お月見
カテゴリ:親子クラス
- 作成:辻悦子
◎親子クラスー9月の制作②「おつきみ」
◎感想/講師:渋谷葉子
今回の親子クラスは、いわむらかずおさんの人気シリーズの一作「14ひきのおつきみ」です。みんな主人公のくんちゃんになり、あまがえるやてんとう虫を見つけながら木の上に登っていきます。「えっ、しゃくとり虫?」「どこだ?」「あっ、あった!」とお母さんがようやく探し出しました。ちっちぁ〜い!よく見つけました!
お月見台ができると、やがてお空の色が赤くなり、だんだん暗くなって…お山から少しずつ月が顔を出します。「わぁ〜っ」と声をあげ、みんな14ひきのねずみさんと一緒にお月見をしました。
「みんなは昨日お月さま見た?」の声掛けから、十五夜の写真を見せ、「お月さまのお顔って、こんな模様なんだね」と制作にかかります。まずは、黄色のまるい画用紙にお母さんと一色ずつ選んだサインペンでまるの模様を描きます。「最初と最後がはなれてると…」「へんだよ!」といいながら真剣な顔で描き始めます。「まる、まる、まる」描いていくうちにまるの形が段々上手になっていきます。
次は絵の具です。しろ、レモン、きいろの3色を混ぜて、同系色3色を作ります。これはお母さんの係です。できたら、お月さまに手形をペタン。そして、みんなのお年と同じ2つの指を使って絵の具でおさんぽ。「おさんぽ、おさんぽ、おさんぽ」色を変えてまた、「おさんぽ、おさんぽ…」サインペンの線が少しずつにじんでいきます。
お月さまができたら紺色の画用紙の上にのせて、みんなのおうちを描いていきます。「しかく、しかく、しかく…」そして、お月さまをのりづけして完成です。今度みんながお月さまを見るとき、今回のことを思い出して見てくれると嬉しいですね。