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みんなの木 -1

カテゴリ:小学生クラス

  • 作成:辻悦子
小学生クラス 制作:2012年4月 ◎感想/講師:中上佳子
新年度を迎えて3週間程経ち、桜の姿も、満開から新緑へと移り変わり始めました。子供達、保護者の皆様、先生方とともに、無事に新年度を迎える事が出来たことに感謝しています。新たな1年を、皆で楽しく大切に過ごしていきたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。
小学生クラスでは今年度最初の制作、空想画『みんなの木』が始まりました。木は、普段なかなか気に留めることはありませんが、人や動物、全ての生きものに、恵みを与えてくれる存在です。植物がぐんぐん育っていく春、子供達と木がもっと身近になってほしいという願いが込められています。
谷川俊太郎さんの詩「ふじさんとおひさま」に『き』という詩があります。木が持っているあたたかさや、面白さ、豊かさがやさしく伝わってくる詩です。この詩を読んで、子供達は木が自分にとってどんな存在かな、どんな木だったら嬉しいかな、と想像します。
今週は、ひとりひとりの思い描く木が画用紙の中にしっかりと根付き、葉っぱが生えました。
背の高い木にしたいなと思う子、動物やお菓子の形をした葉っぱがある子、木登りがしやすいように丈夫な枝がたくさんある子、ひとりひとり違ったとても楽しい木が生まれました。
新しい学年や新しいクラス、子供達はワクワクすると同時に、まだ緊張していることもあるかもしれません。挨拶や制作を通じて、新しい友達や、新しい自分に出会えるように、子供達が安心して笑顔になれる空間をつくりたいです。来週は、木の周りに子供達の想像の世界が広がります。どのような世界が生まれるのか、とても楽しみです。
————————————————————————- ■日本画の展覧会情報 『桜・さくら・SAKURA 2012』-美術館でお花見!- 時:3月31日〜5月20日まで 所:山種美術館 /アクセス:日比谷線恵比寿駅 2番出口より徒歩約10分 2月に引き続き、山種美術館での展覧会のお知らせです。桜を主題に描かれた作品の展覧会が行われています。ここでは桜の展覧会が毎年行われていて、見に行くたびに作品から春のやわらかな日差し感じます。関東の桜のシーズンは殆ど終わってしまいましたが、美術館の中ではまだまだお花見を楽しむ事が出来そうです。
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