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新緑のもみじとバラ

カテゴリ:幼児クラス

  • 作成:辻悦子
幼児クラス 制作:2012年5月 ◎感想/講師:渋谷葉子
アトリエから徒歩2分の所に主宰辻先生のお宅があります。お庭にはバラや梅の木をはじめ、季節折々のお花や木々がさ咲き乱れています。毎年1〜2回は先生のお庭のお花や葉っぱをモチーフに入れています。
初回にみんなで先生のお庭にお邪魔しました。まずはバラのお花を見たり、触ったり、匂いを嗅いだりしました。ただ、美しいばかりでなく、枯れて茶色くなったり、虫がついてる、「そういう姿も知って欲しい」とねらいも込めています。
そして、今回のもみじ。この春、例年になく天候不順だったのでどうか心配しましたが、運良くそれが功をなして、枝の先に薄オレンジの赤ちゃん葉っぱが…!「みんなに描いて欲しくて待っててくれたんだね」そんな言葉に子供達は描く意欲を高めます。
もみじは真っすぐな枝に同じ所から左右に葉がついています。まんなで真っすぐに立ち、手を真横に伸ばし、「紅葉とおんなじだね」とまずは体で感じてもらいます。そして次によく見たり、手で触りながら、いろいろ自分で見つけます。
もみじの枝は上から順々にす少しずつ葉が大きくなり、色も濃くなっていきます。赤ちゃん、1才、2さい…「この子は何才くらいかなぁ?」緑色の仲間のクレパスを重ねてぬることで、微妙な色を作ります。まだ、2ヶ月なのにみんな色作りにとてもハマってます。
ちょっぴり疲れてきたところで、「葉っぱが塗れたら絵の具だよ」の声に「絵の具やりたい!」と一機にテンションが上がりました。クレパスとは違った筆運びの気持ち良さ。色作りもなかなかのものです。混ぜることに楽しみを見つけ、中には渋い色合のお子さんもいます。「大人っぽい色が作れたね。何色と何色を混ぜたの?」と聞いてみて下さい。今週お持ち帰りします。ぜひ、お家に飾って、皆さんで楽しんで下さいね。
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