おとな/画材で変わる同じ形
カテゴリ:おとな美術
- 作成:横山 大河
生徒の皆様いかがお過ごしでしょうか。
土曜日午前おとなクラス講師の横山です。
まだまだ油断はできませんが、一部緊急事態宣言が解除されたりと、少しずつ明るい兆しが見えてきましたね。皆様と講座で再びお会いできる日が待ち遠しいです。
さて、先週のブログでは、気負わず目に留まったものを軽く描いてみる事をご提案しました。
とはいえ、そう次々に描いてみたいものが出てこないという方や、あらかた描いてしまったという方もいらっしゃるかも知れません。
そこで、今回は気になったモチーフや場面を色々な画材や方法で描いてみる事をお勧めしたいと思います。
同じモチーフでも、異なる画材や方法で描いてみる事で、絵の中で広がってくる景色は全く違うものになりますし、モチーフの捉え方も変わってきます。
是非色々な描き方を楽しみながら、今まであまり使った事がない画材や方法で描いてみて頂ければと思います。
新しく画材を購入するのは難しいかも知れませんが、お家の中で眠っている画材や、身の回りの物でも意外と描けますので試してみてはいかがでしょうか。
自分でも、色鉛筆の粉を指で擦って描いた作品。ペンで描いた作品。透明水彩で滲みを活かした作品。と3パターン描いてみました。
他にも、パステル、クレヨン、またチラシなどを使ったコラージュ作品なども考えられます。
また道具も鉛筆や筆だけでなく、手や爪楊枝、割りばし、スポンジなど色々と画材で遊ぶ感覚で使ってみると楽しいですし、新たな発見もあるかと思います。
講座が再開した際には、是非お家で描いたもの、作ったものを見せて頂けますと嬉しいです。