ブログ

ブログ

虹色散歩ー藍

カテゴリ:ツジエツコ

  • 作成:辻悦子

滋賀県の実家に帰ると、時々佐川美術館へ行きます。淡い藍色の湖面が煌めく琵琶湖の畔にあり、いつも閉館時間までゆっくりと過ごします。帰路は比叡山に沈む夕日を眺めては、「きれいだなあ〜。帰ってきたなあ〜。」と実感します。

佐川美術館は、日本画家・平山郁夫の作品と彫刻家の佐藤忠良の作品、そして陶芸家の樂吉左衞門の作品を常設展示しています。子供クラスの春の観察画で参考にした佐藤忠良の「木」の本は、ここで購入したものです。「おおきなかぶ」も、テラコッタで楽しい共同制作になり、とても嬉しく思います。

◎「子どもの美術」佐藤忠良が小学生の図工の教科書に寄せた文章
図画工作の時間は、じょうずに絵をかいたり、ものを作ったりするのがめあてではありません。じょうずにかこうとするよりも、見たり考えたりしたことを、自分で感じたとおりにかいたり作ったりすることが大切です。しんけんに絵をかき、ものを作り続けていると、じょうずになるだけでなく、人としての感じ方も育ちます。このくり返しのなかで、自然の大きさがわかり、どんな人にならなければならないかがわかってきます。これがめあてです。
ページトップへ
ページトップへ
Copyright © Atelier 5