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キャベツとビー玉

カテゴリ:小学生クラス

  • 作成:辻悦子

小学生低学年クラス・春の観察画

◎制作のねらい
・「よく観て描く」とはどういうことか、佐藤忠良「木」のスケッチを紹介し、
  物の質感や量感、生命感を表現し描いている凄さを感じてもらう。 
・自然物のキャベツと工業製品のビー玉がもつそれぞれの美しさの違いを感じて描く。
・蓮根とビー玉を利用して背景の構成を考える。
・モチーフが美しくみえる背景の色を考える。

◎感想/講師:中家総子
今回導入で佐藤忠良さんの木の素描を紹介しました。自然物に敬意を込めて、真摯に向き合い表現を続けている忠良さんの姿勢を子ども達にも伝えたかったからです。作品を観た後、キャベツを実際に手に持たせ重さやみずみずしさを感じてもらいました。みんなスイッチが入ったようにキャベツの断面の細か い表情を真剣な眼差しで描いていました。モチーフの美しい色をクレパスで再現するため、何度も色をかさねている姿もとても素晴らしかったです!自然物のお野菜との対比で工業製品のカラフルなビー玉をアクセントに使用しました。ビー球の配置を考えることで構成についても学びました。ひとりひとりがよく観て描き表現する ということを学んでくれたと思っています。
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