おうちで鑑賞 のご提案
カテゴリ:こども美術
- 作成:山田 稔子
今年度の幼児クラス/木曜午前・土曜午後のおとなクラスを担当します講師の山田です。皆様とのご対面を心待ちにしつつ、ひとまずはこの場をお借りしてのご挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願い致します。
長引く自粛生活の中、それぞれのご家庭で工夫を凝らしてお過ごしの事かと思います。お家でお絵かきや制作には取り組まれていますでしょうか?落ち着かない日々ですが、心の日常も取り戻したいですね。
描きたい気持ちを盛り上げるのに、美術鑑賞から入るのはいかがでしょう。大人も子どもできる対話型「美術鑑賞ルーレット」をご提案します!
【用意するもの】
・鉛筆・ルーレット(プリントするか、手がきでもOK)
・テーマにしたい作品(手持ちの画集などからでも。できれば大きくして観られると◎)
【遊び方】
1、絵をしずかにじっと見つめましょう(20秒程)
2、ルーレットの中心の●に鉛筆を立てて、倒れた鉛筆がさしたところの質問に答えましょう。どうしてそう思ったのかも言葉にしてみましょう。
一人ででもできますが、誰かと絵を観るのは楽しいものです。全く異なる感じ方に出会えるかもしれませんし、自分の感動に共感をもらえるとより嬉しくなりますね。ゲーム感覚で、五感で感じる事をきっかけに「いいな」や「おもしろい」を広げたり深めたりしてみましょう。
多くの美術館も今は休館中ですが、『Google Arst&Culture』という世界の美術館や文化遺産をオンラインで鑑賞できるとても画期的なサービスの存在を知りました。超高画質・豊富なデータで、様々な美術にアクセスできます。長い歴史も広い世界も、美術から繋がりを感じることができます。ぜひ一度覗いてみて下さい。
数々の名作名品に目を奪われつつも、個人的にノルウェーの「国際子ども美術館」で子どもたちの描いた作品群に惹かれました。元気を貰えます!
それではまた皆様にお会いできる日を楽しみにしています。