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春日/小学生:秋刀魚とハラン(観察画)
[小学生クラス] 2015.10.14
春日/小学生:秋刀魚とハラン(観察画)
小学生クラス(月•水) 2015年10月 ◎ 感想/アシスタント:春日千尋 今月の小学生クラスは、魚介を描いています。 月水クラスは、秋刀魚が主役です。 今の時期は、食卓に良く出てくるので、秋刀魚の 登場に昨日食べたー!などと盛り上がりました。 まずは、二人で一組になり、配られた秋刀魚に 触れてみました。おなじみの秋刀魚ですが、 生の状態で見ると沢山の発見がありました。 ヌルヌルする~黒いところは少し硬いよ。 舌がある!顎が黄色い~目も触ってみていいかな~。 手が臭い〜! 観察したあとは、画用紙に向かい鉛筆で描きます。 そして、クレヨンにある色を全部使い、秋刀魚の 何ともいえない微妙な色を作り塗っていきました。 描いていると秋刀魚が、だんだんと目が濁り、 状態が悪くなります。 いつまでも同じ状態で描けないというのが なまものの、モチーフの醍醐味です。 傷んでいく秋刀魚を前に、限られている時間を 感じたのか、だんだんと静かになっていくこども達。 今しか描けないこの秋刀魚を描き切ってしまおう! という気持ちがアトリエを満たします。 その真剣さが本当にかっこいい。 完成が楽しみです! ======================== 【土曜特別講座 こどもいけ花クラス 】   一回完結のレッスンです。お気軽にご参加下さい。     ◎対象 幼稚園時年中〜小学生 定員8名      ◎日時10月31日(土)11月28日(土)     ◎受講料+お花代(前納制)      アトリエ5生徒さん 3,120円(税込)          非会員の方 3,440円(税込)             ☆お申し込みは開催日の一週間前までにお願い致します。  お問い合わせ:アトリエ5☎ 044-411-5154 ========================
渋谷/お月見と野菜スタンプ
[親子クラス] 2015.10.12
渋谷/お月見と野菜スタンプ
親子クラス 制作/2015年9・10月 ◎感想/講師:渋谷 葉子 葉が色づき、過ごしやすい季節となりました。 先月は「お月さまを愛でて欲しい」と毎年恒例のお月見制作をして、お団子を食べました。 しかし、子ども達はお月さまよりも、やはりお団子の方が印象に残ったようで…(笑) そして、先週は「野菜のスタンプ」をして遊びました。 4月からスタートしてちょうど半年。 2クラス共定員に達し、親子共どもいいクラス作りができてきました。 水曜日クラスは全員来年幼稚園に入園予定のお子さんばかり。 夏休みが終わり、いよいよ幼稚園を決める段階になりました。 幼稚園のお兄ちゃんを持つ先輩ママがいるので、色々とナマの情報を聞けるのが嬉しいですね。 また、このクラスに韓国人のお母さんが2人いらっしゃるので、夏休み明けはちょっとした文化交流の場にもなりました。 子ども達もママ達のパワーをもらい、恥ずかしがりやさんだった子もずいぶんと弾けて、大きな声でお話をしてくれるようになりました。 毎回「今日は何をするの?」と意欲満々!お月見制作では、ハサミがとっても上手になっていたのにビックリしました。 金曜日クラスは2〜3才と年令に幅があります。この時期の1才差はかなり大きいものです。 定員に達したばかりということもあり、走る子もいれば、お友達と物の取り合いをしたりとトラブルが絶えません。 ですが、ほとんどの子が一人っ子なので、こういう経験は大切です。 「いけない」と教えることも必要ですが、経験の少ないこの時期はある程度吐き出させてあげることが必要だと思います。 そのためには、お母さんも「見守る」我慢がいることでしょう。 このクラスにはお婆ちゃまがいらっしゃるので、そのワンクッションがクラスのいい関係を作っています。 2クラスの成長がこれからも楽しみです。 次回は秋のお散歩会です。 秋の色を探しながらお散歩をして、更に交流を深めたいと思います! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【新年度入会説明会のご案内】 秋のキャンペーンにお問合せを頂き、誠にありがとうございました。 現在2クラス共に定員のため、説明会のご予約をお薦め致します。 日時:2016年2月26日(金)14:00〜14:30 参加費:無料 各回8名様 親子同伴
辻 /小学生:空想画「旅絵本・いってきます」
[小学生クラス] 2015.10.06
辻 /小学生:空想画「旅絵本・いってきます」
小学生 火曜日クラス 制作:2015年9月 ◎感想/講師:辻悦子 今回の絵本作りもお家のデザインからテンポよく始まり、旅行プランの ラフスケッチもイメージがどんどん溢れ会話も弾みました。じゃばら式と いう形も新鮮で良かった様です。   往路は、起(出発)承(乗り物)転(寄り道)結(目的地)で折り返し、 復路もドラマチックな展開で、ようやく7場面目で「ただいま!」です。 途中、「誰かに読んでもらえるといいね。」と言うと、色鉛筆の筆圧を 調整して発色に工夫がみられ、世界に1冊の素敵な宝物になりました。   「みんなが大人になって、子供が生まれたら、この絵本を読んであげま しょう。それまでずっと大切にして下さいね。」と言うと、初めは「?」 と少し驚いた表情でしたが、しばらくすると絵本を大切そうに抱えて頷い てくれました。   子どもたちは発表会でも堂々としていて、アドリブも冴えて驚きました。 観客も身を乗り出してユニークな展開に引き込まれていました。互いに 讃え合う和やかな雰囲気の中で、丁寧なもの作りの良さが共有できて、 収穫の多い9月でした。   秋の空想画は、肩の力を抜いて自由に空想に遊び、充電満タンにしてから 10月の観察画に備える様にしています。今年のモチーフは、魚介類で少し 難しいかも?いえいえ大丈夫。自信をつけた子ども達にご期待下さい!  
本田/空想画『旅絵本』
[小学生クラス] 2015.10.05
本田/空想画『旅絵本』
小学生クラス  2015年9月  ◎ 感想/講師:本田雄揮(月・水曜日クラス) ・夏のことを思い出しながら『行きたかったところ、行きたいところ』を自由に空想する。 ・絵本の形式であるじゃばらを活かし、色鉛筆での表現を工夫する。 朝晩のひんやりとした空気に、キンモクセイの香り。 夏から秋への移ろいを楽しめるこの季節。 9月は秋の空想画、今回は『旅絵本』です。 じゃばら形式にした画用紙に、順を追って自分が行きたい場所、行きたかった場所を描いていきます。 まずは、スケッチブックにアイデアを言葉で書き出し『旅行プラン』を計画。 すぐさまページが埋まっていく子もいる一方、なかなか筆が進まない子も。 今回は一枚の絵画ではなく、絵本としての『流れ』を考えなくてはいけないので、いつもとはちょっと違う視点が必要です。 しかし、悩んで顔を曇らせていた子も、友達との会話がきっかけで表情は晴れやかに。 ワイワイと盛り上がりながら、目的地や移動する乗り物、道中での出来事を膨らませていきます。 『人と話す』ことで、アイデアは広がり、まとまるものです。 そのアイデアを、いざ絵本にしていこうとなった途端、皆グッと集中モードに。 外の暑さによる気だるい空気がここだけ薄れ、もう自分の『旅』に夢中です。 描いているうちに、出来事が更なる出来事を呼び、波乱の旅になる子も。 転がったり広がったり修正されたりしながら、空想は形を成していきます。 最後に絵本らしく表紙を飾り完成。 当初不安気だった子も、自信と喜びに満ちた顔で絵本の内容を語ってくれました。 今回のテーマは『旅』。未知の土地へ赴くことは、どんな時も心躍るものです。 それは、どんなに綿密に計画しても、行ってみないと分からない『可能性』が必ず存在するからです。 実際に行ってみて初めて感じること。 思いもよらなかったハプニング。 人生を変える出会い。 その『日常から一歩外へ出る』ことこそが、旅の醍醐味です。 それは実に、ものをつくることと同様です。 自らの世界の中へ深く潜っていき、ストーリーを紡ぐことは非日常性をはらみ、数多の可能性が秘められています。 うまくいかないこと、予想外の展開、それらを乗り越え、形にする。 光より速く、宇宙より遠く空想を巡らせたひとつの『旅』。 それらの経験を大切に積み上げ、一歩一歩進んでもらいたいです。
辻 /小学生:10分クロッキー
[小学生クラス] 2015.10.01
辻 /小学生:10分クロッキー
小学生 火曜日クラス 制作:2015年9月 ◎感想/講師:辻悦子 こども美術コースでは、季節毎に担当講師をモデルにクロッキーをします。 上手に描く事ばかりに捕われていると、自分の本当の気持ちがわからなく なるので、クロッキーで「良く見て感じとる力」を養成しているわけです。   でも、良く観るって実は良く分からないものです。だからまず描いてみる! タイマーで10分間という制限を設けて、4Bの鉛筆1本だけが頼りなのです。   細かな説明無しに「宜しくお願いしま〜す。」でスタートです。子ども達は、 「こんな感じかな?」「この線はこうきてここでおわり!」「へえ〜!」 「え?間違ったよ〜。もうだめだあ〜」「消しゴム使いたい。ダメなの?」 子どもたちのドキドキが真剣な表情と共にこちらにも届き、感動します。   ピピピ〜!と鳴ると「え〜っ?」「ああ〜!」「できた〜」と大騒ぎの中、 全員の作品をずらりと並べてみると、急に静かになりお友達の作品から何か を吸収していきます。指導者の言葉よりもこちらの方が断然効果的なのです。 人体のバランスなどほんの少し説明して、「はい、本番いきま〜す。ピッ!」 ・・・・・ 静かな空間に鉛筆を走らせる音だけが響き、目には迷いの無い力がみなぎり、 鉛筆の持ち方も挑む感じになっていきます。 「自分の目を信じて描いて下さい。そう、とてもいい線です。その調子!」 ・・・・・ピピピ〜! 下唇を噛みながらも頷いていたり、じっと画面を見る姿が印象的です。きっと 何かを吸収した満足感に浸っているのではないかと思い、そっと見守ります。。 また、集中する時の気持ち良さもほんの少し分かったのではないでしょうか? 10分間は以外に長く感じたりもして、いつも新鮮です。  
渋谷/幼児:住んでみたい おうち
[幼児クラス] 2015.09.21
渋谷/幼児:住んでみたい おうち
幼児クラス 制作:2015年9月 ◎感想/講師:渋谷 葉子 今年は日本各地で災害が多く、とても心を痛めています。先日も栃木県で豪雨災害がありました。ちょうど今回の制作の導入時で、自然とこの話題から入りました。子ども達の心の影響を考えると、この話題はさらりと終えたかったのですが、繰り返し映し出される映像を子ども達はしっかりと観ていて、 「お家が流れちゃったんだよね」「自衛隊の人が助けてくれたんだよ」という言葉が子ども達の口から出てきたことにドッキリしました。 そんな話題から今回のテーマに入っていくのは、とても心苦しいものがありました。 まずは「皆はどんなおうちに住んでいますか?」の問いに、地域柄90%以上の子がマンション住まいでした。当然ながら、色はグレーや茶色といった答えが大半。 それならば「皆はどんなおうちに住んでみたい?」と投げかけると、もう大変!! 「私はお城に住んでみたいなぁ」「僕のおうちは車になっていて、どこにでも行けるんだ」 「私のおうちの隣はケーキ屋さんなの」「僕のはロケットでキケンになったら空へ飛べるんだよ」と次から次へとアイデアが溢れ出てきます。 直ぐに画用紙に向かうと、スルスルとクレパスの線のなんと滑らかなこと! 「おうちが描けたら、渋谷先生と悦子先生が遊びに行きますね」と子ども達一人ひとりに寄り添います。 「玄関はどこかしら?ピンポーンは?」と聞くと 「泥棒に入られないようにドアがDNAで検索するの」という解答にビックリ! もの凄く難しい言葉なのにちゃんと使いこなしているから、子どもってすごい!! そして「丈夫なおうちに仕上げましょうね」と応援します。 仕上げの絵の具の色は子ども達の一人ひとりの思いが込められている様で、描き終えた時の顔はとても満足気でした。 アトリエ5の小学生カリキュラムでは、その年の出来事を意識的に盛り込むことがありますが、幼児クラスは今回たまたま重なり合いました。描くことで、子ども達の心の中の不安が少しでも解消できたことを祈ります。なお、水曜日クラスは9日の大雨で休講になったので、次週仕上げになります。 お楽しみに! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【幼児クラス・秋の入会キャンペーン】 只今、木・金曜日クラスの欠員募集を行っています。 通常レッスンを下記の日程で体験していただけます。 キャンペーンのこの機会にお気軽にお問合せ下さい。 受講料:通常1,500円 → 500円 日 程:10月8日(木) 9日(金) 15:00 〜 16:00 内 容:『かぼちゃと どんぐり』(観察して描きます) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【新年度の入会説明会・受付開始!】 来春の幼児クラスは、都合により水曜日の開講はありません。 よって、木・金曜日クラスが例年より早く定員に達すると思われます。 入会をご検討の皆様は、是非以下の説明会にご参加下さい。(要予約) 日 程:2月26日(金)14:00〜14:30 お申込み:☎044−411−5154 :https://www.atelier-5.com/contact/#contents01 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
渋谷/親子クラス:「つながったよ」
[親子クラス] 2015.09.14
渋谷/親子クラス:「つながったよ」
親子クラス 制作:2015年9月 ◎感想/講師:渋谷 葉子 田舎に帰省していて、久し振りに会う子がいました。小麦色に日焼けして、ちょっと背が伸びたかな?ちょっぴりお姉さんの顔になって。おじいちゃん、おばあちゃんと過ごしたから?一ヶ月という期間で子ども達はこんなにも成長するんだということを改めて教えてくれました。 「お休みはどこにおでかけしましたか?」 「何に乗っておでかけしましたか?」 この辺の地域は電車の便がとても良いので、圧倒的に電車が多かったですね。 「先生はバスに乗っておでかけしました」 「降りる時はピンポ〜ンと鳴らして降りるのよ」そんな会話から始まったバスごっこ。 いつもとは違う大きな紙をもらって、ローラーで気持ちよく道を描きます。そして、指ちょんちょんとお花畑。夏の取り組みで絵の具に慣れてきたのは子ども達だけではありません。お母さん方も躊躇することなく取り組めるようになりました。最初の頃「私はあまりセンスがないから」と仰っていたお母さんも、「上手に描こうと思わず、楽しんで描こう」の言葉を素直に受け止めて、近頃ではお子さんと一緒に楽しみながら制作されています。 出来上がった作品を並べると、偶然ながらもどこかの道がつながりました。 「さあ、どこにおでかけしようか?」自分の作ったバスを思い思いに走らせます。 個で始まった制作がお友達とつながった瞬間!! ここに親子クラスのねらいがあるのです。 次回は「お月見」をテーマに制作します。 お団子というおまけもあります。お楽しみに。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【親子クラス・生徒募集について】 秋の入会キャンペーンにつき、多くのお問合せを頂き誠にありがとうございます。 今年度は講師の都合により、2クラス定員のため誠に勝手ではございますが、 募集を打ち切らせて頂いております。なお、来年度の募集は2月末の説明会で 改めてご案内致しますので、今しばらくお待ち下さい。宜しくお願い致します。
春日/小学生:旅の絵本
[小学生クラス] 2015.09.09
春日/小学生:旅の絵本
小学生クラス(月•水) 2015年9月 ◎ 感想/アシスタント:春日千尋 9月の制作は、夏に行ってみたかった場所をゴール としてその道中を描いた絵本作りをしています。 急に涼しくなって、まだ調子が出ない様子の皆に、 こんな質問から始まりました。 「皆夏休みは楽しかった?どこに行ったのかな?」 皆楽しそうに思い出を話してくれました。 「先生はあまりに日本が暑いから、南極に行って ペンギンと一緒に遊びたかったです!皆は、自由に どこにでも行けるならどこへ行きたかった?」 「私はライオンがいるところ!」 「お化けがいるところ!」「宇宙は?」 時間も次元も超えてどんどん想像が膨らみます。 「じゃあそこに行くまでの旅の絵本を作ろう!」 まずは、スケッチブックに、「出発する場所」 「時間」「乗り物」などを考えて「目的地」までの ストーリーを言葉で書き出しました。 夏の楽しかった思い出も織り交ぜながら自分だけの 旅の物語を作っています。次週から蛇腹の絵本に 色鉛筆で描いていきます。完成が楽しみです! ======================== 【子ども美術コース秋の体験日】 ☆秋の入会キャンペーン9•10月まで 【体験受講料】  通常1,500円→ 500円 通常レッスンを下記の日程で体験していただけます。 ☆見学は随時受け付けております。 ◎小学生クラス 前半クラス15:30~17:00         後半クラス17:00~18:30 ※月水のみ          10月5日(月)6日(火)7日(水) 『魚介類』(観察画) ◎幼児クラス  水曜日クラス13:30〜14:30  木・金曜日クラス15:00~16:00          10月 7日(水)8日(木)9日(金) 『かぼちゃとどんぐり』(観察画)    【土曜特別講座 秋のいけばな 】 生徒さん募集中!         ◎対象 幼稚園時年中〜小学生 定員8名          ◎日時10月31日(土)         ◎受講料+お花代(前納制)          アトリエ5生徒さん 3,120円(税込)          非会員の方 3,440円(税込)              ☆お申し込みは開催日の一週間前までにお願い致します。  お問い合わせ:アトリエ5☎ 044-411-5154 ========================
渋谷/9月の絵本棚「マーシャ・ブラウン」
[親子クラス] 2015.09.07
渋谷/9月の絵本棚「マーシャ・ブラウン」
◎親子クラス講師:渋谷 葉子 今月は今年の4月に96歳で亡くなられたマーシャ・ブラウンさんの絵本を紹介しています。 マーシャさんは1918年にアメリカのニューヨーク州ロチェスターに生まれました。三人姉妹の末っ子で、みんな本を読んだり、絵を描くことが大好きだったそうです。ニューヨークの公共図書館に5年間勤め、その間に子どもたちへのお話を担当するストーリーテラーとしても活躍しました。そして、1946年に「ちいさなメリーゴーランド」で絵本作家としてデビューします。その後も自作ほか、各国の民話をもとに絵本を出版。作品ごとに大きく画風を変えることでも知られています。コールデコット賞など多数受賞。 「ちいさなヒッポ」 訳/内田 莉莎子 母さんカバはちいさいヒッポに生きる術としての言葉を特訓を教えます。大自然の厳しさと母の愛が力強く美しい木版画で伝えます。 「三びきのやぎのがらがらどん」北欧民話 訳/瀬田 貞二 リズミカルな繰り返しでだんだん大きくなっていくヤギと、川から出てくる大きなトロルは迫力満点! 大人も楽しめます。 「せかいいち おいしいスープ」 訳/こみや ゆう えっ、石からスープができる?いったいどんな味のスープができるのでしょう?三人の兵隊が村人たちにしかけたユーモアに思わずほっこりします。 「空とぶ じゅうたん」 三人の王子は父王の命令で世にも珍しい宝を探しに旅にでます。一番素晴らしい宝を見つけた者が王女と結婚できるのです。果たして結婚できるのはだれ?色鮮やかな色彩にひきつけられます。 「白鳥」作/アンデルセン 訳/松岡 享子 白鳥にされてしまった11人の兄さんたちの魔法をとくため、末娘のエリザは口を閉じ、イラクサを編み続けます。 「スズの兵隊」作/アンデルセン 訳/光吉 夏弥 しっかり者の兵隊はかれんなバレエの踊り子に淡い恋心を抱きますが、運命のいたずらが待ちうけていました。 「影ぼっこ」作/ブレース・サンドラール 訳/尾上 尚子 あらわれては消え、消えてはあらわれる影の精。子どもたちの遊び相手になったり、お化けのようにこわがったり…。アフリカの力強さを見事な色彩で表現しています。 「目であるく かたちをきく さわってみる」訳/谷川 俊太郎 マーシャ・ブラウンの写真と谷川さんの訳の心地よい旋律がぴったりとあっています。
渋谷/親子:夏の造形あそび
[親子クラス] 2015.08.25
渋谷/親子:夏の造形あそび
◎感想/講師:渋谷 葉子 今年の夏は一段と暑かったですね。そんな中、子ども達は暑さに負けず、毎回元気いっぱいにやって来ました。暑い時こそ、思い切り気分を解放させてあげたいものです。昔はどこの家にもいたずらのできる壁や障子があり、外には川や池と、思う存分泥んこ遊びを楽しめる場所がありました。しかし、今はそういった環境が少なく、子ども達もパワーをもて余しているように思います。 7月はお部屋に段ボールを迷路のように並べ、まん中に絵の具をたっぷりと用意し、絵の具遊びをしました。4月からの活動でだいぶ絵の具になれてきた子ども達、自分から進んで思い思いの場所を見付けます。筆やローラーを持って描き始める子、絵の具の容器に手を入れる子、塗り方もグイグイといく子もあれば、職人さんのようにきっちりと塗る子。ひとつの活動をとっても10人10色です。 造形遊びは「こうしよう」といったねらいを持たず、子ども達の意思に任せたいと思います。あえていえば、やっていくうちに「~したい」「こうしたい」を子ども自信で見つけて欲しい、それがねらいです。 8月はテラコッタ粘土を楽しみました。段階を踏んで粘土の取り組みをしてきたので、だいぶ抵抗なく入っていけるようになりました。お団子、へびさん、並べる、積む。作る側から、壊していく子ども達(笑)それでいいと思います。完成することが目標ではありません。 ドロドロ、ベタベタ、グイグイ色々な感触を経験することで、心地よさを感じることを大切にしたいです。また、お母さんが側にいるという安心の元で、少しずつ離れて活動し、自信をつけていけるよう応援していきたいですね。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【秋の入会キャンペーンのお知らせ】 ご好評を頂き2クラス定員となりましたので、増設も検討しましたが、後期は幼児クラスの講師も務めるため、今年度の募集は一時終了致します。転勤などで欠員が出た場合は、随時募集をかけますので今しばらくお待ち下さい。宜しくお願い致します。(渋谷)
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