。ある雨の日、子どもたちの歌をきいておじさんは、はじめてかさを広げてみました。すると… ・・・・・・・・・・・・・・・・ ◎お奨めの絵本屋さん:『ともだち書店』 私が毎月足を運んでいる日吉の絵本屋さん『ともだち書店』が、子育て応援BOOK「こどもと読みたい絵本200」に紹介されました。元々のオーナーさんがお引っ越しされる際に、お店を愛するお母さん方が引き継ぎ、今年で40年を迎えます。小さなお店ですが、つい時間を忘れてしまいそうな、ほっこりと居心地の良い絵本屋さんです。時には育児について悩みごとを聞いてもらえる、ママたちには有難い場所です。駅から少し歩きますが、お散歩がてらいかがでしょう? また、毎月第1土曜日の夜7時から私の友人がフルートでジャズコンサートを行っています。お酒とおつまみの持ち込みO.K. 男性の方も大歓迎です。
辻/子供油絵:春の静物画
[小学生高学年] 2015.07.04
辻/子供油絵:春の静物画
子供油絵クラス 制作:2015年春(4月〜6月) ◎感想/講師:辻悦子 4月から描いてきた油絵がようやく完成しました!3ヶ月も?ですが、地道にコツコツ、、、近道はありません!アトリエ5のこども美術コースで大切にしている「よく観て丁寧に取組む」事が、「形・色・構図」に素直に表現されています。クロッキーや観察画で培った形の捉え方が生きてますね!試し紙で実験した重色による色彩が、独自の魅力を放ち、墨の表現などで学んだ余白が、明解な構図に活かされています。美しいと感じるバランスに拘って真剣に追求している姿は、惚れ惚れするくらい素敵です! お手軽なモノで溢れている今、こども達の「今の自分の考え」をじっくり時間をかけて確かめる事が、油絵の技法と上手く重なり、価値を生み出している様に思います。集中力と持久力にも確かな手応えを感じています。 また、今年は小学6年生が12名と多く、中学受験や他の習い事もある中、本当に良く頑張っています。そして、どの作品にも健やかな印象があり、暖かなご家庭の愛情を感じます。お忙しい中合評会にご参観頂き、誠にありがとうございました。子供たちの発表は、自信満々でとても立派でしたね。自作の感想の後、仲間の作品について「○○が工夫されていてお手本にしたいと思いました。」なども印象的でした。 さて、夏の制作は、気分を変えてコラージュです。お楽しみに〜! *facebookに写真を追加しました。→木曜日クラス8名:☆/金曜日クラス8名:☆
山田/小学生:聴想画「月の光」
[小学生クラス] 2015.07.01
山田/小学生:聴想画「月の光」
小学生クラス / 制作:2015年6月 ◎感想/講師:山田 稔子(火曜日クラス) 「耳」を使った絵画表現―6月は、アトリエ5独自の制作「聴想画」です。音楽や詩、短歌、オルゴール、自然の音、まちの音、など毎年趣向を変え、イメージのきっかけとなる「音」をテーマとしています。今年は、ドビュッシーのピアノ曲『月の光』。教室を暗くし、仰向けになってゆったりと優しい音色に身を委ねるように耳を澄ませます。曲が終わっても「気持ちいい、もっと聴いていたい〜」とうっとりとした表情。 音は目に見えないもの。目に見えないものを見えるようにするなんて、難題です。それでも、自分の感性に潜り込めば、見えてくる世界がきっとあるはず。 音楽から、どんな色を感じた?—優しい色、キラキラした色ー言葉にしたり、少ない色数に絞って考えてみると、自分にとって大事に思えた色がなんとなくでも見えてきます。「なんとなく」では少し頼りないようだけれど、勇気を持って表現。たっぷりの水で溶いたその色を、ゆっくりじんわり、和紙に染み込ませます。意図せずにじみ広がる色に、音楽を聴いた時と同様、身を委ねて筆を重ねました。 乾燥後にその染め紙を、大きい円に切り取るだけで、また別の見え方をしたことに驚きの声。黒い画用紙のなかに、どんな風に置くのがぴったりかな?そこに他の大きさの円を加えて並べると、不思議と黒の空間が浮かび上がり、さらにイメージをかき立てます。余白、重なり、はみ出し。リズム、流れ、動き、遠近。構成は自分の感覚のパズルのようで、あれこれ試してぴったりの「こんな感じ」を探ります。 「なんとなく」も「こんな感じ」も、曖昧な判断基準ですが、そこに焦点をあててみる。きっかけに反応した自分の感覚をひとたび見つめ直してみると他の人にはない自分の感性に気付くことがあります。そしてそれを頼りに進んでいきながら、自分の方向を自分で決めていく。曖昧だったものが、やはり名前のないものだったとしても、目に見える姿になることに意味はあるように思います。 聴想画では、テーマや手法はこちらが用意したとしても、進み方の中で自分の考えや感性に対する勇気と自信を得る機会となっていればいいなと思います。ステップを絞り込んだデザイン的な制作でしたが、子どもたちそれぞれに感じたことと表すことが少しずつ違う。できた作品から感じられる音も、また少し違うかもしれません。でもそれも素敵です。感覚は磨かれながらも完結しないで、また新たな感受と表現の種になっていくと思います。
体験を予約する