白熱した発表会
カテゴリ:中高生クラス
- 作成:辻悦子
制作:2017 12月
◎感想/講師:吉田一民
今年最後のクラスでは夏過ぎから約4ヶ月かけて描いた作品の発表会を行いました。
発表会は毎回のように白熱するのですが今回は講師の先生と保護者の方々に加えて、特別ゲストで来てもらったアトリエ5卒業生でもあり、現在美術大学に在籍している2名を加えての発表会という豪華なメンバーでのスタートになりました。
今回の課題モチーフは基本的に白や透明なものを中心にしたこともあり、出来上がった生徒作品も非常に個性豊かになり、1人1人の発表もタイトルから内容の説明まで非常に多彩だったと感じます。発表者も質問等にしっかりと受け答え出来ていて成長した所を見ることが出来ました。
本来は発表に対する講師陣のアドバイスで終わるのですが今回は現大学生からの素晴らしく的確なコメントも飛び交い、目の前にある作品だけでなくこれからの未来に対する「一歩先の話合い」が出来ていたのではないかと思います。発表会が終わってみれば、程よい疲れの中に自分の目標に対して手応えがあった人も多いのではないでしょうか。今回来て頂いた保護者と大学生の方々に改めてお礼を申し上げたいと思います。充実した時間ありがとうございました。また、クラスの皆もお疲れ様でした。年末年始でゆっくり休んで下さい。
今月で自分がアトリエ5に来てから2年が過ぎました。ふと思い出す事は生徒たちの成長と共に歩んできた日々です。週末、学校が終わった後の金曜日、暑い日も寒い日も、行事で疲れていても足を運び絵を描きに来ているその姿勢に驚きを隠せません。まさに継続は力なりという言葉の通りなのだと作品を見て感じる今日この頃です。これからもお互い頑張っていきましょう。良いお年を。
金曜日 中高生クラス担当 吉田一民