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中高生 油絵/秋の制作「道具と色」
[中高生クラス] 2025.01.22
中高生 油絵/秋の制作「道具と色」
   大寒を迎え、一年で最も寒さの厳しい季節となりました。    中高生クラス、秋の油絵制作「道具と色」。4ヶ月の制作期間の後、年明け初回のレッスンにて合評会を行い、締めとなりました。    今回は各自が持ち寄った「道具」「自身が選択した色のもの」と、教室準備の「グラス」「アクリルケース」を組み合わせ描くというもの。  目標は、観察をもとにした描写をすること。    完成作品について、総じて皆の今持っている視点や価値観、技術が分かりやすく表現され、頑張りが感じられる一方、新たな壁、課題も充分にみえた制作でした。   合評会を終え、それぞれが感じた今後の課題は決して少なくはないと思いますが、忘れずにしっかりと心に留め、次の制作に活かしてください。    制作中に「よくみて描く」とはどういうことか、ところどころで話をしましたが、憶えていますでしょうか。  油絵制作に対して慣れてきた今だからこそ、一度本当に基本的なことを見直し、もう一回行ってみても良いのかもしれません。   自身が以前よりどう成長しているのか、振り返り自覚をしつつ、次の課題へと向かっていってください。  
おとな/油絵
[おとな美術] 2024.12.16
おとな/油絵
     年の瀬迫り何かと慌ただしい季節となってまいりました。おとなクラス生徒皆様におかれましては、お忙しい中でも絵画制作に集中する時間を楽しみに、教室に足を運ばれ、大変励まれております。    今回はおとなクラス油絵制作のご紹介です。  鉛筆デッサン初級・中級のメニューを終えた後の技法選択肢のひとつとして「油絵」があります。学生時代に授業で行って楽しかった、全くの初めてだが興味はあった、趣味で描いていた経験がある‥など、選択される動機・経験は皆様それぞれですが、アトリエ5ではどのような方もまず、油絵の前にポスターカラーによる「色彩構成」のメニューを行っていただき、色彩の知識、混色のコツ、筆づかいのコントロールなどを学んでいただきます。  モノトーンのみの表現だった鉛筆デッサンから一転、色彩豊かな制作に心躍る一方、その難しさに驚かれる方も多いですが、この色彩の学びを経て油絵制作を行うことで、スムーズに取り組むことができるというわけです。    油絵制作自体は、はじめに道具の扱い方や、基本的な制作手順に慣れることから始まります。  油絵制作では「何層も重ねて描いていく」という特徴があります。スケッチから始まり、下書き→下塗り→重ね塗り→さらに重ね塗り→描き込み→どこまでも描き込み‥と時間をかけて丁寧に絵の具を重ね、色の層を作っていくことで、油絵独自の発色、美しさが生まれてくるのです。最初にこの手順を意識しながら描くことで少しずつ油絵の具の特性を理解し、完成までのプロセスをイメージしながら進められるようになっていくのです。    慣れてきますと、描きたいモチーフに合わせ、絵の具の厚み、タッチによるマチエール、オイルの配分、色の関係性、空間表現などを各自で工夫して描きます。  油絵の魅力はなんといってもその「表現の幅の広さ」にあります。物質的な絵の具を大胆に重ね、ゴツゴツの質感にすることもできますし、オイルを多く溶いて透明感を持たせることもできます。ペインティングナイフを使用したフラットな厚ぬりなどは、他画材にはない無二のものです。  また、絵の具が固まるのに約1週間ばかりかかることを活かし、パレットではなく画面上で絵の具を混ぜ、フレッシュな色づくりの印象を与えたり、修正したい部分などは布で拭き取り何度もやり直しを行うこともできます。      油絵は自分が望む表現に近づくまで、どこまでも画面上で絵の具のやり取りを繰り返すことができ、他の画材に比べ、より深く「作品づくり」としての絵画を追求することができるのです。    一方で、自らが望む表現ができるということは、同時に「どういう作品を描きたいか」という作者のねらい・意図を明確にしておく必要があります。それが曖昧ですと、制作中に完成への道程で路頭に迷う状況がしばしば生じてきます。また、最初は計画していたものの、途中で分からなくなってしまうこともよくあることです。ですが、それこそが他にはない「作品づくり」の醍醐味でもあり、「絵をつくっている」という実感でもあるのです。    油絵は他に比べ、直接的な画材といえます。始まりから終わりまで、自らが行った様々な行為がそのまま重なりとして残り、全ての痕跡が作品の一部となります。  現代社会、特におとなの皆様において、日常で鉛筆を持って字を書くことすら少なくなってきた今、ダイレクトに、触覚的に自らの痕跡を残していきながら絵画を制作する油絵は、自らが忘れていた感覚、もしくは今までに味わったことのない感覚を想起させ、新たな喜びを得るものとして、もしかしたら必要なものかもしれません。   – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – [おとなクラス増設予定!] ご要望にお応えして来春に向けて開講準備を進めています。整い次第こちらのブログでご案内するので今しばらくお待ち下さい。 体験レッスン:予約ページ随時更新 – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – [絵画教室アトリエ5] 川崎市中原区、東急東横線、東急目黒線「元住吉駅」徒歩5分 モトスミブレーメン通り商店街にある絵画教室です 子供から大人まで生徒数150名 クラス時間表→曜日時間 – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –       
おとな/水墨の表現
[日本画水彩] 2024.10.23
おとな/水墨の表現
10月も中旬を過ぎ、金木犀が一斉に咲いて漸く本格的な秋を実感しています。 おとなクラス紹介シリーズ、今回は水墨の制作の様子です。   アトリエ5おとなクラスでは、まず鉛筆デッサンにて基礎を学ばれた方が、中級〜に進むにあたり様々な技法にふれ、ご自身の表現を模索しながら制作を深めていかれます。   現在、水墨に取り組まれている生徒さんは、木炭画や油画のご経験もある方々。 最初は基本的な運筆や調墨、水墨画の基礎としての「四君子」を手本として学び(実際臨画にも学びが尽きませんが)、自身の表現したいものを毛筆の線、また墨と水の濃淡で探ります。   やり直しのきかない線、思った以上に吸い込む紙、乾いてはじめてその階調が明らかになる墨色。 全く勝手の違う画材に慣れるまでにそれなりの時間はかかります。 一手一手に感覚が研ぎ澄まされ、以前より描く流れを意識したり自覚的に筆を運ぶようになったと、何枚も描き繰り返すレッスンの中にご自身の変化を感じていらっしゃいます。   そしてやはり明暗の美しさを感じ取る力、絵づくりの力は、ご入会初期の鉛筆デッサンの頃から培われ、その感覚はジャンル技法を飛び越えてその人の表現の礎になっていることを感じます。   最近では、手に馴染む紙が見つかったり、道具を自作されたり。独自な展開が見られ、同じクラスの生徒さんの関心を集めてもいらっしゃいます。 作品の完成や今後の展開が楽しみです。     – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – [おとなクラス増設予定!] ご要望にお応えして来春に向けて開講準備を進めています。整い次第こちらのブログでご案内するので今しばらくお待ち下さい。 体験レッスン:予約ページ随時更新 – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – [絵画教室アトリエ5] 川崎市中原区、東急東横線、東急目黒線「元住吉駅」徒歩5分 モトスミブレーメン通り商店街にある絵画教室です 子供から大人まで生徒数150名 クラス時間表→曜日時間 – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –   
おとな/水彩画
[日本画水彩] 2024.10.08
おとな/水彩画
長かった連日の猛暑から一転、ひと雨ごとに秋の深まりを感じる爽やかな季節の到来です!商店街の店先にも秋の味覚が並び、モチーフに迷うくらいですね。 さて今回は、山田クラス・辻クラス・本田クラスの水彩画のご紹介です。画材は透明水彩や顔彩などお好みですが、基本はやはり瑞々しい色彩の探求です。何層も重ねる内に思いがけなく水による偶然性にも出会い、微妙な美しさにうっとりする事もあります。 念願の色彩表現ではありますが筆使いや水加減は奥が深く、画集や展覧会での美術鑑賞は欠かせません。生徒の皆様も熱心にお出かけになり、楽しくセンスを磨いていらっしゃいます。 =ご案内= 上野の東京都美術館で開催中の「田中一村展」 (12月1日まで):https://isson2024.exhn.jp/ – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – [おとなクラス増設予定!] ご要望にお応えして来春に向けて開講準備を進めています。整い次第こちらのブログでご案内するので今しばらくお待ち下さい。 体験レッスン:予約ページ随時更新 – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – [絵画教室アトリエ5] 川崎市中原区、東急東横線、東急目黒線「元住吉駅」徒歩5分 モトスミブレーメン通り商店街にある絵画教室です 子供から大人まで生徒数150名 クラス時間表→曜日時間 – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –           
中高生 油絵/春の制作「白」
[中高生クラス] 2024.08.10
中高生 油絵/春の制作「白」
中1↓ 中2↓ 中3↓ 高1↓ 大1↓ 連日続いている暑さの終わりは、まだ見えません。そんな日々の中、アトリエ5の中高生達はとても元気に部活や勉強、また夏の思い出づくりに勤しんでいるようです。   4月から始まった春の油絵制作、7月末に完成後8月初めに合評会を行い、ひと区切りとなりました。   今回のテーマは「白」。生徒各自がテーマに則したモチーフを準備し、教室準備のモチーフ(電球、蛍光灯、マシュマロ、トレーシングペーパー)と組み合わせ描くというものです。 全体での目標は幅広い色づくり、また絵の中で「関係性」を構築していくこと。これに各個人の目標を併せ制作しました。   完成した作品群は非常にバリエーション溢れるものとなり、その原因として、今年度から生徒数がさらに増加したこと、また中1から高校生、大学生と、例年より年齢幅が見られたこと、さらにそれによって各年齢差に拠る経験値の異なりに起因する表現幅が、段階的に理解しやすく、分かりやすくなったことがあるのではないかと考えました。みなさん大変よくできました。     中高生クラスでは、その時々のテーマに対して各自が「どういう絵にしようかな?」と、「答え方」を考えて描き進めます。言い換えますと、必ず作品の「ゴール(目標)」を自分自身で決めなければなりません。   小学生高学年クラスの油絵制作では、油絵の基礎基本を学び慣れるという目的がありますので、「答え方」についてはそこまで意識せず、むしろ制作の中で自然発生した自らの絵の良さ、魅力、を知ることが大切になります。   翻って中高生クラスは、その点を意識的に、または自覚的に深掘りしていくことを重要としています。そうすることで、油絵制作を介して生徒の自己形成、アイデンティティー構築の一助となると考えているからです。   「答え方」を考え実行することは、もちろんすぐにできるものではありません。身につけるには単純ですが繰り返し行うことが何より肝要です。     今回の制作で、改めてその肝要さを、また中学生の中学3年間における飛躍的な変貌とその面白さを感じることができました。       中1で、戸惑いながらもまず考えてみること。(「答え方」を考える筋肉を使ってみること。) 中2で、考えたことを少し変えたり、広げてみたりすること。(動くようになった筋肉で、いろいろな運動をしてみること。) 中3で、広げた「答え方」から取捨選択し、それを楽しむこと。(動きたいように動けるようになること。)       中学生は3年間で畏怖するほど急速に(また半強制的に)自己の世界を拡充させていきます。 そしてその人生で最も著しい成長の最中で、何においても過渡期と謳われる中で、この3年間の(絵画制作における)成長はある意味でひとつ完結した、完成の様相を呈しているように思われました。   成長することとは、積み重ねることとともに、積み重ねたものを打ち壊しもう一度積み重ねることでもあります。一度完成した砂の山をもっと高く立派にするためには、一度、ある程度崩さなければなりません。   「答え方」を考えられるようになった、特に中3のみなさんは、次にそこから離れ、新たな「答え方」について考えてみてください。それができるのもまた、中高生の特権ですので。       兎にも角にも、現在進行中である、世界の拡大、視野の広がりとともに増加した認識できること、その中で今の自分ができる最良の「答え方」をこれからも考えていってもらえれば嬉しいです。    
おとな/色鉛筆画(中級・上級)
[おとな美術] 2024.07.20
おとな/色鉛筆画(中級・上級)
暑中お見舞い申し上げます。連日の猛暑にも関わらず、今週も笑顔溢れるひと時となりました。ご受講ありがとうございます。 さて、今回は色鉛筆画のご紹介です。基礎デッサンで安定した画力を養った後に挑戦します。鉛筆画を深める方もいますが、アトリエ5では近年色鉛筆画も人気です。 子どもの頃に塗り絵を楽しんだ事がある色鉛筆ですが、これは全くの別物!と皆さん興味津々です。以前、色鉛筆画の作家活動をされている横山大河先生にご指導を頂いたご縁で、貴重なカリキュラムを実践することができています。 各自の個性を尊重しつつ描きたいモチーフやテーマに沿って、基礎から応用へ技法を深めていく内に皆さんすっかり魅了されています。 *推奨画材:ファーバーカステル社のポリクロモス36色(油性) ドイツの世界最古の鉛筆メーカーで発色が良く、こどもクラスでも用いています。東京ミッドタウン3Fに実店舗があり、気軽に試し描きができます。又、世界堂(新宿・横浜)や、伊東屋(銀座)では他社との比較もできるので是非お出かけください。 *横山大河先生のホームページ↓ https://yokoyama-taiga.sakura.ne.jp/ – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – [日曜日・金曜日/おとな午前クラス] 生徒募集中! 通常10:00〜13:00 (3時間・隔週) ※体験レッスン(2時間)に申し込む↓↓ 予約ページ【詳細はこちらから】 – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – [絵画教室アトリエ5] 川崎市中原区、東急東横線、東急目黒線「元住吉駅」徒歩5分 モトスミブレーメン通り商店街にある絵画教室です 子供から大人まで生徒数150名 クラス時間表→曜日時間 – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – 
おとな/鉛筆デッサン(中級)・木炭デッサン
[おとな美術] 2024.07.13
おとな/鉛筆デッサン(中級)・木炭デッサン
  おとなクラス中級鉛筆デッサン、木炭デッサンの紹介です。   ご入会後、皆様が望んだ表現に到るための素地となる「基礎デッサン力」を身につけていただくため、すべての方に「鉛筆デッサンメニュー(初級〜中級)」を行っていただいております。 初級で基本的な形や陰影の描き方を習得されましたら、その後、複数のモチーフによる構成を主題とした「中級」へと進んでいきます。   複数モチーフによる構成は、各自でモチーフを選ぶところから始まり、モチーフ同士の組み合わせ方、配置、関係性の構築、主役と脇役の描写の差、さらに質感の描き分けなど、単体でデッサンする初級時に比べ、大変多くのことを考え進めていきます。   難しく感じられることも多いですが、それと同時に、鉛筆デッサンが「練習」から「作品」へと、自らの中で徐々に変化していき、「自分の絵を描く」楽しさ、喜びに気づいていくこととなります。     中級デッサンメニューでは、サザエや木片、野菜や果物などを一緒に組み合わせ数枚進め、最後に靴を描き修了となります。修了後、それぞれがご希望の画材を選択し制作を続けていきますが、その選択肢のひとつに「木炭デッサン」があります。   現在行っている方は少ないですが、木炭デッサンは鉛筆デッサンに少し疲れた方のリフレッシュとして、また鉛筆デッサンとは異なる視点の獲得や、視野を広げるといった意味で、大変効果のあるものです。   鉛筆デッサンでは初め、どうしても文字を「書く」延長で鉛筆を扱い、手の動かし方にクセが出過ぎてしまうことがあります。慣れていくと「書く」意識が「描く」へと変化(具体的には、様々な鉛筆の使い方ができるなど)していくのですが、人によってはなかなかこの感覚を掴みきれない方も、もちろんいらっしゃいます。   一方、木炭デッサンは、木炭を画面にゴシゴシと擦り、黒い粉を手で直接触りニュアンスを「つくって」いきます。紙にダイレクトに触れながら描き進めていくので、なんだか粘土をコネコネして造形しているような感覚=「つくる」感覚で「描く」ことができます。鉛筆デッサンよりも、より体感的、直感的に「描く」感覚を掴むことができるのです。   木炭デッサンは、鉛筆デッサンで「書く」→「描く」へと到った感覚を、「つくる」→「描く」へと再定義することで、描くことへの更なる喜びや楽しみを感じていただけるものです。ご興味ありましたら、是非挑戦してみてください。   – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – [日曜日・金曜日/おとな午前クラス] 生徒募集中! 通常10:00〜13:00 (3時間・隔週) ※体験レッスン(2時間)に申し込む↓↓ 予約ページ【詳細はこちらから】 – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – [絵画教室アトリエ5] 川崎市中原区、東急東横線、東急目黒線「元住吉駅」徒歩5分 モトスミブレーメン通り商店街にある絵画教室です 子供から大人まで生徒数150名 クラス時間表→曜日時間 – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –               
おとな:鉛筆デッサンのご紹介!
[デッサン油絵] 2024.06.23
おとな:鉛筆デッサンのご紹介!
今回はおとなクラス「初級」の鉛筆デッサンのご紹介です。生徒さんは30代〜40代の方を中心に、50代〜70代の方も精力的に制作されています。1クラスの生徒数は7名程度の少人数制で、いつも楽しく和やかな雰囲気です。初心者の方が多いので、ご入会からしばらくは円柱形から始め、角柱形や球体など少しづつモチーフを広げていきながら基礎力を養います。 更に、構成と構図の絵作りにご自分の思いを表現できるようになると、「中級」に進み、色鉛筆や水彩、油画や日本画など徐々に発展していきます。 生徒さんの感性を尊重し丁寧に個別指導をしていますが、講師陣の専門性がクラス毎の作風にも自然に反映されています。まずは体験レッスンで感触をお試し下さい。ご予約をお待ちしております。 – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – [日曜日・金曜日/おとな午前クラス] 生徒募集中! 通常10:00〜13:00 (3時間・隔週) ※体験レッスン(2時間)に申し込む↓↓ 予約ページ【詳細はこちらから】 – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – [絵画教室アトリエ5] 川崎市中原区、東急東横線、東急目黒線「元住吉駅」徒歩5分 モトスミブレーメン通り商店街にある絵画教室です 子供から大人まで生徒数150名 クラス時間表→曜日時間 – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –   
【生徒募集】鉛筆デッサン始めませんか?
[デッサン油絵] 2024.06.13
【生徒募集】鉛筆デッサン始めませんか?
=美味しい水= 冷たい水がキラリと輝き美味しい季節になりました。忙しい毎日ですが、暮らしの中の美しさを見つけて、彩りを添えてみてはいかがでしょう? そして、素直に感じた「モノやコト」をアトリエ5で描いてみませんか?上手に描く技の習得だけでなく、じっくりと制作に向き合うことで感性が養われ上達していきます。もちろん初心者の方大歓迎です!先ずは基本のデッサンを鉛筆の使い方から丁寧に指導するので初心者の方でも安心して取り組んで頂けます。 体験レッスンでお待ちしております! – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – [日曜日・金曜日/おとな午前クラス] 通常10:00〜13:00 (3時間・隔週) ※体験レッスン(2時間)に申し込む↓↓ 予約ページ【詳細はこちらから】 – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – [絵画教室アトリエ5] 川崎市中原区、東急東横線、東急目黒線「元住吉駅」徒歩5分 モトスミブレーメン通り商店街にある絵画教室です 子供から大人まで生徒数150名 クラス時間表→曜日時間 – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – 
中高生 油絵/聴想画・抽象表現
[中高生クラス] 2024.05.01
中高生 油絵/聴想画・抽象表現
新年度が始まって1ヶ月。皆様、新たな生活にも慣れてきた頃でしょうか。ツツジが美しく街を彩っていますね。今年度もよろしくお願いいたします。   今年度の中高生クラスは昨年度よりひとクラス増設され、4クラス総勢27名。各クラス初回から活気あふれるレッスンとなり、フレッシュな中1からベテランの高校生まで、これからどのような表現を見せてくれるのか、今から楽しみです。勉強や部活、友人関係など、諸々忙しいとは思いますが、アトリエ5での時間を各自で有意義なものとしていただきたいです。   冒頭の作品画像は、昨年度行った中高生クラス秋の油絵制作「聴想画・時刻と天候」です。   小学生クラスで行った聴想画と異なるのは、中高生クラスでは各自が曲を決めること。テーマからそれに見合う曲をそれぞれが選択し、イメージを構築していきます。流行りのポップスから海外の民謡、映画やゲームのテーマソング、誰もが知るクラシックなど、実に多様な曲がモチーフとして名を連ね、それだけでも生徒一人ずつの解釈や知見の幅を感じることができました。   また、描き進め方も小学生クラスの聴想画とは大きな違いがあり、それは「曲への理解を深めた上で、直接その曲を想起させるような表現、ないし具体的な表現は行わず、自分なりの新たな解釈を得た上で抽象的に表現する」というものです。   具体的な表現を行わないとは、例えば車のCMで使用されている曲を使用した場合に、直接車を描くことはもちろん、そこで用いられているデザインされたイメージカラーやトーンなども用いらないということです。なぜならそれはもうすでに「誰かがその曲で表現したこと」だからです。「模倣」は学び方の一つとして優秀ですが、ただの安易な便乗は今回は避けて然るべきとしました。   とは言っても、もとより音楽とはたくさんのイメージが付随するものです。そこからの脱却、新たなイメージをつくり上げることは、そう易々とできるものではありません。   ですので制作ではまず、曲についての主観的、客観的双方のキーワード集めから行い、そこから簡単なスケッチを行うこと数回、ある程度の抽象的な視覚情報にまとめ、それを繰り返し取捨選択しながらスケッチブックに情報を精査、積み重ねていきました。さらに、意外性や偶然性をもたらす為に異素材でのコラージュを行い、自身の手中のみからでは得ることのできない視点を手に入れて、そこでようやくキャンバスへと移行、油絵に取り掛かりました。   制作期間のおよそ半分をアイデアスケッチに費やし、曲を通して「自分が表現してみたいこと」を模索した結果、皆、大多数の人が持つと思われる、その曲の月並みなイメージから、見事殻を破り、各自の解釈が表立って印象付ける、一枚の絵画として成立し得る抽象作品となったと思います。     今回の制作で行ったプロセスは、聴想画に限ったことではなく、あらゆる表現を行う時に利用できることであると私は考えます。静物画を描く際にも必要なことです。選択し、新たな解釈を得て、さらに選択し、突き詰めていく。この繰り返しを行うことでしか、理解できない「自分」があります。すぐにはできませんが、ちょっとずつ理解していってもらえると嬉しいです。   新たな気持ちと共に継続による充実感も併せ持ち、今年度も頑張っていきましょう。
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