幼児/「でもこうしたいっ!」気持ちと、冒険と。
カテゴリ:幼児クラス
- 作成:山田 稔子
<幼児クラスアシスタント おりはらみなこ:記>
夏の工作は、『太陽の花』。先ずは、紙皿に線を引き、各々自分の好きな形に”花びら”を切って行きます。
でも。おやおや?そんなに細かい細工で大丈夫??
みんなウキウキで始めたけど、やっぱり直ぐに「疲れる~」「手が痛い!」
ハサミ指導をしたり、子どもの気持ちを聴いて、もう少し簡単に出来そうな提案もしたりしますが、「でも、こうしたいっ!」って。
自分の中に、しっかりしたイメージがあるんですね。
少し心配しながらも、子どものやりたいを尊重し見守っていると、時々色々言いながらも、懸命に没頭し、真剣な眼差しの子ども達。
途中水分補給をしながら、見事「こうしたいっ!」をやり切った姿は、あっぱれ!本当に良く頑張りました!先生も少しびっくりです。
小さくても、自分の中にある「こうしたいっ!」を見事に表現した子ども達は、立派なアーチスト。
どうぞ、その自信と誇りに満ちた『作品』を、お家に飾って、好い所を沢山褒めてあげて頂きたいです。
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秋の空想画は、フロッタージュ。小さな探険隊と凸凹を捕まえにお外へGo!
幾つも色を重ねたり、偶然のズレがまた新しい模様になったり、模様がとれると嬉しくて、すぐ見せに来てくれます。可愛い^^
模様の紙を大切に小脇に抱え、お部屋に戻ると、「じゃあ、さっきの凸凹の紙を、ビリビリするよ」
「えー、破りたくな~い!」一斉にあがるブーイング(笑。
でも、講師が次の工程を見せると、途端に楽しくなって、みんなビリビリ。各々自分の物語をお話ししながら、紙へペタペタと貼って行きます。
「こっちの道はハズレの道」「こっちに行くと穴に落ちちゃうんだよ」
一緒に冒険する仲間も描き加え、土の中には、虫や蛇もいます。
深い森やビルが立ち並ぶ町、どんどん行くと途中から雨も降って来て、それでも子ども達の冒険物語は続きます。
「絵本」では、安心の中で冒険した経験が、成長の過程で挑戦する力になると言いますが・・・。
是非、絵を見ながら、子どもと一緒に素敵な冒険物語を、お家でゆっくり聴いてみて下さい。
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【幼児クラス】次年度生徒募集!