おとな/鉛筆デッサン(中級)・木炭デッサン
カテゴリ:おとな美術
- 作成:本田 雄揮
おとなクラス中級鉛筆デッサン、木炭デッサンの紹介です。
ご入会後、皆様が望んだ表現に到るための素地となる「基礎デッサン力」を身につけていただくため、すべての方に「鉛筆デッサンメニュー(初級〜中級)」を行っていただいております。
初級で基本的な形や陰影の描き方を習得されましたら、その後、複数のモチーフによる構成を主題とした「中級」へと進んでいきます。
複数モチーフによる構成は、各自でモチーフを選ぶところから始まり、モチーフ同士の組み合わせ方、配置、関係性の構築、主役と脇役の描写の差、さらに質感の描き分けなど、単体でデッサンする初級時に比べ、大変多くのことを考え進めていきます。
難しく感じられることも多いですが、それと同時に、鉛筆デッサンが「練習」から「作品」へと、自らの中で徐々に変化していき、「自分の絵を描く」楽しさ、喜びに気づいていくこととなります。
中級デッサンメニューでは、サザエや木片、野菜や果物などを一緒に組み合わせ数枚進め、最後に靴を描き修了となります。修了後、それぞれがご希望の画材を選択し制作を続けていきますが、その選択肢のひとつに「木炭デッサン」があります。
現在行っている方は少ないですが、木炭デッサンは鉛筆デッサンに少し疲れた方のリフレッシュとして、また鉛筆デッサンとは異なる視点の獲得や、視野を広げるといった意味で、大変効果のあるものです。
鉛筆デッサンでは初め、どうしても文字を「書く」延長で鉛筆を扱い、手の動かし方にクセが出過ぎてしまうことがあります。慣れていくと「書く」意識が「描く」へと変化(具体的には、様々な鉛筆の使い方ができるなど)していくのですが、人によってはなかなかこの感覚を掴みきれない方も、もちろんいらっしゃいます。
一方、木炭デッサンは、木炭を画面にゴシゴシと擦り、黒い粉を手で直接触りニュアンスを「つくって」いきます。紙にダイレクトに触れながら描き進めていくので、なんだか粘土をコネコネして造形しているような感覚=「つくる」感覚で「描く」ことができます。鉛筆デッサンよりも、より体感的、直感的に「描く」感覚を掴むことができるのです。
木炭デッサンは、鉛筆デッサンで「書く」→「描く」へと到った感覚を、「つくる」→「描く」へと再定義することで、描くことへの更なる喜びや楽しみを感じていただけるものです。ご興味ありましたら、是非挑戦してみてください。
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