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おとな美術・春の感想(Y様)

カテゴリ:デッサン油絵

  • 作成:辻悦子
◎辻悦子 いつもブログをご覧頂き、誠にありがとうございます。 庭の花の写生、秋谷での5の会、ジュエリー講座など、おとなクラスの春は充実していました。また、この6月から日本画クラスの講師に山田稔子が就く事になり、年間カリキュラムも安定感があり楽しみです。これから体調を崩しやすい季節になりますので、皆様どうぞご自愛下さい。 *****「新しい美しさを発見し、日々の暮らしに取り入れていく。」***** Y様/女性(土曜日午後クラス) 絵が描けるようになりたいという気持ちを何年もくすぶらせていおり、以前からアトリエ5が気になる存在でした。敷居を高く感じていましたが、お友達(小学生)が通っていることをと聞いて、体験に行ってみました。 まずは基礎から教えていただける事、個々の実力に向き合って指導してくださることが解って、社会人になって十うん年、初めて土曜日に習い事をすることに決めました。恥ずかしながら、仕事が忙しくなると、気持ちの余裕が減っていってしまいますが、土曜日の決まった時間に、仕事ではないことをすることは、私の生活に変化を持たすことができるようになった思います。 3月末に体験に参加して、4月から教室に通い始めて2ヶ月半経ちました。花の時期は2ヶ月ほど、花の写生をするということで、花を「愛でる」心を学びました。今、私の視界は色彩のグラデーションに広がりを持ち、草花の造形にも興味があふれるばかりです。正直、花かぁハードル高いなぁと思いながらも、1年後の花の時期にどれくらい絵が変わるか楽しみね!と先生に励まされながら、なんとか必死で描きました。 6月に入り、今日から元のプログラムに戻って、しっかり基礎を教えていただけると言うことで、自分の底力を付けるためにもしっかり学びたい(描きたい?)と思います。 入会してすぐに、先生に紹介していただいたアントニオ・ロペス展、すごく感動しました。アントニオ・ロペスの「最初にうける感動を表現する能力は現実の世界を正確にコピーする技量や正確さとは別のものなのです」と言う言葉も、将来の私が本当だなーと、思えている事が秘かに目標です。 今まで本当に絵と言うものは自分の人生のなかで漠然としたものでしたが、アトリエ5に入会してみて、先生の紹介してくださる美術館に行って自分の好きな絵を探したり、先生のお持ちの画集を見せていただいて、様々な絵に触れ合ったり、前田川の散策、砂浜にオブジェを作るために裸足で砂の上を歩き回るなどの非日常な体験をした5の会や、サロン5のジュエリークラスにも参加することができて、絵を描くという事だけではなく、少しずつ自分の毎日が変わっていくようで、ドキドキしています。
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