渋谷/5月の絵本棚
カテゴリ:親子クラス
- 作成:辻悦子
私は念願の「あしかがフラワーパーク(栃木県)」に行ってきました。
樹齢150年、奇蹟の藤の花。
一本の樹が畳500畳というとてつもない広さに広げる枝振りは
神が宿っているかのような美しさと、芳香な香りが辺り一面に漂ったいます。
圧巻を通り越して、言葉も出ず、只ただ酔いしれてしまいました。
私がここを知ったのは、たくさんのふしぎ「大ふじのひっこし」(福音館書店)という絵本でした。
日本初の女性樹木医となった塚本こなみさんが、この大仕事を手がける行程が描かれています。
この絵本を読んで、想像もつかない大藤をぜひ是非、見たい!!
長年の夢が、やっと実現できました!
また、私からこの話を聞いた講師の山田も、この休みに見に出かけたそうです。
山田クラスで関心ある方、ぜひ聞いてみて下さい。
大藤の他にも白藤、八重藤、薄紅、黄色藤と珍しい藤がたくさんあります。
大藤はまだ下まで咲ききっていませんでした。
また、黄色い藤はまだまだこれから咲きます。
ゴールデンウィーク過ぎたあとも2週間くらいは見頃だと思います。
見たい!と思われた方、まだ間に合いますよ♡
さて、本題が後になってしまいました。
今月の絵本棚は太田大八さんのシリーズでまとめてみました。
多摩帝国美術学校図案科卒。卒業後は建築家の元で働く。
図面の引き方や組立建築について教えを受け、全国を回ってこの技術を指導する。
戦後、中学校の同級生で出版社の編集長に声を掛けられ、絵本の道に入る。
絵画とデザインと、幅広い太田さんの絵本の世界をお楽しみ下さい。
あと、もう一つは、今年3月に104歳でお亡くなりになった、
ぞうさんの作詞で知られているまどみちおさんです。
まどみちおさんからの手紙「こどもたちへ」と
意外と知られていない、画家まどみちおとしての世界。
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