小学生 工作/未来の樹
カテゴリ:小学生クラス
- 作成:本田 雄揮
夏休みもあっという間に終わりを迎えましたが、暑い日はまだまだ続きますね。
7月から始まった小学生クラス夏の工作『未来の樹』、お盆明けより、完成した子から随時返却するに至りました。
今回は川崎市生まれで、ご存知の方も多い芸術家の『岡本太郎さん』の作品から刺激を受け、未来に残す『樹』を作ろうという試み。
美術館の中だけではなく、公共の場に美術作品を置くこと(パブリックアート)にも力を注いだ岡本太郎さん。『太陽の塔』や『明日の神話』、『こどもの樹』などの作品が有名です。
ユーモア溢れる造形の中に得も言われぬ迫力、有無を言わせない生命力をぶつけてくる岡本作品に、子ども達は何を思ったのでしょうか。
懸命に粘土と格闘し、それぞれがこだわりを持って最後まで取り組む姿は、さながら岡本作品の如き生命力が漲り、それは粘土をこねればこねるほど、その手から作品に注ぎ込まれてゆく様でした。皆さん良い完成を迎えられましたね。
粘土造形を楽しみ、それぞれが生きた2023年の夏。
子ども達が大人になり、今一度『未来の樹』と向き合った時、この夏の日々に思いを馳せ、注ぎ込まれた生命力を受け取り、さらなる『未来』に進んでいくことを願っています。
それまで大切にしてくださいね。