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まぜ色のすゝめ②

カテゴリ:小学生クラス

  • 作成:本田 雄揮

からりとした晴天の下、風と遊ぶ蝶が可愛らしく影を揺らします。爽やかな空気に誘われ、つい足がお外に向いてしまいそうですが今はまだ、ですね。「できるだけ」と考えるとちょっとつらいですが、「できること」を考えるとちょっと楽しくなります。今日も先生が皆さんに「できること」を紹介します。まぜ色シリーズ第二弾です。

 

☆まぜ色カードづくり~五月の新・緑色の巻~

五月は春に芽吹いた植物が美しく成長し、様々な緑色を輝かせる季節です。それを新緑といいます。

今回はまぜ色でたくさんの新・緑色を作り、お家の中で五月の色を感じてみましょう。

 

【準備】

・クレパス ・画用紙(やや厚めの紙ならなんでもOK)

・新聞紙 ・はさみ ・ティッシュ(クレパスの汚れをとるのに使います)

 

【やり方】

①画用紙をはさみで手のひらサイズの四角に切り、カードを作る。(大体一辺5~6センチがおすすめ)

 

②クレパスを選び、まぜ色で「新しい緑色」をつくっていく。すみずみまでていねいに、がんばってぬってみよう。

 ※汚れない様に新聞紙の上で行いましょう。

 

③「新しい緑色」ができたと感じたら完成。たくさん作ってみましょう。目標は十枚以上。

 並べて写真を撮ると美しいですよ。

 ※前回同様、新しい色に名前をつけてもOK。

 

【ポイント】

・「緑色」はひとつではありません。家の中を見てみても、色々な緑色があることに気が付きますね。参考にしながらつくってみましょう。

・みどりやきみどりのクレパスだけでなく、他の色も使ってみよう。みどりを使わなくても緑色はつくれます。(何色と何色をまぜるとできるでしょう?)

・まぜ色の中に「かくし色」を少しまぜてみましょう。最後にほんの少し違う色をまぜるだけで、たくさんの違う緑色ができます。お料理の「かくし味」と一緒です。

・慣れてきたら「ギリギリ緑色」に挑戦してみよう。もはや黄色、あわや青、よもや赤、など、どこまでが緑なのか試してみましょう。

 

 

日本では昔から色の違いを大切にされてきました。豊富な植物と共に暮らしてきた歴史の中で、特に緑色の種類は他の国を凌ぎます。繊細に違いを見分け、丁寧に異なる名前をつけてきました。同じはっぱを表す色でも、「裏葉色(はっぱのうらの色)」や「濡葉色(ぬれたはっぱの色)」と種類があることは驚きですね。皆さんも昔の人に負けず、この季節に相応しい「新・緑色」をたくさんつくってみて下さいね。

 

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