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カブとバラ−1

カテゴリ:小学生クラス

  • 作成:辻悦子

小学生クラス 春の観察画「カブとバラ」

◎感想/講師:中家総子
最初の週は主役のかぶを描きました。描く前に実を両手でそっとなでたり、茎と葉の感触の違いを確かめたり、匂いを嗅いだり…。モチーフとの出会いの時間を大切にすることで、子供達が五感を使って感じ取とったことが生き生きと線や色に表れグッと深い表現になります!

今回のポイントはかぶの実の白の表現です。白のクレパスに「くちばいろ」や「おうどいろ」をちょっぴり混ぜて、上からまた白を重ねて…本物に近づくように少しずつ調節して色をつくりました。
一枚づつ微妙に違う葉っぱの緑色も、よく観察して丁寧に描き分けていました。去年、キャベツやアスパラ、ハランなど沢山の緑色を描いてきた子達です。作ることのできる緑色のバリエーションが豊富で、細かい色の変化にも気がつき、どんどん迫って描いていました。 90分のレッスンをまるまる使って描いたかぶは線も色も見事です!

2週目に描いたバラも素晴らしい取組みでした!低学年のクラスは花弁が5枚の赤いバラ、高学年の多いクラスは花弁が複雑な白いバラに挑戦しました。どちらも悦子先生のお庭で大切に育てられたバラです。絵の具での背景や制作のねらいも含めてまた次回、詳しくお伝えしたいと思います。
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