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小学生:水のかたち(月・水)

カテゴリ:小学生クラス

  • 作成:辻悦子
小学生クラス  2013年7月『水のかたち』
 ◎ 感想/講師:本田雄揮(月・水曜日クラス)
先日はアンケートにご協力いただき、誠にありがとうございました。今後の運営、活動に大きく役立たせていただきます。
7月は待ちに待った「夏の工作」です!
今回は、6月の聴想画のテーマである「水」を引き継ぎ、立体で「水のかたち」を表現します。
6月で目に見えないかたちを表現することを知った子ども達。その力を発揮してもらいましょう。
使う材料は「布」と「針金」。
布は、「絞り染め」を行い美しく模様つけ。水中をイメージしたさわやかな蒼色。
その布でかたちづくり。布ではどんなことができる?立体的にするには?をよく考え、しぼったりつねったり折ったりたたんだり垂らしたり…。
この段階でそれぞれの違うゴールが見えてきた。手を動かしながら自分だけのイメージをつくり上げていく。
次に針金の登場。針金の扱いは何度も練習した。ペンチの使い方、かたちのバリエーションなど、針金のことをよく知る時間はとても大切。
2種類の針金を使い、大きい動き、細かい動きを表現していく。硬い針金はただ曲げるのですら難しい。作品との格闘。あきらめてはいけない。
軟らかい針金は、縦横無尽に空間を駆け回る。ただ曲げるだけでない。ここでも何ができる?を考える。広がっていく可能性。積み重なる工夫。最後にバランスを整えついに完成。一見、涼しげな作品だが、よくよく見るとみっちりこだわりが詰まってアツい作品になった。
抽象的な取り組みが続いた6,7月。抽象作品はその「色」や「形」自体に作品として意味を持たせなければならない。
ただの針金を曲げたもの、では表現ではない。そこに自分の内面にある必然性をのせていく。
そうすると同じように曲がった針金でも、美しさが違ってくる。これは実は相当高度な表現活動で、どんな作品づくりでもとても大切なこと。
一本の針金に、意味を持たせることができる。これを「すごい」と思える子ども達の成長に胸を打たれた7月でした。
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 夏休みの帰省など、親しい方々と是非ご覧下さい!
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