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山田/幼児:帽子をかぶった山田せんせい

カテゴリ:幼児クラス

  • 作成:辻悦子
幼児クラス / 制作:2014年10月 ◎感想/講師:山田 稔子 一斉に「おねがいしま〜す」と声を揃えてスタート。 秋のクロッキーの発展として、人物画に挑戦です。 タイマーを合わせて集中、いつもと違う空気。 ゆっくり、じっくり。消しゴムに頼らないと決めたら まなざしと鉛筆の線に程よい緊張が生まれます。 毎週顔を合わせている先生だけど、何か見つけられるかな? 今回の衣装は、秋色のチェック柄シャツにニットの帽子。 柄の描き方なども、教えると描けるのかもしれませんが 自分なりの描き方を探ってみて欲しいと思い、 子どもたちの力に委ねてみました。 その展開に、様々な解釈を見せてくれています。 形も色も、正解を示すのではなく、問いかけを大事にし 自分で「気付いた、作れた」経験を尊重していきます。 試し紙に、クレパスを塗り重ねて作ってみた色を 衣装に当てにきて確かめては首をかしげる様子が 忙しい小鳥みたいで、なんとも可愛く、 よし。と納得できた表情には小さく確かな歩みを感じます。 何度も繰り返し、根気よく取り組みました。 いつものスケッチブックより大きい 四つ切りの画面に向かうのは、少し勇気もいりました。 画面に対し小さめに描いてしまった時など 大人は心配?してしまいがちですが、 背景を描く時に、その余白にどうアプローチするのかで 絵は大きく変わります。それは本人が感じて決めること。 リズムよい点描、伸びやかな線での装飾や、 隅までぴったり色面での塗り込み。 絵の具の仕事は、それぞれ自分の本領といったところで 鮮やかな色の中に突然渋い色を組み合せて 全体を引き締めるような配色効果を 直感のうちに出せてしまうのは、羨ましくもあります。 最初から完成図をイメージして描いているのではないから 幼児さんの絵は、流動的とも言えます。 仕上がる直前に、一緒に絵を眺めてみることで、 過程の中で「よし。」と自ら思えたことの積み重ねを 「よかった。」に束ねられるよう、やり取りを通して、 一人ひとりの自信に繋げていきたいと思います。 みんなの頑張りに、感謝の秋、です。 ======================= ☆新年度(2015年4月〜)入会ご予約 受付中! ☆通常レッスンの見学も受付中です(要予約) 【幼児クラス:月三回/全3クラス/定員8名】 ・水曜日クラス・・・13:30〜14:30 ・木/金曜日クラス・15:00〜16:00 ☆お問い合わせ:アトリエ5☎ 044-411-5154 =======================
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