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小学生クラス

2025年 春の絵画制作

夏が来る覚悟をしようとした途端、ええ??まさかの梅雨前線が消え去り、梅雨明けかと思ったらまた梅雨前線が戻ってきたり、急に30度超えの夏がやって来ました。暑い。

 

 

さて、4月から新学期が始まりソワソワとワクワクが入り交じる中、アトリエ5の理念である五感をフル活用し絵画制作を行いました。

 

 

4月 空想画 「〇〇の木」

私たちの周りにはどんな木があるかな?

どんな木があったら素敵かな?面白いかな?

クラスのお友達と「これいいね!面白いね!」など盛り上がり、その空間には想像力豊かな物語が広がり、とても豊かな楽しい時間の中、絵画が出来上がりました。

絵の具の量やお水の量に注意し、皆楽しみながら真剣に制作を行っておりました。

 

 

5月 観察画 「魚介と新緑」

この季節の旬であるイカやアジ、アカハタなどの魚介と、アイビーやツワブキなどの新緑をモチーフに。

制作の際に気をつけたことは

・絵の具、お水の量

・お道具の使い方、置き方

・色を混ぜて見つけた色に近づける(混ぜ色)

触ったり、見つめたり、匂いを嗅いだり…五感を使いながら、子供たちは新鮮な驚きでとても楽しそうでした。魚って1色だけじゃなく、よく見てみると何色も見える、ザラザラしてる、ツルツルしてる、奥の方に色が隠れてる…。子供たちは見つけた新しい発見を自分でどう描くか考え、絵画にしていきました。

配置や色にとても個性が見えて、素敵な観察画を仕上げることが出来ました。

 

 

6月 聴想画

聴想画とは、音楽を聴き、思い浮かんだ形や色で絵を描いていく制作です。前半クラスは「月の光」を聴き、絵の具の上にクレヨンで型抜き模様をつけ、後半クラスは「水の音」を聴き、紙を折り曲げ水に沈めてポスターカラーのにじみで表現、その上に水のゆらめきときらめきを金と銀のポスターカラーを使用しました。

4月5月で絵の具や水の量に気をつけて来ましたが今回は好きなように!描きたいように!思い浮かんだ内側の形や線、色、想いを画用紙にぶつけて貰いました。

抽象画の入口となって欲しいとの願いを込めた今回の制作ですが、真っ白な画面に縛りや指定のないものを描いていくことは、とても勇気が必要で、同時に迷いが生じるものです。しかし、みんな感じ取った音を咀嚼し、堂々と表現をすることができ素晴らしい作品が完成しました。

 

 

これまでアトリエ5に在籍していた子、新規入会の子も、3ヶ月で3枚の絵画制作を行う中で、表現力や考える力の成長を感じることが出来ました。

7月から約2ヶ月に及ぶ夏の工作が始まります。

暑いですが、気分一新頑張りましょう!

 
 

 

***Instagramギャラリー***

*作品群や活動の様子をぜひご覧ください*

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