ブログ

ブログ

お月さまと影絵

カテゴリ:親子クラス

  • 作成:辻悦子
親子クラス 制作:2011年9月 絵本「パパ、お月さまとって!」 エリック・カール/作 もり ひさし/訳 ある晩モニカがベッドに行こうとすると、窓からお月さまがとても近くに見えました。「お月さまと遊びたいな」とモニカが言うと、パパは長〜いはしごを持って、高〜い山の上へとのぼっていきました。エリック・カールの独特な色彩としかけ絵本の面白さが、子供達の心をグイグイと引きつけます。
◎感想/講師:渋谷葉子
今回は絵本に出てきたお月さまを表現してみました。丸く切ったグレーの画用紙の下にレゴブロックの台を敷き、グレーや白、水色など同系色のクレパスでこすります。ボツボツした模様がお月さまの表情を作ります。また、お母様方には絵の具で黒を使わないでグレーの色を作っていただき、指で点描。更にまたクレパスで… 色を重ねることでとても深い色合いに仕上がりました。
翌週の12日が十五夜でしたから、お月さまを見ながら自分の作ったお月さまを思いだしてくれたことでしょう。次の週は秋の夜長ならではの遊びとして影絵に挑戦してみました。現代の私達は常に明るい中で生活をしています。昔のように薄暗い中で過ごすことは殆どありません。暗い中でもこんな遊び方があるということを知って欲しくて取り組んでみました。
1回目は人形作り。お母様方には空想の生き物を作っていただき、名前や性格、口癖なども考えていただきました。子供達は顔を描き、紙を細く切って髪の毛や手足をつけ、かわいいお人形さんに仕上げました。2回目は影絵の鑑賞会。人形達の性格や口癖を盛り込んでお話を作りました。講師二人での寸劇、あまり練習ができなかったのでドキドキ、バタバタでしたが、みんな喜んで観てくれたので嬉しかったです。
鑑賞したあと、こんどはみんなが動かす番。観たあとなので、早くやりたくてウズウズしていましたよ。大きい子のクラスではお母さんと掛け合いでセリフを言い、熱演! 思わずみんなから拍手をもらい、とってもいい笑顔をみせてくれました。「是非、お家でもやってみます!」という声をたくさん聞くことができ、嬉しかったです。そのあとは、みんなの作ったお月さまを鑑賞しながらお月見ごっこ、お団子を美味しく食べました。
*秋の生徒募集:水曜日クラス増設!体験受付中です。詳しくは講座案内をご覧下さい。→
ページトップへ
ページトップへ
Copyright © Atelier 5