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おとな 鉛筆デッサン/春の制作合評会『デッサンのその先へ』

カテゴリ:おとな美術

  • 作成:横山 大河

7月27日土曜日に、おとなクラス初級基礎デッサンの方を中心に合評会を開催しました。

各クラスから曜日を超えてお集まり頂き、作品の紹介と懇親会を行いました。

作品紹介では、春に制作した作品の中から1~2点を選んで、制作の中で学んだ事・考えた事や今後の目標、加えて自身の簡単なプロフィール紹介も行って頂きました。

 

アトリエ5では、新規ご入会の方にはまず基礎を身に付ける意味で、10~12程の初級課題の鉛筆デッサンを行って頂いています。

そこで身に付けた描写力、物を見る・感じる力を土台として、次は中級にステップアップし興味のある様々な画材に移っていきます。

 

今回の合評会では、初級の方が中心のため鉛筆デッサンが主でしたが、中級の方からも数名ご参加頂きました。

木炭や色鉛筆、また一歩踏み込んだ鉛筆デッサンの作品などを見ることができ、初級の方は今後に思いを馳せ、一方中級の方は鉛筆デッサンの頃を懐かしく思い出し、お互いに良い刺激になったのではないでしょうか。

 

また皆様の発表を聞いていく中で、我々講師陣にとってもいくつも発見があり、大変実りある時間となりました。

プロフィール紹介からは、普段のレッスン中には聞けないようなパーソナルな部分を知る事ができ、講師のアドバイスで印象に残っている事からは、こちらが何気なく発した一言が生徒さんに多大な影響を与えている事を再認識させられ、今後の目標からは、中級で使ってみたい画材や描いてみたいモチーフなどをお聞きする事ができました。

さらに、皆さんの作品に対する飽くなき向上心にも驚かされました。

上記全ての事が直接指導に影響するわけではありませんが、生徒さん一人ひとりの背景を知る事で、その人に合ったより質の高い指導に繋がってくると考えています。

生徒の皆様の上達に負けぬよう、講師陣もより質の高い指導を目指し精進して参ります。

 

ここから夏・秋の制作を経て、初級の鉛筆デッサンを修了される方も次々出てくるかと思います。

是非ここまでに学んだ事を生かし、違う画材でも自分なりの表現を模索してみて下さい。

次の合評会で、鉛筆デッサンの上達は勿論、新たな画材での作品を拝見できる事を楽しみにしています。

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