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ひとみ座クリスマス公演ー3

カテゴリ:小学生クラス

  • 作成:辻悦子

◎感想/アシスタント:高橋千晴

今回の展示のテーマは「夜の野原」です。クリスマス公演の人形劇と合わせて、モノクロの世界を創りました。銀色の星の下で、たくさんの野草が静かに、きらきらと風に揺れています。天使たちが遊びに来ました。冬の夜は空気がキンとして、透明です。そんな野原ができあがりました。

野草は、子どもたちが鉛筆だけで描いてくれました。葉の柔らかさや、強い茎、可愛らしい実、繊細な花・・・みんなとてもよく見て描きました。子どもたちの鉛筆の線は、本当に美しいです。一人ひとりの線が違うので、野草もとても表情が豊かになりました。ぐいぐいと思い切りのよい線も、優しく重ねられた線も、どれもとても素敵です。子どもたちには、自分の線の魅力・持ち味をずっと大切にしてほしいなぁと思います。カラフルで色彩豊かな絵や空間ももちろん素敵です。しかし、白、黒、銀・・・そんなモノクロだけの持つしっとりとした美しさもあります。今回の展示で、それが伝えられたら嬉しいです。

私は24日にアトリエの子どもたちとクリスマス公演を観てきました。幻想的な舞台と不思議なストーリーがマッチして、ゴーリーの世界に入り込んでしまいました!劇を見た後はアトリエに帰って、みんなでジュースでクリスマスをお祝い!子どもたちと楽しい時間を過ごしました。来年もみんなが元気に笑顔ですごせますように。。。自然と、そんな気持ちがこみ上げてきました。

今回の展示にあたって、ひとみ座のみなさんにも子どもたちにも、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
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