風の通り道- 火曜日クラス
カテゴリ:小学生クラス
- 作成:辻悦子
小学生クラス・6月の制作/聴想画
◎ねらい
・五感のひとつ、聴覚を使い、オルゴールの音色を点と線と色で表現する・サインペン、クレパス、絵の具といった様々な画材の特徴や、異なる画材どうしの調和、バランスを知る・抽象表現の楽しさ、心地よさ、美しさを体で感じる
◎感想/講師:中上佳子(火曜日クラス)
この作品を制作する時に聞いた音楽は、『風の通り道』です。『となりのトトロ』で流れてくる音楽なので、皆さん聞いたことがあるかもしれません。オルゴールの音色から感じるイメージを聞いてみたら・・・『あったかくて嬉しい感じがする』『夜空みたい』『さわやかな風を感じた』『嬉しい感じと切ない感じ』、心の中にドキッと響くイメージがたくさん出てきました。抽象絵画はよく『わからない』と思われがちです。しかし、実は私たち誰もが心の中に抱いている感覚やイメージがはじまりだと思うのです。私は子供達の作品から、抽象表現の楽しさ、心地よさをお腹の底から感じました。皆違って、とても素敵な作品が出来上がりました。
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■展覧会情報所:サントリー美術館/
『紅型』琉球王朝のいろとかたち
時:2012年6月13日(水)~7月22日(日)
アクセス:都営地下鉄大江戸線・東京メトロ日比谷線「六本木」駅より直結
*沖縄復帰40周年記念の展覧会です。まだ、足を運んでいないのですが、個人的に必ず行きたいと思っている展覧会です『紅型』と書いて『びんがた』。私が初めて紅型に出会ったのは、知り合いの先生から紅型の和紙を見せてもらったときです。鮮やかで、でも落ち着きを感じる色彩に心惹かれました。沖縄にもまだ行った事がないので、展覧会で琉球王朝の装飾をたくさん見てまいりたいと思っています。
*次回、8月8日(水)~9月2日(日)の「おもしろワンダーランド」は、日本美術の展覧会では叶えられないデジタルとアナログを駆使した今までにない展覧会です。来て、見て、感じて、驚いちゃって!日本美術のテーマパークです。夏休みにおすすめです!