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吉田/こどもいけ花クラス

カテゴリ:いけばな

  • 作成:辻悦子
制作:2014年11月29日  *facebookに写真追加→
◎感想/吉田 香倫(草月流師範)
「どんなことするんだろう。」「うまくできるかな。」
ちょっとワクワクドキドキした表情で教室に入ってきた子どもたち。
きちんと説明すれば、子どもたちでも扱える、やるからにはホンモノのいけ花を体験してもらいたいという思いで、使わない予定だった剣山ですが、急遽変更。
トゲトゲの剣山に、より一層緊張した様子の子どもたちでしたが、
花を手に取った瞬間から表情が変わります。
慎重に茎を切り、順々に生け続ける表情は真剣そのもの。
基本となる花を生けたら、あとはみんなの思いに任せ、それぞれがキレイだな、素敵だなと
思うところに自由に生けてもらいました。
大人にはない思い切り、潔さが次々と表れ、驚かされました。
クリスマスまであとひと月もありますが、ちょっとだけ意識して、クリスマスカラーを取り入れ、
花で降り積もる雪を表現したり、出来上がった作品の前に松ぼっくりを飾って楽しみました。
皆、同じ花材、同じ器を使いましたが、それぞれ全く違ういけ花ができました。
生け終わる頃には緊張はすっかり解け、子どもたちの顔にも花が咲いたような笑顔が!
そして生け終わってからのお楽しみ。
それは1対1では得られない、複数でのレッスンだからできる“みんなの作品”をみること。
「わぁ、全然ちがう」
基本は同じでも、思いが表れるのがいけ花の面白いところ。
その時の気持ちやひとりひとりの性格が違うように、生けた花にも個性がみられます。
自分では気づかなかったことも、みんなの作品をみることで、新しい発見があるのです。
植物と向き合い「いける」ことの楽しさを学ぶことが一番のねらいです。
「またやってみたい」
そんな風に思って、もっと花を身近に感じてもらえたら嬉しいです。
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来年度(2015年)より こどもいけばな教室 本格スタート(年5~6回継続クラス開講予定)
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