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親子:おつきみ

カテゴリ:親子クラス

  • 作成:辻悦子
親子クラス: 2013年9月制作
◎感想/講師:渋谷 葉子
昨日は十五夜、とても美しいお月様でしたね。久々にじっくりと月を眺めてみました。
日本には四季があり、昔からその季節の自然や実りを愛でたり、感謝する様々な行事があります。
しかし、最近ではハロウィンやクリスマスなど西洋の行事が大きく行われ、日本古来の行事が段々
と簡素化されているようで、残念に思います。少しでも日本の行事を取り入れたい、お月様の美し
さを知って欲しいと言う思いから、親子クラスでは「お月見」を毎年恒例に取り入れています。
「14ひきのおつきみ」の絵本ではねずみのおじいさん、おばあさん、お父さん、お母さんと10
匹の兄弟たちがお月見をします。少しずつ空の色が変わり、夕焼けから日が落ち、一瞬暗闇になり
ますが、月が昇ると、また明るさが戻る、空の描写が本当に見事です。ねずみの家族はお月様を愛
でながら、秋の実りに手を合わせ、感謝しながらお団子を食べます。私達もねずみさんたちと同じ
ように、みんなの描いたお月様を愛でながら、手を合わせてお団子を食べました。
私達は便利な町中に住み、スーパー等のお店で食材を得る、そんな便利な暮らしをしていると自然
を忘れがちですが、周りの景色に目をやれば、町中でも見つけることはできます。常に季節を感じ
る気持ちを持っていたいですね。そして、つい忘れてしまうのが「自然に感謝すること」です。
この絵本で14匹のねずみさんたちに教えられました。
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