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木版画/モノクロで摺る抽象 2020前期

カテゴリ:木版画

  • 作成:辻悦子
 
 
 
 
 
 
講師:辻悦子:アトリエ5主宰(木版画家)
助手:中村朝咲(武蔵野美術大学院 修士課程版画コース)
 
=前期の報告=

初夏の庭で取材したモチーフを、一枚の版木の裏表2版に描き分け、墨の濃淡に変化を加え、摺りの奥深さを堪能しました。木版画は初めてと言うお二人でしたが、元おとなクラスの生徒さんだけに技法の理解が早く、独自の表現へ向かうスピードと探究心に何度も心打たれました。

版木と和紙の滑らかな手触り、彫刻刀を刻むリズム、バレンの摺りに江戸時代へ想いを馳せ、何度もうっとり♡ 最も時間を掛けたのは「試摺り」で、何度も版の可能性を探り多くを学びました。そして、いよいよ「本摺り」では、上品な墨色と高度な技が光り感動的でした。後期は油性絵の具も併用する予定です。お楽しみに!


木版画講座のアルバム(辻悦子のfacebook内):写真約30点

ツジエツコのブログ:木版画の作家活動、日々の暮らし

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