わたしのなまえ
カテゴリ:幼児クラス
- 作成:辻悦子
◎講師:渋谷 葉子/
今月は名前をデザインしました。 今の子ども達は文字の習得が早く、小学校に上がるまでに平仮名の大体を読み書きができます。 年少さんもこの時期になると、下の名前が書けるようになってきています。 しかし「この名前はだぁれ?」自分の漢字を知っている子はあまりいませんでした。 初めて知る自分のもう一つの名前の文字。 平仮名は一文字では音だけですが、漢字は一文字一文字意味があります。 名前はみんながおじいちゃん、おばあちゃんになるまでずっと使うもの。 こういう人になって欲しいなぁという、お父さん、お母さんの願いが込められているのよ。 一人一人に名前の持つ意味を教えてあげると、恥ずかしそうに、でも、ちょっぴり誇らしげな笑顔を見せてくれました。 そして、初めて書く漢字の名前。 お手本を見ながら真剣に、一本一本、丁寧に書きました。
さあ、今日の絵は名前が主役です! 自分の名前が輝くように、サインペンで周りをお飾りしましょう!
「まるをさがして」という絵本でマルのデザインに触れました。 サインペン、絵の具でまる、まる、まると密度を上げていきます。 サインペンのスラスラと滑るような線と、たっぷりとした絵の具のおおらかな線が、子ども達の心の動きを掻き立てます。 描き終えた時の表情の何とも言えない、自信に満ちた顔になっていました。 「これで完成!」の意志表示は、今までの中で一番力強かったように思います。
作品をご家庭に持ち帰りましたら、是非飾ってあげて下さい。 そして、お名前についての由来を話して聞かせてあげてくださいね。