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心をすまして描いたもの

カテゴリ:小学生クラス

  • 作成:春日 千尋

写真 2016-06-15 17 44 36のコピー

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6月の制作は、音楽や、音のイメージをきっかけとして描くことそのものを楽しむ絵画制作です。耳を澄まして聞いたイメージを、線、面、色、形、組み合わせ、構図などによって表します。言葉で説明すると、難しく感じますが、子ども達は「音楽聞いて描くの好き!」と抽象画の入り口に恐れなく入っていきます。そうして、描くこと自体を楽しんだ結果、音楽を感じる絵が出来上がるのだから参ります。

 

さて、音を聞いて絵を描くと言っても、クラスによってその取り組みは様々です。

本田クラス月•水曜日の前半クラスは、いつも使っている筆では描けない線を求めて「自分の筆を作る」ことからスタート。

山田クラス火曜日前半クラスは、「たのしみは」から始まる短歌を目を閉じて聞きました。そして自分達も短歌を作ってみよう!と自分の楽しみなことを書き出す「言葉のスケッチ」をしました。

辻•本田クラスの火•水曜日後半クラスは、雅楽を聞いてイメージが広がったところで、色鉛筆の縦と横の線で布を織るように描いてみよう!と染織家の志村ふくみさんの画集を見ることから。

 

さあ、子ども達は、どんなふうに耳を澄まし、心の中にイメージを広げたのでしょう。 作品を持ち帰った時は、ぜひ、どのように描いたのか聞いてみてください。

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