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8月の絵本棚「戦争について考えてみよう」

カテゴリ:親子クラス

  • 作成:辻悦子
◎親子クラス講師:渋谷 葉子
昔、日本に「戦争」がありました。
私の両親は大正生まれで、父はまさにその時代の教育を受けた軍国少年でした。
中学を卒業すると少年兵として志願し、愛媛の航空隊で訓練に明け暮れていました。
あと数ヶ月戦争が長引いていたら、私は生まれていなかったのです。
そんな父は私や弟に軍歌を聞かせ、戦争の映画やドキュメンタリー番組があると必ず見ていました。
また、戦後すぐに生まれた高校の社会科教師の従兄と、よく戦争について討論していました。
そんな風に育ったものですから、この8月になると私は戦争番組を見ては平和の尊さを改めて実感するのです。
いまも、世界のどこかで戦争が行われています。
私達は戦争を知らないけれど、昔、戦争があったということは知らなければいけないと思うのです。
二度とこのような戦争が起こらないようにと…
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☆「オットー 戦火をくぐったテディベア」
すてきなさんにんぐみの作者、トミー・ウンゲラーの自伝的作品です。数奇な運命をたどるオットー。お話の最後に救われた感じです。
☆「戦火のなかの子どもたち」
ベトナム戦争末期、平和への祈りを込めて描かれたいわさきちひろの最後の絵本。
☆「せかいでいちばんつよい国」
ぞうのエルマーの作者、デビット・マッキーのほのぼのとした作風の中に戦争と平和について、色々と考えさせられるキーワードが込められています。
その他
☆はだしのげん①〜⑦」☆「永遠の0①〜⑤」いずれもコミック
☆「永遠の0」文庫本
昨年、映画化されたり、戦争描写で議論されたりで話題となりました。
※ コミック・文庫本のみ貸し出し致します。希望される方は各クラス講師までお問い合わせ下さい。
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