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おとな/鉛筆デッサン合評会
[デッサン油絵] 2023.10.31
おとな/鉛筆デッサン合評会
  時:2023年10月28日(土)10:00〜12:00/所:アトリエ5 講師:辻悦子、髙島真紀子 近年ご入会の初級の方を中心に鉛筆デッサンを持ち寄り、「鉛筆の線や色から自分の良さに気づく」機会となりました。以下、参加者のご感想をご紹介します。   ○T様 他の方が描いた同じ作品と並べ評価し合うなか作品を描いていた時のことを思いだし、苦労した点や思い入れのある箇所を発表することで、同じ作品でも描く人の感性やその細かさを強調する点の違いがとても印象的でした また先生が描かれた我々と同じ題材の作品を拝見させていただき、一歩踏み込んだ鉛筆デッサンの奥深さを感じることができました また初級教育プログラムは、色々と研究されてのプログラムと知り、学ぶ意欲が高まったような気がしています(笑) これから取り掛かる作品は、自分の長所を大切にしつつ、自分なりの表現をするための工夫を模索してみようと思います ○I様 これから半年位経って同じ様にお互いのデッサンを並べて見てみたいと思いました。 それから、私達の思いや苦労に対しての先生のお考え、特に他人が描いたデッサンのそれを聞くことが出来て大変参考になり、また有意義な時間でした。作品を描いている際も適宜先生からご助言がありますが、改めてこの様な機会で色々なお話をすることが出来て大変良かったです ***** . = おとなクラス生徒募集中 = アトリエ5の⑤は五感の5。普段忘れていた五感を研ぎすまし、安らぎと活力を取り戻して下さい。初心者でも大丈夫!基礎デッサンのカリキュラムで、どなたも着実に上達して頂けますのでご安心下さい。   ==本コースのご案内== 【対象】学生〜一般 初心者〜経験者 定員7名 【内容】デッサン 色鉛筆 水彩 油絵 日本画  【月謝】8,500円+消費税 月3回   =体験レッスン随時受付= 1レッスン2時間、初心者も大丈夫! ご希望の曜日時間帯を選択して下さい↓
中高生 油絵/布の動き
[中高生クラス] 2023.08.07
中高生 油絵/布の動き
止めどなく流れる汗を拭い、ふっと見上げた蒼天が不意に心を奪って、蝉の声もどこか遠のいていったような気がしました。 今年の夏は猛暑日が続きますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。 中高生クラスでは夏休みに入った生徒達が、宿題や部活などに追われながらも、相変わらず元気に通っています。今年度から進級した1年生も、この4ヶ月で中学生らしい表情になってきましたね。   先日は春の制作『布の動き』の合評会を終え、クラスの仲間と共に成長を認め合い、自らの強みやこれからの方向性などを確認することができました。 どの曜日も良い合評会でした。   昨年に引き続き大所帯の中高生クラスですが、人数が多い分、生徒達の多彩な様子が伺えます。 先週と今週で異なる表情をしたり突然背が伸びたりと、皆がそれぞれ行ったり来たり、ゆらゆら変化すること著しい中学生、諸々柔軟で不安定、思春期、青春。   そんな中、(今回の合評会でも述べましたが)私が思ったことは、絵画制作において、今現在それぞれ自身が『できること』に対して自覚的になって欲しいということです。 自分の長所、強み、得意分野は何か、に対して考えを深めることで、中高生クラスとしての制作基盤ができ、新たな挑戦へ手を伸ばす余裕が生まれます。その挑戦の中から『こんな絵が描きたい』という目標が見えてくるのです。   もちろん、『できること』は現時点のもので、いつでも変わっていって良いです。固執すると挑戦もできなくなりますので、中学生自身のように、可変的、(時には自ら壊すもの)と捉えていただきたいです。     自分がどうして立てているのか、まずは足元の地面を観察し、次に視線をあげ、そうして目指すべきものを探し、空を見上げる。 その繰り返しが、中高生の自己形成時期の一助となれば大変喜ばしいことです。          
おとな/祝!鉛筆デッサン修了
[おとな美術] 2023.05.27
おとな/祝!鉛筆デッサン修了
おとなクラスの鉛筆デッサンの初級編を修了された生徒さんが、感想を寄せて下さいました。入会動機など①〜⑤の項目を元にご自由に記して頂きました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ●土曜日午前クラス:S様(2021年7月入会) ①入会の動機、きっかけ 子供の頃から衝動的に描いてきたけど、行き詰まりを感じ、占い師に相談「絵画教室に通うが吉」と繰り返し言われ、その場で検索してアトリエ5見学会の予約を取る。 ②基礎デッサンで学んだ事 見えないけどある。 ここに空気があるからそれも描く。 違和感は正しい。 その時にならなきゃ気がつけない。 間違えたら直せばいい。 正しく描くことが目的じゃ無い。 正しく描こうと躍起にならない。 全体を見て歩調を合わせて。 植物は綺麗、生きてる。 ③講師の指導で印象に残った事 イイネとRT数が全てじゃ無い。100人居れば100人分の解釈がある事を認識させてくれた。(まだどうしても数の正義に依存してしまっているけど) 美術館に行くなんて、先生に教わらなかったら、楽しみ方も知らないで一生終えてたな。推し画家もできました。ありがとうございます。 ④次の目標、画材技法への期待 見てるだけで楽しい色鉛筆を、色を、扱えるようになれる(予定)のが楽しみすぎます。 ⑤クラスの雰囲気など自由に 和やかな雰囲気なのに、すみません、皆さんのお名前覚えられてないんです。本当申し訳ない。どうしたものか。   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ●土曜日午前クラス:N様(2021年8月入会) ①入会の動機きっかけ 絵本を描きたいと思ったことがきっかけです。漫画「かくかくしかじか」を読み、もしちゃんとした絵本を描くなら徹底的に絵画の基礎を身につけることが成功への道だと思いそのような教室を探していました。そうしたところ、まさにぴったりの教室がありました。それがアトリエ5です。基礎をじっくりと教えていただけるスタイルがとてもよいと思います。 ②基礎デッサンで学んだこと 最初はデッサンの技法の基礎を教わり、その後色々なモチーフのデッサンに取り組みました。辻先生からは、技法とともに感性を表現することの重要性を教わり、バランスよく力が付いていきました。 ③講師の指導で印象に残ったこと 辻先生の指導はとてもわかりやすく楽しい指導のため、毎回楽しく受講することができました。また、経験豊富な知識で鋭いご指摘をいただくので、一つ一つのアドバイスが画力の土台になっています。 ④次の目標、画材技法への期待 次は色彩画を学び、モチーフは風景や動物などにも取り組みたいと思っています。いずれは人を感動させることのできる絵本を描きたいと思っています。 ⑤クラスの雰囲気など自由に 生徒のみなさんそれぞれが自分なりの目標に向かって精力的に取り組んでおられます。途中の休憩では、美術の話や旅行の話などをして、楽しんでいます。また、2時間という時間設定も長すぎず短すぎずでちょうどいいと思います。   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ●火曜日午前クラス:T様(2022年1月入会) ①入会の動機、きっかけ 絵画を鑑賞することが好きで時折美術館に足を運んでいる中、作品の光と影、水面のキラキラ輝く様子などをどのように描いているのかに興味がわきました。自分でも絵を描いてみたいと思うようになったころ、アトリエ5に通っているお友達が教室に誘ってくださり、入会させていただきました。 ②基礎デッサンで学んだ事 先生が毎回教えてくださることが新しい発見で、テーブルの影も含めすべて並行して進めていくこと、画用紙の白い部分も作品の大切な一部であること、面や曲線、質感の表し方や鉛筆の選び方、立体感を出すためには見えない線の存在も大切であるということなど本当に多くのことを学びました。 ③講師の指導で印象に残った事 描くものを持ったり触ったりして五感を使って描くということ、心で描くということです。 ④次の目標、画材技法への期待 デッサンが終了してこれから色鉛筆を学びますが、色々な色を重ねてどんな色ができるのか楽しみにしています。 ⑤クラスの雰囲気など自由に 先生をはじめクラスの皆さんのお陰で教室にはいつも優しい空気が流れていて、とても居心地が良く、毎週楽しみに通っています。 ************** 絵画教室アトリエ5・生徒募集 初心者の鉛筆デッサン体験講座 ご予約はこちらから↓ 東急東横線元住吉駅西口〜5分 モトスミブレーメン通り商店街 ABCマートの角入るすぐ・2階 **************
中高生 工作/夜のかたち
[中高生クラス] 2023.03.29
中高生 工作/夜のかたち
桜も盛りを迎え季節はもうすっかり春ですが、夜はまだまだ冷えますね。中高生クラス、冬の制作で行った工作『夜のかたち』も、年度終わりとともに完成を迎えました。『夜』をテーマに各自イメージを広げ、粘土とガラス石等を使用し、木枠に固めていき、壁掛けのオブジェへと仕上げました。粘土の質感、フォルム、コントラスト等を工夫し、『夜』への憧憬、畏怖、諸々併せ持つその美しさを表すことにより、各自の『今』が色濃く反映された作品となりました。 中高生クラスでは今まで油絵中心の制作で、工作を行うことはあまりなかったのですが、生徒の粘り強い要望によりとりあえずやってみようと今回実現した次第です。学校の美術ではできない、やらないような内容、久しぶりの粘土の感触、中高生になったからこそできる挑戦的な表現に、この3ヶ月間、生徒達は心から楽しんでいたように感じます。 『お腹が減るのは、胃が空っぽというよりは、血液内の栄養が不足しているから』と何かで聞いたことがあります。定かではありませんが、中高生の工作、立体作品制作への渇望も、きっとそのようなことだったのでしょう。今回の制作が、各自の血肉となったのであれば、思い切って行った甲斐があるというものです。また、さらに内なる渇望の声に耳を澄ませ、次から次へと挑戦していってもらいたいと思います。何せ今が人生で最もお腹が減り、その分成長する季節なのですから。    
中高生 油絵/風景とドライフラワー
[中高生クラス] 2022.01.17
中高生 油絵/風景とドライフラワー
近所にある早咲きの紅梅が、凛と澄む青を背に今年も楽しそうに開いていました。皆様、本年もどうぞ宜しくお願い致します。   中高生クラス秋の制作「風景とドライフラワー」も、年明けの合評会を終え、無事完成となりました。 例年にも増して成長著しい今年の中高生ですが、今回の制作はまたひとつそれを実感できたのではないでしょうか。ドライフラワーとそれに合う景色を各自が選び、画面上で組み、いつもとは異なる「空間づくり」がテーマの制作。室内、抽象、海、建物…と描く対象は様々、ドライフラワーの加え方もまた万別。それによって技法も油絵の特性をより活かしたものを選択、新たな挑戦へと至ることができました。   今回のテーマである「空間づくり」とは、単に遠近法を用いた「広さ」を描くことのみではありません。色、形、質、光とかげ、構成、そして作者の感性が、画面上で化学反応を起こし生まれる「ワンダー(驚き)」によって生成されるもの、それが絵画における、また絵画にとって大変重要な「空間」です。意外性のあるモチーフの組み合わせ、見たことの無い色のハーモニー、ハッと目を覚まさせられたかのような構図、心震える絵の具の質感。初めての出会い。   しかし、それはただ派手に奇抜さのみを狙えば生まれるということではありません。大切なのは、自分にとっては「あたりまえ」で良いということ。己のあたりまえに「いいな」と思う気持ち、もっと単純にいえば「好き」を表現しようとする姿勢。それには、今まで自分が見て聞いて経験したあらゆる事象によって構築された内に在る「センス(感性)」を見つめ、何度も洗い直し何度も練り上げ、心から信じることが必要であるということ。誰かの「好き」を目標とせず、自分にとっての「好き」に忠実であること。それらを経て初めて、他者にとっての「ワンダー」となり得る空間表現ができるのです。   どうか皆さん、少しでも多くいいなというものと出会い、そこからさらに成長する自分の「センス」を磨き上げ、心から信じ、どんどん表現して下さい。それが私の思う、中高生クラスの制作目標のひとつでもある「能動的姿勢」です。今回の制作から次の制作へ、またどのような「空間」が生まれるのか、とても楽しみです。    
おとな/未知の領域への挑戦
[デッサン油絵] 2021.12.09
おとな/未知の領域への挑戦
【作者の感想】 おとなクラスM様(2010年4月入会)/講師:辻悦子 次から次と様々な事に興味を持つタイプの私。しかしながら絵画教室入会は、大袈裟に言えば憧れと無意識化の未知の領域への挑戦といったものだったのかもしれません。そして今思うのは、良き縁との出会いであったという事です。 様々な手法に触れ、その時々の心のゆらぎを感じ、楽しい時間を過ごして来ました。 【鉛筆画】2011.11「牛乳パック」 大好きな白黒の世界。出来上がった時の「ああ私にも絵が描けるのだ」という自信と喜びは忘れられません。実体の美しさを気付かせてもらい、目で見た物を再度絵で視覚化し、モチーフへの想いを深める事を知りました。   【色鉛筆画】2015.7「紙の箱」 【色鉛筆画】2020.8「ミニトマト」 色鉛筆から醸し出される色の世界を知り、優しい風合いを感じました。おとぎ話の世界の様です。色への興味を深め、苦手意識を取り除いてくれました。   【水彩画】2019.3「新たまねぎ」 せっかちな私も、水と顔彩の融合で作り上げる手法のお陰で、ゆったりとした制作を知りました。また、その反面潔いスピード感が心地良いという事も知りました。   油絵:2021.10 「追想」 1年間で1作。モチーフのお陰で心が離れる事なく描き上げる事が出来ました。レッスンで対面する度に自己発見があり実に楽しい制作でした。 . かつての作品と対峙して、その時モチーフとどう向き合っていたか、何を考えていたかを思い起こす事が出来ましたのも、原稿依頼を頂いたお陰様です。ありがとうございました。 これから自分が出会うモチーフ達と、どう寄り添っていくかが楽しみであり、アトリエのお仲間の皆様の作品を拝見する事に一番ワクワクを感じています。 2021.12 ◆おとなクラスのブログ◆ 合評会や生徒作品など詳しくはブログをご覧下さい。 →https://atelier-5.com/blog/otona/dessannaburae   ◆初心者の鉛筆デッサン◆体験レッスン生徒募集中 受講料(120分):2,750円(税込)画材込・当日納入 詳細は以下をクリックして日程などの詳細にお進み下さい。↓
おとな/お散歩がきっかけ!
[デッサン油絵] 2021.10.03
おとな/お散歩がきっかけ!
【作者の感想】 おとなクラスM様(2018年5月入会)/講師:辻悦子 絵を習い始めたきっかけは、我が家で飼ってる柴犬はるとの散歩でした。 朝の公園であるご夫婦と顔見知りになり、はるがご主人にすっかり懐いてしまいました。 ある日 はるを連れてご夫婦のご自宅のお庭にお邪魔した際、奥さまが絵画教室を開いてらっしゃる事を知り、今からでも絵が描けるようになれたら‥と軽い気持ちでアトリエ5に入会しました。 絵を習うのは美術の授業以来です。 鉛筆デッサンでは、鉛筆で光りと影、彩色、モチーフの材質を表現できることを学びました。 昨年は色鉛筆デッサンに挑戦しました。自分の感性にピタッとあった色が描けた時の嬉しさ。なにより家事の合間にダイニングテーブルで無心になれる時間が持てたのが良かったです。 今年は木版画に挑戦です。いにしえから変わらぬ作業工程に感心し、趣きのある和紙に触れ、墨の匂いに癒されてます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆おとなクラスのブログ◆ 合評会や生徒作品など詳しくはブログをご覧下さい。 →https://atelier-5.com/blog/otona/dessannaburae   ◆秋の入会キャンペーン◆ 10月末まで欠員募集 先着順 木曜日午前クラス 10:30〜12:30 残席2名   体験レッスン受講料割引:2,750円→2,200円(税込) 画材込・当日納入 詳細は以下をクリックして日程などの詳細にお進み下さい。↓   作品サイズや技法など制作内容により定員調整をしている為、以下のクラスは新規募集を控えています。ご了承下さい。 火曜日午前クラス 10:30〜12:30  水曜日夜クラス  19:00〜21:00  土曜日午前クラス 10:30〜12:30  土曜日午後クラス 13:30〜15:30   土曜日夕方クラス 16:00〜18:00  土曜日 夜クラス 19:00〜21:00 
中高生 油絵/玉ねぎと紙
[中高生クラス] 2021.08.19
中高生 油絵/玉ねぎと紙
夕立の後にひぐらしの声がぬるい風と共に聞こえてくるようになりました。夏もそろそろ終わりを迎えようとしています。中高生クラス春の『玉ねぎと紙』の制作、8月初めに合評会を行いました。木、金曜両クラス共、新中1を多く迎え活気と熱気に溢れた制作となりました。   『日常にありふれたものを新たな視点で捉え、自分なりの答え方=表現を試みる』というテーマを掲げ、各自構成、配色、筆致、陰影などを工夫、小学生時とは一味も二味も異なる『油絵』を目指しました。   講師の意図としましては、皆キャリアのある生徒達ですから、その中でなんとなく構築されてきた『油絵像』に腰を据えずに打ち破り、油絵という画材の無辺の可能性に一歩踏み出して欲しいということ。また作品制作に対し、より能動的な姿勢、言うなれば『わがままさ』を獲得して欲しいということでした。要するに『絵を描くこと、表現することをさらに真剣に考え、その先の楽しさを知って欲しい』という願いです。   そのような講師のねらいから、生徒は指導の中で頭を悩ませた場面が多くありましたが、学年やキャリアの異なりの中、それぞれがそれぞれのゴールを迎えられのではないでしょうか。   作品のゴールはもちろん一つではありません。また、最初からどこかに存在するものでもありません。さらにそれが常に喜びを伴う訳でもありません。 どこをとっても特徴のない広大な荒野のどこか一点に小さな旗を立てるように自らがゴールはここと決めます。他の誰も決めてくれません。それが正解なのかどうかは、分かりません。しかし、それで良いのです。『失敗した』と落ち込んでも良いのです。それを繰り返しているうちに、今まで気が付かなかった何かに触れることができるようになり、時々たまに楽しくなるのです。   油絵の楽しさ、絵を描くことの面白さをさらに求め、どんどん次のゴールを目指していって下さい。    
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