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冬の終わり春の始まり

カテゴリ:小学生クラス

  • 作成:辻悦子

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◎ アシスタント:春日千尋

今回の子ども達は、デザインに挑戦です。
「デザインってなんだか知ってる?」
「お洋服作る人!なんか、おしゃれな感じ~」
ある男の子は、「人が使う商品を考えそこに工夫をする事です!」なんて辞書に載っているような答えでびっくり。昔よりも「デザイン」の大切さを子ども達も当たり前のように感じながら生活しているのでしょう。
講師の本田は「デザインは、こうしたら喜んでもらえるかなとか、相手のことを考えて工夫することがデザインだと思います。」と答えていました。

1回目でマッチ箱形の箱を作り、次のレッスンまでの一週間の間に、「冬の終わり、春の始まり」を感じたものをに探してきました。
「他の人にとってはゴミみたいなものでもいいよ!」
みんな「??」という様子で大丈夫かなと思いましたが一週間後、自分の持ってきたものをハンカチなどの包みからいそいそと出して嬉しそうに教えてくれる柔軟な子ども達。

資生堂の広告をデザインしたグラフィックデザイナー山名文夫さんの作品集を見た後、いよいよ箱のグラフィックデザインをします。今回は、沢山の定規を使い、色鉛筆で線を引き形を塗り込んで行きます。色数も三色に限定。
子ども達の「素敵なものをつくりたい」という心がストレートに出せるように、色鉛筆を尖らせ丁寧に塗りこむことだけに注意して、あとはゆだねました。
その結果、箱の中身と繋がるような色や形を描いたり、中身と全く違うけれどその子らしいユニークなものなどができていました。

この箱を開ければ、何十年経っても2016年のこの時をはっきりと思い出すと思います。 
お母さんと拾った梅、首が取れたキーホルダー
野球のバットのキーホルダー。拾ったガラスのかけら。
おばあちゃんが送ってくれたネコヤナギ。
それらを美しいと思った自分を愛しいと必ず思うはず。
自分の子どもに見せるかもしれません。「あなたと同じ年の頃にこんなものを拾って箱を作ったんだよ。」なんて‥。勝手に妄想してじーんとなります。

自分だけが分かる素敵さを自分以外の人にも「素敵!」と思ってもらうために、一人一人が、自分なりに工夫している様子にデザインの本質を見たようで感動でした。
子ども達の審美眼がパッケージされた箱です。ぜひ開けて見てください。

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