春日/小学生:筍と空豆
カテゴリ:小学生クラス
- 作成:辻悦子
小学生クラス(月•水) 2015年5月 ◎ 感想/アシスタント:春日千尋 5月の制作は、筍と空豆を観察して描きます。初日は、筍を描きました。 お天気が続くゴールデンウィーク後に筍が手に入るのか心配でしたが、講師の本田が、見事な筍を 手に入れることが出来ました。今回用意したのは、孟宗竹(モウソウチク)と淡竹(ハチク)の2種類。
孟宗竹は、根元が太く、先が尖っているいわゆるお菓子「たけのこの里」のような形です。 淡竹は、孟宗竹に比べて細く、色も紫がかっていています。色も形も違う筍を大中小ずらりと、
並べて子ども達をお出迎え。教室に入ってくるなり「おっきーい!タケノコー!」「でかっ!」 子ども達の興味津々な反応に講師もほっと一安心でした。 「描く時に大切なことは、筍を良く知って仲良くなること。じゃあ、どうやって良く知るの?」 講師の問いかけにアトリエ歴が長い子は、「ゴカン!」五感という言葉がすぐに出てきます。 良く知るためには見る、聴く、触る、嗅ぐ、味わう。そんなことを確認して、制作スタートです。 でも実際に、五感を使って自分の感じたことを色や形として描いてみると… 自分の頭で知っている「タケノコ」とは違うし、目の前にある筍とも違くなってしまう。 そんな自分の描いた線や色に自信をなくし、「失敗しちゃった。」という子もいました。 「〜ちゃんが、自分の目で見たり触ったりして感じて選んだ色や形だから良いんだよ。 それが観察して描くってことなんだよ。」 講師からのそんな言葉に、その子は、ちょっと自信を取り戻して、もっとやってみようという
気持ちになっていました。
観察画の目的は、頭の中の記憶を描くことでもなく、本物そっくりに描くことでもなく、その子が今、
本物の筍を目の前にして、自分が感じたこと知ったことを、勇気を持って表現していくこと。 五感を使って感動した自分の心を自信を持って表現出来ると、その絵は見る人にも感動を伝えるん
じゃないのかな。今週は、空豆も登場。これも同じ空豆なのに皆、色も形も違います。 背景を描いたら、またがらりと変わりそう。完成が楽しみです。 ============================ 【子ども美術コース6月の体験日】 通常レッスンを体験していただけます。(要予約)受講料:1500円 ◎小学生クラス 内容 『造形遊び』 月曜日クラス 6月1日 火曜日クラス 6月2日 水曜日クラス 6月3日 前半15:30~17:00/後半17:00~18:30 ※月水のみ ◎幼児クラス 内容『サインペンとえのぐでかこう』
水曜日クラス 6月3日 木曜日クラス 6月4日 曜日クラス 6月5日 15:00~16:00 ◎親子クラス 内容『あめのひ(えのぐあそび)』 水曜日クラス 6月3日/17日 金曜日クラス6月5日/19日 10:30 ~11:30 ☆見学:無料 随時受付しております。お問い合わせ下さい。
お問い合わせ:アトリエ5☎ 044-411-5154
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