虹色の卵−1
カテゴリ:小学生クラス
- 作成:辻悦子
小学生クラスー空想画 制作:2011年4月
◎感想/講師:中家総子
暖かい春は花が咲き虫が飛び回り様々な生き物が動き出す季節です。子供達も学年が1つ上って、体も心も大きくなり去年の自分とは少し違います。4月は「新しい命」「誕生の喜び」をテーマに卵を使った空想画を楽しみました。
最初の週は卵づくりです。虹色のくじ引きで色を決め、細く切った折り紙や切抜きを1本づつ貼り付けていきます。「どんな生き物が入っているのかな?」わくわくした気分で丁寧に色の紙を貼っていきます。
他の色の卵を作ってるお友達と余った部品を交換こ、同系色の中に「挿し色」で別の色が少し入っているとぐんとお洒落になります!最後にポイントで金・銀のテープを貼り華やかに仕上げました。今回の卵づくりは配色を考え、デザイン的な感覚やセンスを磨く取組みです。紙の太さや貼る向き、挿し色の選び方入れ方に個性が出ていて、みんな素敵です!
2週目は卵からどんな生き物が生まれるか想像して描いてもらいました。心を込めて作った卵をはさみでちょきちょき。「ぱかっ☆」と割れて中から、不思議な動物や恐竜、野菜のお化けなど、ユニークな生き物がどんどん出てきます。「生まれてきて喜んでいる所」「この子は兄弟」「けんかしている所」描いていく途中で だんだん物語ができていきます。画材はインパクトの強い卵に合うよう、マッキーで輪郭を描き、発色が美しいサインペンで色を塗りました。今週はいよいよ仕上げです!完成した作品も近々アップしますのでお楽しみに☆