幼児 工作/夏の元気な、手の実り
カテゴリ:幼児クラス
- 作成:山田 稔子
この季節の青果売り場は、ツヤツヤと色とりどり。
きゅうりにトマト、とうもろこし…幼児さんにも身近な「夏野菜」が工作のテーマ。少し珍しい姿形のものも入れ多種類をまずはみんなで比べて感じてみます。食べること以外で改めて向き合う。重さ、手触り、匂い。手を通して関心が深まります。野菜はどこから来たの、太陽の光や土や水で大きくなるんだよね。ふと自然の恵みや不思議にも想いを馳せます。
やさいのせなか。凹凸に紙を当ててクレパスで擦ると面白い模様。採取できた模様も作品に生かしていきます。
やさいのおなか。中身は空洞だったり、ぎっしり詰まっていたり。張りのある立体感やユニークな形を新聞紙の塊で表します。大きい紙を思い切りくしゃくしゃに、マスキングテープを思い切りぐるぐるに、素材と大奮闘。
そして野菜が喜びそうな「夏の色」紙をちぎり貼って着せると、個性あふれる豊かな実りの収穫。
モチーフに触れ、材料に触れ、絵の具やボンドのベタベタにもたくさん触れて。
子どもたちの手が懸命に感じては働いた経験や想いが栄養素となって、瑞々しくその実に詰まっています。
様々な工程を楽しみながらやりきれたのは、最後に「やおやさんごっこ」で遊ぼう!のお楽しみがあったから。みんなでお店を開くワクワク、お客さん(保護者の皆様)を迎えるドキドキ、完成作品がまた役割を持ってみんなの手や心を動かす機会となりました。
照れた笑顔で締めくくり。夏の経験がまた次の季節の実りへと巡ることが予感されます。
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芸術の秋到来、描いたり作ったり、ぜひ一緒に楽しみましょう^^
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