小学生:2013年の夏
カテゴリ:小学生クラス
- 作成:辻悦子
小学生クラス 2013年9月
◎作品のねらい
・面と線と点の視点からコラージュ作品を制作する
・紙やセロハンなど、平面素材の加工方法を発見する
・リズム・アクセント・ムーブメントなど様々な構成の表現方法を学ぶ
◎感想/講師:中上佳子(火曜日クラス)
テーマは2013年の夏!この夏に行った場所のチケットやパンフレット、お土産の包装紙、写真を集めて、とっておきのコラージュ作品を制作しました。
制作が始まる少し前からコラージュの素材を預かり始めたのですが、チケットや写真を渡してくれる時から「ここに行ってきたんだよ!」と、とっても嬉しそうな表情。夏は子供達がひときわ成長する時期と毎年感じているのですが、今まで以上に笑顔を見せてくれるようになったり、自分の意見を伝えるようになったり…家族で充実した時間を過ごしたからでしょう。ちょっとした変化に感心してしまいます。
それは作品にもはっきりと表れています。コラージュの面白さは、構図・色感・素材の面白さを感覚的に捉え、手を動かしながら思いもよらない効果を生み出すことです。
子供達は皆、夏の余韻に浸りながらも画面上に新しい世界を作り出していきました。
私は子供の「あ、いいこと考えた!」発言が大好きなのですが、今回は特に多かったと思います。大人だってそう簡単に思いつかない工夫でいっぱいになったのです。全員の作品が、特別な夏の特別な作品に仕上がったと思います。制作中から私もとても楽しかったです。
*facebook「アトリエ5」に完成作品の写真を追加しました。→☆
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秋の見学・体験、おすすめです!是非お問い合わせ下さい。
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『竹内栖鳳展 近代日本画の巨人』
■場:東京国立近代美術館(竹橋) ■URL:http://www.momat.go.jp/
■期:10月14日(月)まで
秋分の日に、やっと足を運ぶことが出来ました。
京都の画家である栖鳳の作品は、その殆どを画集でしか見たことがありませんでした。時々、運良く有名な作品が東京へやって来るときもありますが、今回程の大規模の展覧会は非常に珍しいと思います。ご存知の方も多いと思いますが、栖鳳の描く動物は、ハッと息を呑むほど魂が込められています。柔らかい様で鋭い栖鳳の筆。近くで見ても、絵の中で息している…!としか思えません。ずっと見たいと願っていた動物がたくさん居て、私にとって夢の動物園のようでした。展示も後半になってまいりましたので、是非ともご覧下さい。