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金銀の翼- 完成!

カテゴリ:小学生クラス

  • 作成:辻悦子
小学生クラス 制作:2012年7~8月 「夏の工作」
◎感想/講師:中家総子
7月からスタートし約1ヶ月半の期間をかけた工作がついに完成しました!夏休み中会うたびに日焼けしてたくましく見える子供達。暑い日が続く中毎週活き活きと取り組んでいました。今年はロンドン五輪が開催された特別な年ということで、「羽ばたく」をテーマに金色と銀色の大きな翼を持った鳥を制作しました。作品の要となる作り込みの週にちょうどオリンピック本番が始まり、テレビで競技を見ていた子も多く、日本人選手の活躍に引っ張られるように制作も盛り上がりをみせました!今年は沢山のメダルを獲得し輝かしい結果を残してくれて日本中が湧き上がりましたね。
アトリエの子供達もこの夏は工作で一人一人が奮闘し力を出し切りました。今回の見せ所は翼の模様です。フォークやたわしやレゴブロック等様々な道具を使用して凹の形を、粘土を丸めたり細く伸ばしたりして凸の形を付けて、一枚の羽を徹底的に造り込みました。模様が絵画のように構成になっている子、道具や粘土をいろいろ試してる間に偶然面白い模様を発見した子、こちらの想像を遥かに超えたものが沢山出てきて驚きと感動の連続でした。鳥の身体の中にはお願い事を書いた短冊が埋め込んであります。願いを鳥に託すような気持ちで粘土から色塗りの仕上げまで一生懸命作りました。 一羽一羽全部に子供達の想いが込められています。
今回は石粘土に細密な表情を加えることで別の質感になる面白さが造形のポイントです。粘土は子供達にぴったりの素材です。指先や手の動きがそのまま表情になり、伸ばしたり重ねたり腕の力の入れ方がいきいきとした形になります。生々しくいダイナミックな造形は子供ならではでとても魅力的です。又、工作では素材を使いこなすための道具の指導も大切にしています。今回は粘土ベラで切ったり面を押さえたりして形を作ることを伝えました。工作では普段の絵画制作では使わない五感の中の「触」の部分をフルに使います。時間をかけ様々な工程を通して一つのものを作り上げる事は、子供達にとっていつもの制作と少し違うスペシャルな体験だったのではないでしょうか ?オリンピックの力も借り、今年の夏ならではの輝くような作品が出来上がりました!是非お家に飾ってご家族の皆様でお楽しみ下さい。夏休みの自由研究にもご活用下さい。
◎作品の飾り方
画鋲等の留め具で壁に掛けて飾って下さい。作品が大きい場合とパランスが難しい場合は留め具を2つ使用すると安定します。飾る時の角度も決まっているのでお子さんに聞いてみて下さいね。
◎学校に持って行く際
作品全体をフェイスタオルで包んで下さい。くちばしや足等、細い箇所はティッシュやガーゼで包むとさらに安心です。
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