山田/幼児:テラコッタ粘土であそぼう!
カテゴリ:幼児クラス
- 作成:辻悦子
幼児クラス / 制作:2014年7月
◎感想/講師:山田 稔子
土粘土 × 子どもたち = ∞ 。
「汚れてもいい服装でお願いします!」ご家庭にもご協力を要請し、
暑い夏、元気いっぱいのこどもたちに、粘土、どーん。
さて汚れるのがちょっと苦手?な現代っ子はどんな反応でしょうか。
まずは持ってみよう、触ってみよう。ぐにぐに。指で押すと跡がつきます。
次に、ちょっと強めにアプローチ。てのひらで、ぐいーっと、押してみて。
両手で、もっと!お尻も上げて。えいえい!少しは凹んだ?力がいるねぇ。
楽をして、裸足で踏みふみしてみよう!足の裏、気持ちいいね。
粘土の上で足踏みしてると、いつのまにか、ぺったんこ。
自分の力を様々に加えれば加える程、粘土の形が自在に変わります。
水分を含んだ、冷たく柔らかな感触、重たく大きなかたまり。
ちょっと触って手が汚れることを気にしていた子も、
遊び始めれば、てのひらで触れる気持ちよさと手ごたえに夢中です。
ちぎる、にぎる、丸める、伸ばす。
手と指先の働きで、お団子やヘビさんなど、単純な形が作れます。
並べる、繋げる、積む、支える。
作ったものを持ち寄ると、また新たな造形として、発展していきます。
「これはねプールなの」「ハートをくっつけたい」「ここトンネルにする〜」
「もっと高くしよう」「だれか、ここ押さえてて」「こっちとつながった!」
粘土の形から、それぞれがイメージを膨らませはじめ、
またそのイメージを共有しあい、協力して作り上げようとしています。
自分の手でやらなきゃ何にもならない(挑戦)
やってみたら何かが出来る(自信)
何かが出来たらもっと良くしたくなる(工夫)
仲間といっしょにやるともっとスゴいことになる!(協同)
・・・遊びを通して自然とそんな気持ちになれるのだから、豊かです。
何かを、キレイに的確に上手に作れる以前に、絶対必要なことだと思います。
いつの間にか手はベタベタ、足も泥んこ、服について乾いた粘土がポロポロ。
あーあ、お母さん困らせちゃうパターンだね。すみません!笑
最後には大きなたらいで手足をじゃぶじゃぶ洗って帰りました。
遊んで作って汚れて洗って、を今のうちにたくさんやって、大きくなってね!
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